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相棒の居ない世界

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相棒の居ない世界

1 - 相棒の居ない世界

♥

46

2026年01月03日

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〔 2周年記念作品 - 読み切り 〕


・軍パロ

・フィクション

・mzyb(d!)様出てきます

・ご本人様には関係ありません

・エセ関西弁

・口調迷子

・nmmn



旧海賊(zm視点→sho視点)


死ネタ注意


自衛して下さい。


コメ欄では伏字をお願いします。





















相棒きみの居ない世界


- 最高幹部と彼岸花









































『俺等二人で大切なモンを護ろうや、この国含めて』






目の前には、血塗れの相棒が転がっている。



互いに拳を突き出して誓った。



今はもう、返ってはこない拳。



あの時の誓いは、瓦解した。



そして今、俺の心も瓦解した。






彼岸花。



君とまた出逢えたら。












[ zm視点 ]



九歳の時、俺等は兵士に助けられた。

敵国との戦争が始まったばかりの頃だった。

親とはぐれ、逃げ遅れていた俺とshoは、街の方まで来ていた敵国の兵に殺されそうになっていた。

その時、この国の兵士が、俺等と敵国の兵の間に割って入ってきて、俺等を逃してくれた。

恐怖の中、兵士のその姿に俺は小さな憧れを抱いた。


それから、俺等が十歳になった頃にやっと、戦争は終わりを告げた。

あの兵士は、俺等を逃した後敵国の兵に殺されてしまっていた。

けど、あの兵士のお陰で、俺とshoは今生きていられる。

戦争は終わって、以前の生活がある程度は戻って来た。

しょうがない事だ。

けど、あの時俺達は兵士を見捨てて逃げた。

名前も知らない兵士だ。

それでも俺はもう、逃げるなんてことはしたくない。



「sho。 ……俺、軍に入るわ」



躊躇いながらもそう告げれば、shoは一瞬目を見張って、それから破顔した。



「ばーか!zmお前何一人で行こうとしとんねん!俺だって行くわ!!」



どうやら此奴も俺と同じ気持ちだったらしく、俺が一瞬言うのを躊躇ったのは何だったんやと思いつつも、心なしかホッとした。



「sho試験落ちんなよ?w」

「俺の心配なんてしてへんで自分の心配したらどぉですかぁ?w」



気付けば何時もと同じ空気になっていて、二人顔を見合わせて笑った。



「zm、二人共晴れて入隊出来たらなんやけどさ、」



一度間を置いて、それからshoは口を開いた。



「俺等二人で大切なモンを護ろうや、この国含めて。あの人みたいに」



「な?」と視線で俺に問いかけながら、shoは拳を突き出してきた。

この問いに対して俺は何も答えない。

ただ、目の前に突き出された拳に向かって拳を突き出すだけ。


この日、口頭だけ ーー 否、口頭ですらないが、二人に間で誓いが成立した。












軍人は、生半可な気持ちでなれる程やわな職業ではない。

だからこそ周囲にも、俺等自身にも、この気持ちが生半可なモンではないと分らせなければならない。

周囲の子供達が遊んでいる中、俺とshoはひたすら自分を鍛えた。

身体を強くして、ナイフやシャベル、木剣などと言った玩具の武器を使って、泥まみれになりながらも切磋琢磨していった。


それから三年。

当初は猛反対だった両親も、俺等の気持ちがふざけたようなものではないことを理解したのか、乗り気ではないものの「諦めたらあかんで」と応援してくれるようにはなった。

そんな両親の支援の下、俺等は軍学校へ入学した。


それからは、今までの訓練がただの遊びだったと感じる程に過酷な日々だった。

全寮制で、午前は座学、午後は実技。

食事は全員同じものを食べ、朝と夜の自主鍛錬は半ば強制的なものだった。

俺等は、死ぬ気で努力した。

周りに置いていかれぬように、この先、この国の軍へ入れるように。






二年間、必死になって鍛錬に取り組んだ俺等は、無事、軍学校を卒業することが出来た。

だが、軍学校を卒業したからと言って、必ずしも軍に入れる訳ではない。

やっと地獄のような日々あの生活が終わるのかと安堵したのも束の間、軍の入隊試験の日がやってきた。

試験は三日に渡って行われるようで、試験日程の説明で初日にハッキング,対人戦の試験、二日目に射撃,指定区域での乱戦の試験、最終日に書類試験と個人面接を行うと告げられた。


