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わんくっしょん
告白されるriと少し女々しいmn
※モブレ要素多め
※こちらはnmmn作品になっております。
ご本人様とは全くの無関係です。
文が拙い、ちぐはぐな部分がありますが脳内変換していただけると幸いです。
地雷の方は自衛のため、お戻りください。
「初めて会ったときから好きでした!私と付き合ってください!」
ヒューヒューと冷やかすような口笛や野次、友人であろう女子たちの黄色い悲鳴が湧き上がる。
昼休み、いつものように彼が自分を呼びに教室を覗き、笑顔で手を振っているのに返事をし、鞄から財布とスマホを取り出した。
「マナ〜、急ご!早くしないとなくなっちゃう」
「すまんすまん!」
急いでポケットへ突っ込むと早く早くと手招きをする伊波のもとへ向かい、購買へ昼食を買いに行こうとしたとき。
「ライくん!」
「ん?オレ?えっと…」
「中野さん」
「あー!そう!中野さん」
誰なのか分かっていなさそうな彼にコソッと名前を教え、肘で軽く小突く。
名前くらい覚えとけって。
なにか用かと聞くわりには早く切り上げて購買へ行きたそうに視線が動く。
そして冒頭。
「付き合ってください!」
頬をほんのりと桃色に染める彼女とぽかんと口を開く伊波に挟まれた緋八はなんとも居心地が悪く、選択肢として伊波の肩にポン、と手を乗せた。
「俺先行って買っといたるから」
ほな後で、と足早にその場を後にする。
後ろから自分の名前を呼ぶ伊波の声に気づかないふりをして。
これでもかと晴れた青空の下。
少し暖かいコンクリートに猫のように寝転がり、先ほどのことを思い出す。
「中野さんがねぇ…」
流行りのアイドルのような愛らしい顔に小柄で華奢な彼女は他の学年からも人気だ。
鈴を転がすような高い声。
可愛らしい容姿と仕草。
彼と並んだとき、すごくお似合いで正直すぐにでも逃げ出してしまいたかった。
ズキリと痛む心臓を押さえ、ため息をつく。
伊波は告白にOKするのだろうか。
「いややなぁ…」
2人が手を繋いで笑いあっているのを想像し、目頭が熱くなる。
あかん、泣きそ。
きっと酷い顔をしているんだろうな、と思いながら空を見上げていると見慣れたグラデーションがこちらを覗く。
「マナ?どしたん?」
「うぇっ!?ら、ライ!?」
飛び上がる緋八にケラケラと笑いながらコンクリートに腰を下ろす。
ガサガサと袋から伊波がいつも食べているパンを取り出し、包装を開けた。
さすがわかってるな〜、と親指を立てる伊波から渡されたお金を受け取ると横に場所を取り、自分もサンドイッチの袋を開けて一口頬張る。
シャキシャキしたレタスとスライスされたハムを咀嚼しながら横目で「うまー!」と美味しそうに食べる伊波にゆるりと頬が緩む。
そういえば返事はどうしたのだろうか。
いや、やめておこう。
聞こうと思ったが踏みとどまる。
どうせ悲しくなるだけなのだから。
ズキズキと痛む心臓を無視して楽しそうに話す彼の話に相槌を打った。
「マナ〜」
「すまん、俺先生に呼ばれてたんやったわ!」
「マナ、」
「これから委員会の集まりあんねん」
「ねぇ」
「ちょっと具合悪なってもうて」
なにかと理由をつけて伊波を避けるようになり、はや1週間。
最初こそは納得してくれていたが何日も続くとなると怪しまれるようになり、最近は断るたびに不服そうに眉を顰められるようになった。
彼女とはどうなったのか知らないが親しげに話しかけられているのを見るに良い感じとやらなのだろう。
…羨ましい。
自分が男でなければそういう関係になれたのかなんて思うもそんなことを考えたって結局意味がないのだ。
視界の端に映る焦がれてやまない彼から逃げるように教室を後にした。
下校のチャイムが鳴り、部活もないため昇降口へ降りる。
すれ違う部活仲間と挨拶を交わし、下駄箱を開けると白いスニーカーの上に手紙が乗っていた。
これはもしやラブレターというものでは、と震える手で手紙を取り出す。
しかし、開いてみると可愛らしい字ではなく、男のものとわかるような字で
『放課後2-Fで待ってます』
と書かれていた。
特に予定もないし行ってみるか、と手紙を元通りに折りたたむとポケットへ入れて踵を返したのだった。
テスト2週間前だからとほとんどの生徒が下校し、人気のない校舎の端にあるF組に入るも呼び出した人はまだ来ていないようでその辺の椅子を引き寄せる。
行儀が悪いといえばそうだが誰もいないのだからいいだろうと背もたれの向きで跨がった。
「あ、」
緋八が座ったのは伊波の席の前のようで椅子に黒と緑のパーカーが掛けられていた。
忘れていってしまったのか置いて帰ってるのか、久しぶりに見たそれに寂しさが募る。
元はといえば避けていた自分が悪いのだがふつふつと逆ギレのような感情が湧き上がってくる。
なんで彼女おるんに俺に構ってくんねん、とか期待させんなや、とか。
身勝手極まりないが心の奥底で嬉しいと思っている自分がいるのも事実だ。
「ぶかぶか…」
気づけば掛けられたパーカーに手を伸ばしていた。
同じ身長だが少し大きくダボッとした服を好む彼のものらしく袖から指先が覗く。
