テラーノベル
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「別れよう。」私はそう彼に伝えた。
真夜中の雨の中、雨の音に消されて欲しいとさえ思ってしまうほど、小さな声で振り絞った。
涙が止まらず、気が緩むと「別れたくない」と言ってしまいそうで、ひたすら気持ちを押さえ込んだの。
どうしてこうなってしまったのだろうか。
彼も私もこんな未来は予想していなかった。
いや、彼も私も考えたくなかっただけなのかもしれない。
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