初日。

まず初めにハッキングの試験。

ハッキングについては、軍学校で最低限を学んだ程度。

特に俺等は、戦闘関係の講義を専攻していた為、ハッキングについてはド素人。

つまり、初手から詰んだ訳である。

その最低限の教養からハッキングを試みようにも、流石は軍の入隊試験。

全く歯が立たなかった。

そして何も成せないまま、制限時間の二時間は過ぎ去っていった。



「………」

「何やzm。初手から盛大にやらかしたんか?w」



「何でお前はそんな余裕なんや」と懐疑的な目で見ると、shoはあからさまに口角を上げた。

何でや。

shoは軍学校でハッキング関係の講義はほとんど受けてなかったはず。

俺と同じくらいの成績のはずだ。



「いやいやzmさん舐めてもらっちゃ困りますよ〜w」

「…チッ」



あかん。

一発入れたくなってきた。

しかし今は入隊試験。

試験以外での暴力行為は禁止だ。

後で絶対見返してやると心に誓いながら、次の試験会場へと向かった。


次の試験は対人戦。

受験者同士でランダムの二人ペアを作り、それぞれで模擬戦を行う。

至ってシンプルな試験だ。

けれど、それ故に高評価を得るのが難しい。



「次、706番と1211番」

「「はい」」

「ソラと申します。よろしくお願いします〜!」

「……よろしく」



俺の対戦相手はどことなく雰囲気がshoと似ていて、shoとの訓練の日々を彷彿とさせた。

だからこそか、絶対に負けてやる気はなかった。

脳裏に映るshoが、負けた俺に対して死ぬ程煽り散らかす情景が容易に想像できたということもあるが。

武器の木剣を握り、開始の合図を待つ。

反射神経も試験項目なのか、合図は一向に来ない。

まだ始まらんのかと焦り始めた時、開始の合図が鳴った。



「ッッ!」



先手を取られた。

急いで防御の構えを作り、相手の攻撃を凌ごうとした。

ただの直感だった。

それでも、本能が危険だと叫んでいた。

……防いだら負ける。

俺は構えを少し変え、カウンターに出ることにした。

正面の馬鹿正直な力技と見せかけた隙への不意打ち。

防御の構えを変えていなかったら、完全に一本入れられていた。

ただ、俺が行ったのはいなしてからのカウンター。

どうやらこの相手はカウンターされるとは思ってなかったのか、俺が攻撃をいなした時点で体勢を崩し、そのまま一本入れることができた。



「……一発目から仕掛けるなら、それを対処された後のことも考えな殺られるで」



一瞬で一本入れられたことに驚いたのか、対戦相手から急にアドバイスをされたことに驚いたのか、ソラと名乗った其奴は、情けなく口を開けて固まっていた。

流石にもう一戦やるかと思い試験官の方を見ようとしたら、既に止めの声が入った。

この手の試験は、短時間で終わらせることが評価に繋がる訳ではない。



「まずったか……」



思わず本音を溢しつつ、質問する。



「あの、これだけで良いんすか」

「ああ。今日の試験はこれで終わりだ。木剣を返却してそのまま部屋に戻れ」

「分かりました」



負けない為にカウンターへ出たが、あのままカウンターをせず対戦を続けることもできた。


寮の部屋へ戻るなり、先に試験が終わっていたらしいshoが声を掛けて来た。



「あれ、zm試験どうだったん〜?」



shoの呑気な問いに、つい、 戦闘試験前の脳裏にチラついたshoを思い出してしまった。



「……チッ」

「……あれ、zmさんもしかして…?w」

「んな訳ねぇやろ。圧勝や圧勝。そういうお前こそどうなんや」

「え〜俺?完勝」

「……チッ」



何故か負けた気がした。

これ以上shoと一緒に居ると本気で殴りそうだった為、早々にその場を切り上げることにした。

そして、指定された部屋へ向かい、ドアを開いた。



「あっ…!」



一体どれだけ運が悪ければ、先程負かした相手と相部屋になるのだろうか。



「……どうも」

「…なぁ、どうやったら、あんさんみたいに強くなれんのや?」



どう気まずさを乗り越えようかと考えていた俺の脳は、目の前の人物の唐突な質問により一瞬にしてフリーズした。






入隊試験二日目。

初めは射撃試験。

ショットガンでの近距離射撃の精密さと早さを測るものと、スナイパーライフルでの遠距離射撃の精密さを測るものの二つ。

俺は軍学校で射撃ーー特に近距離の方ーーの講義はしっかりと選択していたので、昨日のハッキング試験の二の舞にはならない、と思いたい。

……緊張で手ェ震えて弾外しまくったらどうしよ。



「次、1211番、前へ」

「はい」