余る袖に小さく笑みを零し、机に伏せる。
あったかいな、なんて微睡んでいると廊下から足音が近づく気配がし、頭を起こした。
「お、いたいた」
「…アンタなん?呼び出したんは」
「女子じゃなくて残念?」
「んや、知ってた」
「あっそう」
なんだ、とつまらなそうに口を尖らせ、後ろ手でドアを締める。
いかにも遊んでいそうな男は茶髪を靡かせ、チャラチャラとポケットを鳴らしながら黒板側のドアも閉じる。
その様子を眺めていると振り返った男はつま先から頭のてっぺんまで品定めするように視線を移す。
「…ま、男にしちゃあいっか」
ぺろりと唇を舐めるとこちらへ近づいてくる。
「な、なんや」
「中野ちゃんに頼まれたもんでね。悪く思うなよ」
そう告げると緋八の両脇に手を差し込み、抱え上げると机の上に座らせた。
驚いているとネクタイを外され、腕を縛られる。
「は…?」
「うし、そんじゃ横になろうねー」
「は?ちょい待ち、」
ネクタイを指に引っ掛け頭上へ上げると緋八の肩を押し、後ろへ倒す。
抗議しようと開いた口をキスで塞がれる。
「んんっ!んっく、ふ…んぅ…ッ!」
恐怖と嫌悪感に涙が溢れ、視界が歪む。
足をバタバタと動かし、目の前の男を蹴り上げて離そうとすればその足を掴まれる。
「おー、怖い怖い」
「わっ」
なんて思ってもいなそうに笑い、掴んだ足を持ち上げた。
そのまま肩に担がれる。
「な、なにして…」
「大丈夫大丈夫。ちょっと気持ちイイことするだけだから」
するりと這わされた手は腰で止まり、がっしりと掴まれる。
ひっ、と漏れ出た声に口角を上げると腰を引き寄せ、軽く揺さぶった。
それはまるで…
「ッ、やめっ…やめろ…」
「あれ、しおらしくなっちゃった」
マナくんかっわいいー、と冷やかす男を睨みつける。
「うっさいねん…ッ」
担がれていた足を下ろされ、ほっとしているとそれも束の間、カチャカチャとベルトが外され、下着ごとスラックスを脱がされる。
外気にさらされヒクリと孔が窄まる。
「ひ…ッ!?」
「うわ、やらし〜。マナくん後ろ弄っちゃってる感じ?」
ぐちゅ、と指を入れられ声を上げてしまう。
ぱっと口を押さえたがしっかり聞かれ、1人てシていることまで指摘され、一気に顔が熱くなる。
卑猥な音を立て、ナカを蹂躙する指に感じてしまうのが屈辱で唇を噛み締める。
「えー、普通にイけるな」
「ふ…ッ、ぅんっ、ぁ…ぐ」
もういっか、と指を引き抜かれ、代わりに男のモノが宛てがわれる。
と、同時に音を立てて後方のドアが開かれる。
「忘れも、の…」
「んぁ”あ”ッ!」
ずぶっ、と媚肉を割って奥へ進むそれに圧迫感で息が詰まる。
ある程度解かされてはいたものの初めてなため、痛みに顔を歪めた。
「お、伊波くんじゃん」
「…なにしてんの」
普段の明るさからワントーン低く、困惑と苛立ちを含んだ声。
「なに、2人ってそういう関係なの?」
「ち、ちがッ、らいっ…たすけてッ」
「これからなんの」
ねー、と笑顔で頭を撫でられ、抱き寄せられればさらに奥へ入り、苦しさにと嫌でも拾ってしまう快感に嬌声を上げる。
「あぐっ、い”ッ、やらぁ”ッ…らい、ッ…」
助けて欲しい気持ちと見られたくない、軽蔑されたくないという気持ちでぐちゃぐちゃだ。
ぎゅっと瞑った目からぼろぼろと涙が落ち、頬を濡らす。
「……ろ」
「あ?」
「離れろって言ってんの」
スポーツ推薦、取り消しにされたくないでしょ。
そう言った伊波の目は笑っておらず、のしかかる圧にひゅ、と息が漏れる。
握られた拳には血管が浮き出ており、相当な力が入っていそうだ。
「チッ…」
可愛らしい笑顔の下から滲み出る殺気に舌鼓を打つとすぐさま緋八から離れ、逃げるように教室を出ていった。
走っていく背中に射抜くような目線を向け、上体を起こす緋八に向き直る。
ぐすっ、と鼻を鳴らしながら縛られた腕を外そうとめちゃくちゃに動かす腕をそっと制し、解いてやる。
ネクタイの下の手首は赤く跡になっていて痛々しい。
「ねぇ、マナ」
「ッいやや、みんといて…」
「マナ」
拒絶するかのように顔を隠す腕を掴み、ぐっと距離を詰める。
「好き。どうしようもないくらいマナが好き」
真剣な表情で真っ直ぐに目を合わせてくる彼に目を見開く。
今、なんて?
ライが…俺のこと…?
脳が情報を処理するより先に整った顔が目の前に迫る。
唇に触れる柔らかい感触。
「んむッ」
思わず後ろへ仰け反ろうとするも首裏を固定され、逃げられない。
長い長いキス。
先程の男にされたときとは違い、恐怖や嫌悪感などは一切感じず、溶けるような甘さと苦しさにもがく。
すり、と耳をなぞられればピクッと肩が跳ねる。
「どうだった?」
嫌だったかという問いに首を横に触れば嬉しそうな目で抱きしめられる。
「あんな、らい…」
俺も好き。
長い間拗らせていた思いをようやく告げた。
何を言うまでもなく、再度お互いに唇を合わせる。
このままこうしていたい。
なんて思いつつ、今ある目の前の幸せに身を委ねたのだった。
後日談。
「結局断ったん?」
「そりゃあね。てかヤッた後にオレ以外の話しないでよ」
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