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デホかセミはどうでしょう?
サノナム
R15くらいかな
サノスの浮気現場(事後)を見ちゃって家を飛び出すナムギュのお話です。
124 ナムギュ
230 サノス
サノスがガチクズになってますので注意
…
仕事でこき使われ、ヘトヘトになった身体。覚束ない千鳥足でやっと家まで辿り着いたと言うのに。
124「ただいま、アニキ…」
230「oh、ナムス!帰ってきてたのか?」
びしゃびしゃに濡れた女物のブラジャーと紐パンが無造作に転がっている。使用済みのコンドームが1つ、2つ…おまけに裸の彼氏。女の姿はないから下着なしで帰ったようだ。
こんな決定的な場面を見られても焦りもしない。縋ることもせず、ただいつも通りに接してくるこの男。
1つの好きは99の嫌いに勝つ、とかなんとか言うが、俺の場合そんな事はない。50の好きと50の嫌いが戦っていて、嫌いが一つでも点を多く取れば嫌いになる。好きでもそうだ。
好きは負けた。はっきりわかった。
こんな明らかな事があるだろうか?
今までも薄々気がついていた。首についた得体の知れないキスマーク、ゴミ箱に捨てられた身に覚えのない使用済みのコンドームを何度も見てきた。普段短気な自分がずっと我慢できていたのが不思議なくらいだ。
230「ナムス、どこ行くんだ?」
124「頭、冷やしてきますから。ご心配なく」
230「そうかぁ?早めに帰ってこいよ」
124「では」
もう帰るつもりはない。あの家に貴重なものなんて信用してないから置いてないし、所詮薬を貰うために「仲良く」していただけだ。なのに、なのに涙は止まらない。
はっきり嫌いになったと分かったからだろうか?それがショックなのか?
自分のことなのにさっぱり分からなくて息がし辛かった。
家を出て、それから乱れた泣き顔を他人に見られることにも気にせずに走った。
財布も携帯も持ってたから途中で適当なコンビニに寄って、メンソールの効いたタバコと安いテキーラを買った。
タバコを買う時もアイツはメンソール嫌いだったよななんて思い出したくないことを思い出した。
割るための水なんか持ってないし自分のことがどうでも良くなってたからストレートで飲んだ。味わうためではなかった。ただ、酔いたかった。ただただ、酔いたかった。
最悪な気分に急に酒を流し込んだもんだから悪酔いした。
それでもよかった。少し、忘れられた気がしたから。
タバコを吸おうと思ったらライターを買っていないことに気がついた。わざわざコンビニに戻るのも面倒くさくて後でいいやとケツのポケットに突っ込んだ。
…
ここでナムギュと誰か合流させたいのですが誰がいいですかね?リクエストください!全く関係のない人でもなんとか作りたいと思ってます!(できる限り)