的の数は三十。

配布される弾数も三十。

それに対してショットガンに一回の装填で入るのは二十発まで。

恐らく、リロードの手際の良さも試験項目なのだろう。

軍学校での俺の近距離射撃の成績は上位二桁台。

そろそろいい成績を取って確実に入隊出来るようにしたい。



「ーー始め!」



一番良いのは最速のルートで、且つ、最少の弾数で的のど真ん中を撃ち抜くこと。

ただ、そんな芸当は俺には出来ない。

だから俺は、最速のルートと最小の弾数で的を撃つ。

射撃の精密さは二の次だ。

例えば此処が戦場だったとして、前線にいる俺はいかに早く目の前の敵を殺れるかが試される。

その時、相手の急所を狙うのは良いが狙い過ぎてはいけない。

急所を狙おうという気に囚われて、周りが見えていなかったら意味がないからだ。

そんな試験とは少し外れたことを考えていたせいか、初めの二十発は二発逃してしまった。

弾丸を装填して再び十発。

今度こそ外さなかった。

我ながら中々の命中率に内心喜びしつつ、礼をして長距離射撃の試験の方へ移る。

こちらは、千メートル離れた場所に設置された五つの的を射撃するだけ。

試験項目はスナイパーライフルの装填から射撃までの動作と、射撃の精密さ。

大まかに分けるとこんなとこだろう。

近距離射撃には劣るが、俺の軍学校での成績では遠距離射撃も中々だった。

実際、この試験でもある程度以上の成績は取れたと思う。


続けて、指定された広範囲の区域での乱戦の試験。

いくつかのグループに分けられ、そのグループごとに制限時間を過ぎるまでまたは最後の一人になるまで戦わされる。

実際、軍学校では似たような試験があった。

だだそれは、飽く迄も数十人規模で行われていたものであり、今回行う数百人規模のものとは訳が違う。

改めてこれが軍学校での試験遊びではなく軍の入隊試験であることを認識させられた。



「次、Dグループ」



人数は二百五十程度。

試験区域は中々に広いが、この人数で行うとなるとどうしても狭く感じてしまう。

また、身を隠せる場所は俺の近辺にも何ヶ所かあるが、多対一になる可能性を考えるとその数は絞られる。

これが試験でなければ、多対一の状況でも訓練だと思って戦えたが、流石に今は控えたい。

取り敢えず、近くの一番隠れやすそうな場所で気配を消して他の試験者が来るのを待った。


このような形式での戦闘で、俺の最大のアドバンテージとなるのは隠密からの奇襲だ。

気配を消して、俺が敵の死角に入った瞬間に急所への寸止めを行う。

そうして何人かを脱落させたところで、制限時間が来た。


部屋へ戻れば、ソラが居た。



「あ、zm。どうやった?」

「射撃はまぁまぁ良かったで。ソラは?」



昨日、試験後に再会を果たした俺等の会話は、ソラによる熱烈な質問から始まった。

どうやったら強くなれるのか、と一心に詰め寄って来る姿に気圧けおされた俺も、初めこそ「なんで俺が」と突き返していたものの、諦めて冷たくあしらった途端ソラに余計に食いついて来られた。

そこからは、口論という名のアドバイスのぶつけ合いが続くという、何とも奇妙な出来事が起こった。

そんな普通とは言い難い過程を経て、無事俺は気まずさから脱することができた。



「俺は近距離射撃がちょっとやばいかもやわ。遠距離はええねんけど近距離は距離と射撃の正確さが上手く噛み合わんのや」

「うわそれめっちゃ分かるわ!俺も軍学校に居る時経験してん!」



くして、俺等は今日も戦闘に関する話に花咲かせた。






入隊試験最終日。

初めの書類試験は想像の通りの結果となり、残るは個人面接のみとなった。

誰が担当するかなどは知らされておらず、あるいは総統様が担当になる可能性もあり、俺を含めて周囲の受験者達は少しばかりそわそわしていた。



「1211番」

「はい」



そんな中、ついに俺の番がやってきた。

失礼します、と言って入室すれば、長身の男が座っていた。



「よろしくお願いします」



一礼をして勧められた椅子に腰をかければ、面接が始まった。

目の前の人物から発せられた声は、想像よりも高く綺麗なバリトンボイスだった。

威圧的ではないが、威厳のある声。

少なくとも幹部クラス以上の人物だと思った。



「ところで、君は何故この軍に入ろうと?」



当たり前の質問だった。

ただ、その質問に含まれた威圧に、思考が一瞬止まった。



「……数年前、戦争の時に命をかけて自分を助けてくれた兵士がいたんです。その人の姿に憧れて、俺は自分の大切なモノを自分で守れるようになりたいと思いました。その為に、俺はこの軍に入ることを決めました」



