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今見つけて見て見たらめちゃくちゃ最高でした!
この作品はirisの二次創作です。黒愛されです。地雷の人は速やかにご退出ください。
それでは、行ってらっしゃい。
悠佑side
俺はメンバーの誰にも言っていない秘密がある。それは俺が中学生だってことだ。バレないようしていかないとね。そんなことより早く準備しないと!
LINE
な 『あにき?会議だよ?』
ゆ『すまん!用事があったの思い出して、ちょっと遅なるから先始めといて。』
な『了解、気をつけてくるんだよ。』
会議があるのは知っとったけど、今日は卒業式の練習で昼まで学校やったんよな。そんなこと考えとらんと早く準備してないこハウス行こ。少し走っていくとすぐについた。
ピンポーン
「あ、アニキやっと来た。何があったの?」
「ごめんな、ないこ。」
ここで本当のことを言うのはまずいから、
「親戚が急に倒れてな、病院行ってたんよ。すまんな。」
「そっか、あにきに何かあったのかと思ったよ。」
ないこも心配性だよな。なんて思っているうちにすぐにみんなのいる部屋に着いてしまった。
「みんな〜、アニキきたよ〜。」
「あ、アニキ!待ってたよぉ!」
まろが抱きついてくる。いつものことなんやけどな。
「まろ、もう飲んどるの?」
「ぽぇ?」
こりゃ飲んどるな。子供組はゲームしてるし、
「あにき、会議は一応終わったからこれ見といて。」
「ありがとな、お礼になんか作ろうか?」
「え?いいの?なら寿司!」
流石に寿司は作れんよ。リーダー。
「流石にすしは、、。」
「そうだよ、ないちゃん!悠くん困らせんといて。」
「初兎!びっくりしたやん。」
「その割には冷静なようで。」
まぁ、知ってたからね。資料を読んでいると
“いれいす同棲企画”
と書いてある。少しまずいことになったかもしれない。
「なぁ、同棲って、どう言うことや?」
「そのまんま、一週間同棲生活するの。」
この期間ってちょうど卒業式の週なんよな。どうしようかな。
「グループに別れたりすんの?」
「サイコロで33になるつもり。都合悪い?」
そうなんよ、悪いんよ。でも、な、どうしようかな。
「、、き?、にき!あにき?!」
「うお、なんや?」
「いや、ぼーっとしてるから。」
「まろの話聞いてよ!」
「ごめんな、」
この際誰かにバラしてまおうかな。こう言う時はやっぱ、初兎やな。
「なぁ、初兎、ちょっと相談。」
「ん?どした?」
「帰りに話がある。」
「わかった。」
そう言ってご飯を作り解散となった。
「悠くん?なんかあった?」
「家来て。」
何も隠さず初兎を家に入れた。まぁ、驚くよな。学校のカバンに制服、そこら辺に投げとるもん。
「制服?」
「そう、俺な、ほんまは中3やねん。」
目を見開いた状態で初兎は止まった。
「、、、ぇぇぇぇぇえええええ!まじ?」
「おう、普通に学校いっとる。こっちに出てきて一人暮らししながらな。」
「てことは、俺ら中学生に色々買ってもらったり、奢ってもらったりしとんの?申し訳なさすぎるんやけど。」
「そんなことは気にせんといてや。」
「まじか、で、なんで急に俺に話してくれたん?」
「同棲の期間中に卒業式があるのとこの家になったら困るから、初兎になら言えると思って。」
「俺に言ってくれたんは嬉しいんやけど、どうするん?」
「その前に手広げて。」
初兎がてを広げた中に入る。抱きしめられる形にする。
「あえ?悠くん?」
「あんな、俺ほんとはもっと怖がりやしみんなに甘えたいんよ。」
顔を見ることはできなかったけど初兎に抱きついた。
「、、、か、、、、、、かっっわえええええええ!?」
「しょ?」
「えなに何、悠くん可愛すぎんねんけど!しかもこれ俺しか知らんのんやろ?さいこー。」
なんか壊れとるけどまぁええか。
NO side
久しぶり人に本性を見せた悠佑はそのまま気持ちよさそうに初兎の腕の中で眠っていた。
「ほんま、申し訳ないことしとったな。別に年齢明かしたところでさらに愛でられるだけやのに。」
優しく頭を撫でている初兎、その表情は愛しいものを愛でているようだった。そのまま悠佑を抱えてベットに連れて行き、一緒に眠りについた。
次の日、
「ゆうくん?おきた?」
その声で悠佑は目を覚ます。
「初兎くん?」
「おん、起きた?もうすぐ会議の時間やで?」
すでに昼であと一時間したらないこハウスに集まらないといけない時間だった。
「どした?」
「、、頭痛い、、」
「まじか、」
ナデナデ
「他にもしんどいところある?」
「なぁい、、」
「一回ないちゃんに連絡してくるわ。」
そう言って初兎が部屋を出る。
prrrr
『はい、どしたの?初兎ちゃん?』
「あ、ないちゃん?今、悠くんの家おるんやけど頭痛いゆうとってな。」
『体調崩してる?』
「みたいやわ。んで「初兎?!どこ?!しょぉ!」ポロポロ
「悠くん?!」
部屋に戻ると泣いている悠佑がいた。
「どしたん?」
抱きしめながら聞くと
「どっかいった、ヒック、どこもいかんといて、グズッ」
「いかんよ、ここおるよ。」
『初兎ちゃん?大丈夫?』
「ごめんな、ないちゃん。」
『いいよ、初兎ちゃん、そこいてあげて。他のみんな揃ってるし必要なもの買ってにきの家行くよ。』
「ん、わかった。あ、でも、きた時、驚くかもやけど、声出さんといてな。」
