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千「ボス、そろそろ時間です。」

武「…うん。」


今日はどっかの知らない裏組織と話し合いがある。

と言うのも、うちのモブがやらかしたというけんに付いてだ。

モブも、どっかのボスも、みんなみんな面倒臭い。

話し合いも、行動も、全部……


全部面倒臭い。




千「今日は俺と黒川イザナがお供します。運転は蘭が。その他は他の仕事に向かっております。」

武「…敬語やめてよ。気持ち悪いから」

千「ぁ……悪い。さっき部下が居たからつい。」

武「居ない時はいいって言った。忘れないでよね。」

千「……あぁ。悪かった。」(…今日はバット入りそうな雰囲気だなこいつ…)

武「…どこの待ち合わせ?」

千「場所は今廃虚になっている宗教場。」

武「…どうせ罠じゃん」

千「前言ったぞ〜。けどお前、いいって言ったじゃん」

武「……言ったっけ」

千「言った。」

武「…そっか…じゃぁ言ったのか、ってか車まだなの?」

千「…遅いな、連絡入れてみる。」

武「うん。」



ププーッ! 🚗³₃


蘭「ごめ〜ん!ちょっと寝ぼ〜」

千「タケミチ呆れてんぞ」

武「なんでもいいけど向こうに着くの遅れないでよ。めんどそうな相手だし」

蘭「よゆ〜♡」





武「モブさん、お待たせいたしました。早速お話いたしましょう」

モブボス「いやぁ、すまないね、わざわざこちらまで。」

武「いえ、こちらの責任もありましたので。この件、この金額で足りますか?」

モブボス「ん〜…そうだなぁ……、部下よ、少し出てくれ。」

モブ部下1「御意。行くぞお前ら。」

モブ部下2〜5「御意。」

千「……」

イ「…」

武「…2人もちょっと出てて。」

モブボス「お〜!流石!わかってくれたか!」

イ「뭔가 있으면 쏴라.」『何かあったら撃て。』

武「…。」





武「それで?部下を出してまで内緒話って…何ですか?」

モブボス「いやぁ……、君はそこそこのヤリ⚫ンだそうじゃないか…この意味、分かるかね?」

武「……この金額では足りないから、俺の体をよこせと、?」

モブボス「惜しい〜。ぶっちゃけ、金よりそらちが使ってる銃を譲って欲しいわけだ。プラス、君の体だ。勿論、金額はこれより安くしよう!どうだ?悪くない話だろう?」

武「……ふふっ面白いですね。俺、そんなにちょろく見えますか?」

モブボス「ほう、そうでないと、?」

武「……」

モブボス「部下に体を貸してるくらいだ。見えないわけが無いだろ?な?どうだ?」

武「……」




それから、出ていったと思われた敵のモブ達が数人入ってきた。

手荒に縄で手首を縛られ、押し倒され、モブボスと体を重ねた。

気持ち悪い。

全然嬉しくない。

気持ちよくなんてない。

こんな事なら早くコロしてしまいたい。

でも、それもまた面倒だった。俺は諦めることしか出来なくなった。

皆を救いに救って、自分の事なんて脳内には無い。みんなの事だけしか考えてなかったあの頃の俺。どうヤダで頑張ってこれたのか、もォ覚えてない。


イザナくん…千冬……ごめんね……皆ごめん…。おれ、もぉダメだ……。




「汚くなっちゃった……。」




2時間後





イ「あいつさすがに遅くねぇか。」

千「ッスね……」

イ「……おい、向こうの部下は何処にいる?」

千「………イザナくん、俺ちょっと嫌な予感するっすけど…。」

イ「…戻るぞ」


モブボス「はぁ〜、気持ちよかったよ、武道くん♡」

武「……縄解いてもらっていいすか。」

モブボス「あぁ、忘れてたよ、モブ、取ってやれ」

モブ1「御意。」


縄を解かれた武道の手首は締め付けすぎによるアザが出来ていた。

モブボスからヤられてる最中に首を絞めるなどの行為のせいか、武道の首には手の形の痣が出来ていた。


その縄をとかれた瞬間武道は服の裏に予め隠しておいた銃を取り出し、

縄を解いたモブ1名の頭を撃った。


バンッ!!



武「……」

モブボス「?!お前達構えろ!!!!」


そうして武道へ向けられる銃口前に、武道の行動が早かった。



バンッ!バンバンッ!バンッ!!バンッ!バンッバン!!


何度も何度も何度も……もう生きていないタヒ体へと撃たれる。

何度も……。

『カチャッ、カチャッカチャッ』…その銃口に玉はない。

だけどそれは続けられる。



ガチャっ!!

千「武道!!」

イ「ッ……、」

武「ハァッハァッ…ハァッ…」


武道は裸だった。その体は肋の骨までも見え、細くてすぐ折れてしまいそうなくらいの手首には痣。

武道の身体には少なからずも付いている、モブボスの物であると考えられる精シ。

穢らわしいくも気持ちが悪い。



イ「お前、何された…」


低いトーンでたけみちに話しかけるイザナ。

それに続き千冬が武道に自分のジャケットをはおらせる。


千「…帰ろう。」

武「……」



そのまま、蘭の運転でみんな無言のまま家まで帰る。




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