目の前の人物は、軍人としての本質を持っていた。

数年前のあの日、俺が憧れたあの兵士もきっと、この人と同じように軍人としての本質を持っていたのだろう。






三日間に渡る軍の入隊試験は終わり、数日後にはshoも含め合格の旨が伝えられた。

あの日の誓いから六年。

俺とshoはその誓いへの第一歩として、s国軍への入隊を果たした。






俺が配属されたのは、shoやソラと同じ近距離部隊。

shoはまだ分かるが、ソラも一緒だったのは少しばかり意外だった。

そして今日から、部隊での訓練が始まる。


訓練場に着けば、大半の兵士は既に整列していた。

新人は新人で整列し、短く挨拶をする。

知り合いは二人だけだと思っていたが、一つだけ見知った顔があった。



「近距離部隊隊長のフューラーだ。俺はこの部隊の隊長でありこの軍の最高幹部である為、訓練場を空けることもあると思うが全員真面目に訓練に取り組むように」

「「「了!!」」」



どうやら俺の面接に担当したのは最高幹部様だったらしい。

立っているだけで威厳と軍人の本質が滲み出るその姿に、俺はあの日以来の憧れを覚えた。



「おい新人共ー!訓練始めるぞー!」

「「「了!!」」」



訓練の基礎である体力作りは軍学校時代でも死ぬ程行っていた。

その時も初めはキツく感じたが、今回はそれ以上にキツい。

軍学校時代の三割り増しのそれに、俺等新人は早くも根を上げた。



「きっつぅ。……え、これを毎日やるん?嘘やろっ?!」

「shoうるせぇ……」

「お前等よう会話出来んな……」

「ソラも会話してるやん……」

「おいそこー!模擬戦始めるぞー!」

「「「…了」」」



俺は今日、軍人の過酷さを改めて理解することとなった。






入隊から数ヶ月。

訓練にも少しずつ慣れ始めた頃、ついに初任務の日がやってきた。

先輩兵士数名と共に行う比較的簡単な任務だった。



「zm、準備は良いな?」

「うす」

「じゃ行くぞ」



先輩達に連れられ、任務に関するノウハウを叩き込んでもらいながら、俺は初任務を無事終えた。






入隊から三年。

訓練には慣れ、任務も複数回こなし、大分軍での立場も安定してきた。

また任務は、元々俺は戦闘特化だった為、従って戦闘系のものとなる。

そして今日、俺はsho他数名と共に戦闘任務を務める。

内容は国内の反逆組織の殲滅。

この組織は一年程前に出来たもの。

それ程大きな組織という訳でもないが、危険の芽は早いうちに摘んでおきたいらしい。

戦闘の準備をして、俺等は敵地へ赴いた。



「作戦はさっき言った通りや。準備はええか?」

「おうよ」

「「はい」」



三年ともなれば、後輩も出来る。

俺とsho、そして後輩数名と共に突撃のタイミングを窺う。

因みに今回の任務のリーダーは俺で、作戦や突撃のタイミングは俺に一任された。

この種の任務が初めてという訳ではない。

ただ、リーダーは初めてだし、加えて後輩も居るとなれば少なからず緊張もする。

また、この任務のリーダーである以前に、俺はshoを除いて先輩だ。

先輩には後輩を守る義務がある。

そんなことも含めて緊張を心に孕みながらも、時間はゆっくりと進んでいく。



「……sho、3、2、1…go」



斥候役として、まずはshoが敵中へ向かう。

少しすれば、shoの煽り文句と戦闘音が聞こえてくる。



「だ、誰だお前はっ!」

「お前等に名乗る名前なんかねぇわ!俺の目の前でとっととくたばれや!!」



shoの戦闘を遠目に、俺は突撃の準備をする。

そして、shoの戦闘が激化する直前。



「3、2、1…go!」



shoの周りを囲う敵へまずはショットガンを数発。

それから投げナイフを取り出し、それもまた敵の急所へ。



「お前等リーダー格と数人は殺すな!生け捕りにしろ!」



後輩等へ注意を出しつつ、少しずつ敵を殲滅していく。

敵の大半は死んで、残るは数名となった。

敵の人数的にも、俺等の技量的にも、ほぼ無傷で任務を終えられると思ったその瞬間。



「zm先輩、終わりましーー」

「ばっ、お前っ!!」



確かに、この俺等の圧倒的勝利という状況で慢心してしまう気持ちも分かる。

分かるが。



「グッ……」



せめて、本当に全員が死んでいるのか、または生け捕りされているのかを確認してからにしてほしかった。

腹部で感じた突然の熱さに顔を歪めつつ、目の前の敵をショットガンで撃ち殺す。

ショットガンの反動と、腹部への激痛で思わず倒れ込みながらも全体の状況を素早く確認する。

どうやら、今俺が倒したので最後だったらしい。



「zmッッ!!」



涙で顔を歪めて此方へ来るshoは、どうにも似合っていなかった。

そんな場違いなことを考えつつ、俺は静かに口を開く。



「……俺以外全員無事やんな?なら生け捕りした奴等連れてとっとと帰るで」

「そんなことよりzmの手当てを……!」

「ええよ、これ、そこまで深ないから」

「………分かった。けど、軍戻ったらちゃんと手当て受けろよっ…!!」