『ん?わかった?それじゃ、また後で。』
そう言って、電話を切る。
「悠くん、みんなに話そうや。俺がゆうたるし。」
グズッ「わかった。」
みんなが来るまでベットではなく初兎の腕の中で眠っていた。
ガチャ「初兎ちゃん?きたよ。」
みんなが入ってくる。昨日のまま、投げられた制服とカバン、それに気がついたようだ。
「え?どう言う?」
シッ
「悠くんが起きてまうやろ?後で説明するし、それより体温計貸してくれん?」
「あ、うん、これ。」
「悠くん?ちょっとごめんな。」
抱っこしたまま体温計を挟む。
「いつから?」
「起きた時に頭痛いって言ってな。ちょっと薬飲まして寝かせてくるわ。」
そう言って一回悠佑を起こす。
「悠くん、薬のも?」
フイ顔を背ける。
「飲まんと治らんよ?」
涙目になりながら薬を飲んでそのまま寝るのかと思ったら、いふの方に手を伸ばす。
「ん?どしたん?」
「まろ、、、抱っこ。」
「ん、おいで。」
初兎と変わって抱っこする。そのまま、眠りについた。
「それで、しょにだ、これはどう言うことや。」
いふが聞くと
「悠くんの年齢は15歳、いま、中学3年生や。昨日、会議の後教えてもらった。」
「なんで、、」
「聞いたわけやないけど、多分、嫌われるとでも思っとったんやろうな。」
「そんなわけ!」
「りうら、」
「!!ごめん。」
「いいよ、みんなわかっとると思うけど、悠くんやから。」
「そうだよね、アニキ、、だから。」
みんな少し悲しそうな表情で悠佑を見つめる。いふは優しい手つきで背中を摩り続ける。
「まぁ、良くなった時に詳しく聞くとして、少し片付けてお粥とか作っとこうか。まろはそのままにき見てて。」
「まろちゃん、多分離れると泣くから近くいてな。」
「うん、わかってる。」
悠佑が目を覚ましたのはそれから5時間後だった。
「ん、まろ?」
ずっと抱っこはしんどいのでベットで寝かして隣にいた。
「起きた?もう大丈夫?」
「ん、ギュ」
「うん、わかった。」
するとガチャ
「悠くん、おきたん?」
「しょー、」
「もう大丈夫?」
「うん、どこもしんどくない。」
「そっか、みんなにちゃんと説明してあげようや。」
「、、、うん。」
「下、いける?」
「まろ、抱っこ。」
「いいよ。」
いふは悠佑を抱き上げてそのままリビングに向かった。りうらとほとけが部屋を綺麗にしていたのであらかた片付いている。
「あ、おきた?」
「みんなごめん。」
いふの足の間に座ってみんなに謝る。
「それは体調を崩したことに対して?それとも年齢のこと?」
「全部、、、、」
「誰も怒ってないよ?ただ、説明してほしいな。」
「俺、今、中学3年生で、リスナーとか、他の歌い手とかに舐められたくなくて年齢偽ってた。音楽経験が10年なのはほんと、小さい頃から父さんの影響で歌を歌ってる。いれいすに誘われて見え張って年齢偽ってでも、同棲企画の話して隠せなさそうで、しょーなら怒らないかなって思って相談した。みんなを信用してないわけじゃなくて、、」
「うん、頑張ったね、話してくれてありがとう。」
後ろからいふが悠佑を抱きしめる。
「後ね、、、んう、、」
「これは俺から言う?」
「うん、」
そのままいふにうずくまる。
「悠くん、今までの性格作ってたんやって。ほんとは甘えん坊で可愛い末っ子。今、まろちゃんに抱きついてるのもその証拠やな。」
そう言って頭を撫でる。恥ずかしくなったのか顔を埋めている。
「、、、え?可愛い。」
「可愛すぎるんだけど。」
ないふの2人が真顔で言う。
「可愛ぃぃぃぃぃ!!!」
「はぁ?可愛すぎるんだけど。」
叫ぶほとけとなぜかキレているりうら。面白そうに眺めている初兎。
「で、アニキじゃないってことだよね。これから悠って呼ぼ。」
「ん?まろくん?」
「可愛いいいい。」
「んう、」
「まろちゃん悠くんが潰れる。」
「ほんと可愛すぎなんだけど、悠佑、心配しなくても俺らは離れて行ったりしないよ。」
「うん!!!」
可愛い笑顔で頷く。
「んで、悠くん、言わんでええの?」
「あ、あのね?同棲企画の日に卒業式とかあってね?」
「行く!仕事休んで行く。」
「え?まろちゃん?」
「お仕事はちゃんとやらないとダメだよ?」
「ううう、行きタァい。」
「そう言うことか、リスナーさんに公表したくない?」
「ん、みんながいてくれるし、したい。」
「なら公表して、なんなら企画の一部にしちゃおうか。いい?」
「うん、みんなといれるなら。」
ずっといふにくっついている。
「悠?卒業式以前にいつもさ、学校の時間帯とかにディスコとかにいるけど、どうしてるの?」
「んんんんう、行きたい時にしか行ってないから。」
「学校を?」
「僕、悠ね、成績が学校で一番だし、運動とかも一番だから学校行かないでいいって言われてたから行ってないの!凄いでしょ!」
可愛い声で可愛らしい笑顔で言うと
「うん、凄いね。」
いふはデレデレな顔で頭を撫でる。
「まろ、顔緩みすぎ。」
「可愛いのは同感だけどね。」
「悠が中学生であることの公表をする前にVOISINGのメンバーにも伝えないとね。」
悠佑はそれを聞いて少し目を開いた。
「ちょっとごめん、電話してくる。」
そう言って部屋を出て行った。
今回はこれで終了です。
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