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わんくっしょん
内容
※こちらはnmmn作品になっております。
ご本人様とは全くの無関係です。
文が拙い、ちぐはぐな部分がありますが脳内変換していただけると幸いです。
地雷の方は自衛のため、お戻りください。
卒業されたライバーさんが出ます。
頬に触れるひんやりとした感触に薄らと目を開ければ、カーテンから零れ出すまださして明るくない光に夜明けを感じる。
まつ毛の隙間から覗く愛しい彼の赤い髪がさらりと肩から落ちた。
「ふっ…まぬけづら」
くすりと静かに微笑み、頬をつつくローレンになんてこと言うんだと拗ねてみせようかと思ったがそれよりもいいことを思いつく。
俺が起きなかったらローレンどうするんだろ。
ふと沸いた好奇心、いや悪戯心かもしれない。
アクシアが目を覚ましたことに気づいていないであろう目の前の彼はどんな反応をするのだろう。
ワクワクとした気持ちを抑え、寝たふりをする。
「…寝てる、よな」
確認するかのように頬をつつき、目の前で手を振るローレンに内心ヒヤリとする。
バレてないかな、なんて必死に目を瞑り寝息を立てるアクシア。
そんなことも露知らず、反応がないことを確認すると小さく息を吐いた。
暗がりで薄らと見える頬はほんのりと赤く染まっている。
よれたスウェットの首元から覗く鎖骨にごくりと唾を飲み込んだ。
「ん、」
ちゅ、と控えめで可愛らしいリップが静かな部屋に響く。
「え!?」
「うぉっ」
思わず目を見開き、大きな声を上げれば驚いたローレンがベッドから落ちそうになるのを掴んで引き寄せる。
「びっ…くりした…てか起きてたのかよ」
「ごめんごめん。ローレンどうするんだろなーって気になっちゃてさ」
むすっとした顔をする恋人の少し赤くなった耳を撫で、顎を掴んでこちらを向かせる。
機嫌を直してほしいと目蓋に口付けを一つ。
彼のエメラルドと自分のブルートパーズがかち合い、伸ばされた手に自然と目を瞑る。
「んがっ」
キスをされる、かと思いきや鼻を摘まれた。
ふはっ、と笑うローレン。
「ほら、とっとと準備して行くぞ」