軍の後処理班に連絡を入れ、shoの肩を借りつつ俺等は基地へ帰った。


基地に戻り手当てを受けた俺は、リーダーである為隊長に今回の任務の結果を報告しなければならない。

腹部の痛みに苛つくも、流石に隊長の前でそんな粗相は出来ない。

気を取り直して、俺は隊長室へ向かった。



「失礼します、zmです。任務の報告をしに参りました」



ノックをして返事を待てば、中からはあのバリトンボイスが聞こえた。

部屋に入れば、隊長は机から顔を上げた。

その、全てを見透かされているような感覚に思わず緊張で顔が強張こわばる。



「組織は殲滅しました。名簿も確認したので間違いないです。リーダー格と他三名は生け捕りにして現在地下牢に入れています。また、任務に行った兵士の中に大きな死傷者は居ません」

「……ほう?俺の聞き間違いでなければ大きな死傷者は居ないと言ったな?」

「…はい」

「はて、聞いた話ではzmが腹を縫ったということだが、それについてはどうだ?」

「ぁ…い、いや、それはっすね、その、大した怪我じゃないと言うか何と言うか……。…嘘言ってすんませんでした」

「…まぁいい。次は気を付けろ」

「…了。失礼しました」



隊長の言葉に気圧けおされながら、俺は隊長室を後にした。



「……あの、zm先輩」

「ん?何や?」

「その、任務で俺、ガバって先輩に怪我負わせてしまいすみませんでしたっ!!」

「あー、ええよ、そんなん。大した怪我やないし。それよりも、次からは任務中に油断せんでな?喜ぶにしてもせめて周囲の確認をしてからにしてや」

「了っ!以後気を付けます!」



「あ、zm!お前腹の傷大丈夫か!?」

「ん?大丈夫やで」

「お前ほんまっ…!俺めっちゃ心配したんやで!?ソラもやけど!」

「あーはいはいw 悪かったってw」

「お前絶対分かってないやろ!w」



何時も通りのshoとの会話に、少しホッとした自分が居た。












「あれ、zm、ソラ何処に居るか知っとる?」

「ん?確か昨日任務あるみたいなこと言ってたで」

「そうなん?まあええわ。ありがとなー」



そんな会話をした翌日の夕方、任務に行っていた連中が帰って来た。



「……あれ、ソラ居なくね…?」

「任務行ったんって何人やったっけ……」



何時もだったら、任務帰りのソラが愚痴りながら俺等の所に来るはずだ。

なのに、任務から帰った連中の中にソラの姿は見えない。

頭の中に、最悪の展開がぎった。



「あの、zmさんとshoさんですか…?」



ソラと一緒に話している所を何度か見たことのある隊員だった。



「…そうやけど」

「っあの、ソラのことなんですけど……。…その、ソラが二人にごめんって……俺が、任務でガバってっ、そしたら、ソラが俺をっ庇って……っ、…ごめんっなさいっっ。俺がガバらなければソラはっっ……」



ソラが死んだ。

俺等が最も危惧していたことだった。

死んでいなければ、せめて、重傷だったとしても生きてさえいれば。



「……お前がっ…!!」



「お前が死ねばよかった」なんて、ただの俺のエゴ。

ソラが此奴を庇ったということは、ソラが此奴を生かすことそれを望んだということ。

そう分かっていても、突然のソラの死にが耐えられるはずがなく、その原因でもある目の前の人物を責めようとした。

だが、目の前で泣きながら必死に謝っている姿を見て、一瞬頭は冷静になった。

なってしまった。



「…………そ。話はもう終わりか?なら俺は行くで」



行き場を失った俺の怒りと哀しみは、何処か別の場所へ行く訳でもなく俺の中に留まり続けた。


暗い部屋の中で独り、怒りや哀しみと共に何とも言えない感情が渦巻いていた。

それが、誰に対して、何に対してなのかは分からない。

ただ、心の何処かにぽっかりと穴が空いた気がした。






今日も訓練だ。

けど、その訓練の場にはもう、ソラは居ない。

少しだけ、もしかしたらという希望もあった。

ただ、その小さな希望すらもありえないということは、この訓練場にソラが居ないということが物語っていた。

大した埋葬などなかった。

それがこの軍では当たり前だから。

それでも、ソラを助けることが出来なかったというやるせない気持ちが溢れていく。

shoはどうしているだろうかと顔を少し上げれば、同じくshoも俯いていた。

声をかける気なんて起きず、動かしたくもない身体を無理矢理動かして、訓練を始めようとした。



「zm、sho、来い。少し話がある」



背後からバリトンボイスが響いた。

訓練に真面目に取り組めていないからだろう。

返事だけして、俺等は隊長に着いていった。



「何故呼ばれたか分かるな?」

「……訓練に真面目に取り組めていないからです」

「そうだ。では、その理由も分かるな?」

「ソラ…仲間が、死んだからです」

「そうだな。確かにお前等はソラと特に仲が良かった。だが此処は軍だ。友人を作る為に来る場所ではない。此処では、昨日までは隣に居た奴が次の日には死んでいる居なくなってるなんてことは日常茶飯事だ。その度に気を落としているようじゃ、此処での仕事は向いていない。今すぐ去れ」

