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こんにちは!
櫻ちゃんを救うために桜ちゃんの助手になった雪です!
ああ、またさくらちゃんが多すぎて、噛みそう・・・
でも、今までと違うところは、神様がみんないなくて、私と同じ制服を着た先客がいること。
桜「起きた。雪、紹介するね。この子は詩(うた)。私の自慢の助手で、私に願い事がある、一番古いお友達さ」
さっきから熱心にあの子がめくっているのは・・・古い手帳?
詩「君が雪? 噂通りだね。お茶飲む? 百年前から味は変わらないけど。あ、これ内緒だった。ゴメンね」
雪「百年前!? あはは、詩ちゃんってば面白い冗談言うね! よろしく!」
詩「うん、よろしく、お菓子が好きなの。特に、あそこの角にあった駄菓子屋の金平糖は最高だったなぁ。あそこ、もうビルになっちゃったんだっけ。」
えへへ、って笑ってるけど、なんか、さっきからあなたの周りだけ時間ズレてません!?
(未来の雪:見て。この時の私は、新しくできた『友達』に、ただワクワクしてた。詩ちゃんの言葉に混ざる違和感なんて、全部彼女の個性だと思って笑い飛ばしてたの。死者の願いを叶える天使である桜ちゃんの隣で、彼女がどれほど長い時間、叶わない願いを抱き続けてきたのか。今言っても、仕方ないけどね)
詩「桜。まず雪の『縁』がどれだけ重いか確かめないと。その前に、ちょっとお菓子・・・」
雪「お菓子食べてる場合じゃないでしょ! なんか確かめるんでしょ!?」
櫻ちゃんが消えた放送室で、百年の願いを抱える少女・詩ちゃんと、天使・桜ちゃんと過ごす日々。
私を振り回す相手が二人になっただけで、結局、私の日常はドタバタなままでした。