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部屋の明かりがぼんやり揺れている。
俺は布団にくるまったまま、動けなかった。
息が詰まって、胸が締めつけられるようだった。
誰かに話しかけられても、返事をする気力はない。
声を出すことすら怖かった。
目を閉じても、頭の中はざわついて消えない。
重たい雲がずっと心の上に乗っているみたいで、息苦しい。
「なんで、こんなに苦しいんだ」
心の中で何度も繰り返す。
スマホの通知音が何度も鳴るけど、画面を見る勇気がない。
触るたびに冷たい感触が手に伝わり、それが余計に孤独感を煽った。
俺の存在なんて、誰にも届かないと思った。
部屋の時計の針がゆっくり動いて、時間だけが過ぎていく。
そんな中で唯一の慰めは、ゲームの画面だった。
画面の中のキャラクターたちは、鮮やかに動いていた。
でも、その色鮮やかな世界すらも、どこか遠いものに感じる。
俺は何かに縛られているような気がした。
自由になりたいのに、身動きが取れない。
「逃げたい」って何度も思ったけど、どこにも行けなかった。
ふと、ゲームの画面に映る自分のキャラクターを見た。
そのキャラが、こちらをじっと見返しているような気がした。
「まさか、そんなわけない」
そう自分に言い聞かせるけど、目が離せない。
胸の奥がざわつき、鼓動が速くなる。
現実と虚構の境目が曖昧になっていくのを感じていた。
ふとした瞬間、手が勝手に動いて、画面を触った。
すると、キャラクターの目がこちらを見ている気がして、鳥肌が立った。
布団の中で震えながら、声にならない叫びを上げたくなった。
それでも、誰にも言えず、黙って耐えるしかなかった。
孤独の闇が深くなり、出口のない迷路に迷い込んだようだった。
スマホの光がまぶしく感じて、目を閉じると涙が溢れそうになる。
過去の楽しかった思い出さえも、色あせて遠くなっていった。
俺は何を失っているのかもわからずに、ただ苦しんでいた。
部屋の隅に積もったホコリすらも、自分の汚れみたいに思えた。
眠れない夜は特に酷くて、何時間も天井を見つめていた。
自分の存在が無意味に思えてきて、泣きたくなるのを必死に堪えた。
「俺はここにいていいのか?」
自問自答しても、答えは出なかった。
スマホの画面に映った自分の顔は、日に日に疲れ切って見えた。
そんな時、画面が一瞬だけブラックアウトした。
その瞬間、何かが画面の奥からこちらを見ている気がして、心臓が跳ねた。
恐怖に体が硬直し、呼吸が荒くなった。
でも、次の瞬間には普通の画面に戻っていて、何もなかったかのようだった。
「気のせいかもしれない」
自分を納得させようとしたけど、気持ちは収まらなかった。
日が経つにつれて、胸のざわつきはどんどん大きくなっていった。
もう何も信じられなくなっていた。
ある日、スマホの画面に映った自分の影が、微かに動いた気がして、目を凝らした。
それは気のせいじゃなくて、確かに誰かがこちらを見ていた。
恐怖と混乱で、部屋の空気が一層重くなった。
「俺は…見られてる?」
そんな疑問が胸をよぎる。
それでも、誰かに話すことはできなかった。
独りで抱え込むしかなかった。
胸が痛くて、心が押しつぶされそうだった。
「どうして俺だけ…」
孤独な呟きが虚しく響く。
なんかちょっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとずーーーーーーーっつ手が抜き始めてるけど
暉にしないでくれよっ(*ノω・*)テヘ☆