「っ……」



現実を突き付けられた。

酷く悲しい現実だ。

言い返したい。

けれど全くもってその通りだった。

確かに、同期や先輩、後輩にも、仲間の死に堪えられず辞職する者は少なからずいる。

だからこそ、何も言えなかった。



「だがな、それでもお前等が、此処を辞めないと言うのなら、」



一度間を置き、息を吸って、隊長は大声で捲し立てた。



「甘ったれるな!!!お前等が入隊試験の面接で言ったことは何だ!?大切なものを全て護るのだろう!?その為に此処に入った!!ならば諦めるな!甘ったれるな!!強くなれ!!!護りたいものを全て護る為に!!強くなって自分で護れ!!!」



頭を思いっきり殴られた気がした。

けど、数秒前の弱気な俺は消えていた。



「「っ了!!」」



隊長に説教された喝を入れられた俺等は、何時もの数倍は濃い訓練を行っていた。






ソラの死から数日。

ようやく、ソラの墓参りに行ける。

shoと共に、ピンク色のスイートピーの花束を片手に墓地へ向かう。

はっきりとした別れの言葉などなかった。

軍人ということを考えれば当たり前だが、やはり寂しいものは寂しい。



「……ソラ、お前、なんで先に死んでまうん……」

「何がごめんや。謝るんなら生きて帰って来いよ……」



二人で手を合わせて祈れば、墓の周りの彼岸花が僅かに揺らいだ。












「zm、訓練場行く?」



今日俺等は訓練が休みだ。

その為、溜まっていた書類を片していた、のだが。



「ちょっと待ってや。この書類片してから行ーー」

「全隊員へ通達する。」

「「っっ!」」

「先刻、我が国はy国に宣戦布告をされた。よって、これより我が国は臨戦体制に入る。全隊員、即刻、各部隊隊長の指示に従い各自行動するように!」

「「了!」」



自主練をしようとしたが、どうやらそれは実践になったらしい。

俺等は自分のショットガンと弾丸、剣、ナイフを持って隊長の下へ向かった。



「第六隊、第七隊、第八隊は避難民の誘導と補給、応援の準備、その他の隊は全員前線へ向かえ!」

「「「了!」」」



第三隊である俺とshoは前線へ向かう。

入隊後初めての戦争。

内心、物凄く緊張していた。

ただ、それは周りも同じようで、同期や先輩後輩関係なく周囲の人等全員の顔が強張こわばっていた。


前線に着けば、人の気配のない閑散とした村があった。

遠目には、敵国の軍が見える。

これから、あの大勢との殺し合いが始まると思うと、少しゾッとした。


開戦の合図により始まったこの戦争。

もう、この戦争に勝つしか、俺等が生き残る術はない。

あの日の誓いを胸に、俺の戦いは始まった。


戦争開始から七日。

戦っては後退してを何度も繰り返した。

敵国もこの国も、少しずつ戦力が減っていく。


戦争開始から三十一日。

この国の戦力も、初めの八割程に減ってきた。

それでも、敵国よりは優位だった。


戦争開始から五十三日。

敵国との戦力の差がかなり明らかになってきた。

勝てる、と思えてきた。


そして、戦争開始から六十日。

後少し粘れば、この国の勝利だった。

俺もshoも、ひたすら前線で戦っている。

体力も削られてはいるが、日々のあの過酷な体力作りが功を成し今も戦えている。

本当に、後少し。

やっとこの戦争が終わるんやなと思った瞬間とき



「あっ……!」



チラリと相棒の方に目を向ければ、shoは複数人の敵に囲まれていた。

shoも、何時もならあの人数相手でも戦えただろう。

ただ今は、戦争の真っ只中。

今のコンディションではどうなるか分からない。

ソラの時と似た不安が、頭をぎった。

半無意識的にshoの方へ向いた俺の意識と身体。

しかしそれは、皮肉にも、日々の訓練で鍛えられた俺の反射神経により、自分へ向けられた攻撃を防ぐことに神経を注げられた。

目の前の敵を片して再びshoの姿を探せば、倒れる彼の姿が見えた。



「シャオッッ……!!」



倒れたshoの華奢な身体を、まるで彼の死を嘲笑うかのようにもう一度剣が貫いた。

血飛沫。

それが、誰のものかは分からなかった。


数時間後、インカムから戦争の終わりを告げられた。

今日は、ソラの命日だった。

俺だけ、生き残ってしまった。






「………」



ああ、またや。

また、仲間が死んだ。

また、護れなかった。




相棒s h oが死んだ。




戦争で、複数の敵兵を相手に殺られた。

助けようとした。

けど、相手をしていた敵兵に手こずって、叫ぶ余裕なんかなくて、気付いた時にはもうshoは殺られていた。

戦争は勝った。

少なからず被害はあったが、それでも多少で済ませられる程度だった。

別に、shoが特段弱かった訳ではない。

むしろ、一般兵の中では強い方だ。

ただ、居た場所は最前線で、多くの敵兵を倒した後で、他にも多くの敵兵に囲われて戦っている中だった。

間が悪かった。




あの時、俺がもっと強かったら。




そう思わずにはいられなかった。

俺がもっと強かったら、shoは死んでいなかった。



「クソッ……俺がっ…もっと強ければっ………」



戦争の勝利による喜びの声が軍基地に響く中、俺は独り、部屋の中。

宴会場に行けば、仲間達が俺にも盃を交わしてくれるのだろう。

けれど、shoという唯一無二の相棒を失った俺には、勝利を喜んで酒を飲むなんてことそんなことは出来ない。

ソラが死んで、今度はshoが死んだ。

「俺等二人で大切なモンを護ろうや」なんて言っていたのは何だったのか。

誓いなんて虚しく崩れてしまって、なのに俺の中にはまだその誓いは残っていて、だから後追いなんてことは出来なかった。

心に空いた穴は、以前よりもとても大きくなっていた。

暗く寒いこの部屋に、希望なんてものは明る過ぎた。






それからは、めちゃくちゃな日々が続いた。

shoが死んだ事を否定したくて、助けられなかった事実から逃げたくて、ただひたすら、がむしゃらに剣を振った。


一秒でも早く、強くなりたい。


一ミリでも高く、戦士として上へ行きたい。


もう誰も、失いたくない。


失えない。






・・・






あれから十二年。

六年程前に俺はs国軍の幹部へと昇格し、更にその四年後には最高幹部まで昇格した。

フューラー隊長は引退し、俺が近距離部隊隊長となった。

俺と相棒の誓いは、今もまだ、俺の中で錆びずに残っている。

しかし、隣に相棒の姿はない。

それでも、俺は大切なものを護る為に、今日も剣を振る。






八月十九日。

今日は、二人の命日。

この日だけは、孤独の哀しみを忘れられない。

ピンク色のスイートピーと五本の黄色のバラを持って二人の墓場へ赴く。



「ソラ、sho。俺、此処まで来たで。……なぁsho。俺、お前との誓い、ずっと守ってるんやで?………ほんま、何勝手に居なくなっとんねん。二人のせいで俺、毎年この日此処に来なあかんやん?w」



合掌。

以前よりも少しばかり増えた彼岸花は、涙と共に今日も揺らぐ。






十二年ぶりに、戦争が始まった。

相手国はz国。

俺は今、十二年前のフューラー隊長の立ち位置にいる。

あの時は、隊長の指示に従って行動した。

しかし今は、俺が部下達に指示を出さなければならない。

俺が指示をミスれば、部下達は死ぬ。

果てしない緊張感と共に戦地へ赴けば、先頭に立って敵軍と交じり合う。


開戦から何十日もすれば、敵味方関係なく多くの屍が戦場を転がっていた。

十二年前の時よりも遥かに激しいこの戦争では、体力だけではなく精神までもが削られていく。

戦場に立つ者は、日々、刻々と減っていった。

そんな中でも、俺は相棒との誓いを胸に、自身を鼓舞して敵軍へと立ち向かう。

俺は国を護らなければならない。

s国軍の最高幹部として、近距離部隊隊長として、shoの相棒として。

だから、どんな状況でも絶対に諦めない。

諦めてはならない。

戦争が始まる前から、ずっと心に決めていたことだった。

その筈だった。

戦場に立つ、その、懐かしい姿に、俺は呆然とした。

彼の纏う軍服を見れば、敵か味方かなんて明白だった。

記憶よりも幼いその姿を見れば、彼か否かなど定かだった。

それでも、その佇まいや風貌は、彼を彷彿とさせた。

何より、俺の本能が全力でそれを訴えている。

別人なんかではない。

本物の「sho」だった。



「シャ、オ……ロン………?」



彼と視線が交えれば、彼との一喜一憂した日々が凄まじい勢いでフラッシュバックしてくる。

自然と、涙が零れ落ちた。

しかし、現実は非情だった。

あたかも、俺との思い出などはなからからなかったかのように、shoであってshoではないかのように、彼は俺へと刃を向けた。

それが此奴でなければ、俺はすぐさま其奴を殺しただろう。

だが、どうしてもshoと別人とは思えない此奴に、刃を向けることなど出来なかった。



「ッッ………」



俺の腹へ深々と突き刺さった剣は、抜かれることもなく、俺の鮮血で赤を帯びた。



「sho……お前っ、勝手に死んだ次はっ俺へのっ、八つ当たりかっ……?w」



冗談めいてそう言いながら目の前の顔を覗けば、目頭いっぱいに涙を溜めている彼の姿があった。



「なんっっ……ぉ、おれっ………zmっ………?」

「……何やっ、やっぱshoやんっ……?w」

「ぁ、zmッッ………」



力なくして崩れ落ちたsho。

そんな彼に、俺は最期の言葉を投げつける。



「shoっ?殺した俺の分までっ、ぜってぇ、生きろよっ……?」



今生、俺に最大の哀しみを与えたshoへの最期のやり返し。

俺は、満足しつつも寂しい気持ちを胸に、意識を手放した。






















[ sho(ミナト)視点 ]



z国で生まれた俺、ミナトは、六歳の頃親に捨てられ軍へ入れられた。

周りが自分よりも年上の為様々な面で苦労する俺は、軍の中での立場を確立させようと、人一倍努力をした。

十歳になってからは任務にも連れられるようになり、今まで以上に過酷な日々が続くようになった。

そして、十二歳。

初めての戦争だった。

幼い俺は、使い捨て要員として前線へ駆り出される。

普段の任務の時よりも死と濃密な関係にある其処は、俺の生存本能を強く駆り立てた。

何十日も一人で、敵兵を倒し続けた。

そして現れた、一人の男。

俺よりもずっと背が高く、それまでの敵兵達とは纏うオーラが違った。

これが、本当に強い人なんだなって思った。



「シャ、オ……ロン………?」



目の前の男が呟いた言葉。

どうやら俺を、別の誰かと勘違いしているようだった。

絶対に勝てないと思っていた相手が、俺へ敵意を向けていない。

こんな絶好の機会はないと思った。

自分の持つ剣を、目の前の男へ向けて突き刺す。

俺の剣は、男の腹に深々と突き刺さっていた。

瞬間。

誰かの記憶が流れ込んできた。

腹から鮮血を流す「zm」。

涙で視界が滲む「俺」。

そして、その記憶より前の記憶、後の記憶。

俺の、「死んだ瞬間」。

膨大な量の記憶が一気に頭へ流れ込んできて、同時に、目の前の「zm」と記憶の「zm」の存在が合致する。



「sho……お前っ、勝手に死んだ次はっ俺へのっ、八つ当たりかっ……?w」



ああ、やっぱり、此奴はzmで、俺はshoなんや。



「なんっっ……ぉ、おれっ………zmっ………?」



目の前の事態に理解が追いつかず、かろうじて理解したzmの死の予感。



「……何やっ、やっぱshoやんっ……?w」

「ぁ、zmッッ………」



大量の涙を浮かべる俺に、zmは揶揄からかうように言葉を発する。

少しずつ目の前の事態を理解し始め、記憶の整理もついてきた俺は、久方ぶりの懐かしさを感じた。

だが、俺はzmに瀕死の怪我を与えた。

相棒zmの居ない世界は、俺に必要ない。

生きる意味も、資格もない。

心中しようとした俺に、zmは更なる言葉を投げつけた。



「shoっ?殺した俺の分までっ、ぜってぇ、生きろよっ……?」



無理なお願いだった。

けれど、目の前で息絶える相棒zmの姿を目の当たりにして、それを叶えないほかない。

きっとこれは、zmなりの俺への復讐なんだろう。

ならば、俺はzmの分まで生きてやる。

絶対に。

激化する戦場の中、俺は満身創痍で戦線を離脱した。






戦場を抜けた俺は、傷だらけの状態で何処かの別の国へと亡命する。

しかし、軍服を着ている俺は、受け入れられないだろう。

早くも、zmの最期の願いに絶望を感じた俺。

目の前に、長身の男が現れた。



「君、名前は?」

「………sho」

「そうか。ではsho。我が軍へ入らないか?」



男の提案に、俺は頷くほかなかった。












俺がgrに拾われw軍に入って早十数年。

前世の記憶とz国での戦闘経験により、幼いながらも成績を積んだ俺は、晴れて軍の最高幹部となっていた。

そして今日、新しい幹部が出来る。

会議室に入ってきた二人の姿に、俺は思わず目を見張る。

其処には、桃色と黄緑色の彼等が居た。



「新しく幹部になりました、rbrと申しますぅ〜」

「同じく希です」



懐かしいその姿に、俺の瞳は涙で揺らいだ。







































fin.






















感想,考察コメント待ってます!


初コメ,時差コメ等々大歓迎です!


15000字を超える長文でしたが、閲覧ありがとうございました!!

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