エグい実話できたんで元にしました★
今回は暴力シーンや、他力自傷シーンがあるのでお気をつけて〜
※センシティブの意味=暴力表現
エロステックなセンシティブは次回描きますわ
Chance視点→Mafioso視点
分からない
どうすればいいのか
ただ、溢れそうになるものを必死に抑えつける
でもその正体すらよく分からない
ラウンド終わりのロビーの一階で、ShedletskyやGuestが談笑している声が聞こえたが、その温かいであろう笑い声すら、けたたましく耐え難い騒音に感じた。
しばらくは2階のスロットで気を紛らわせようとしたが、どうしてもそんな気になれず、一階へ降りた。
s「お!おいChance!やっと降りてきやがったか…、」
2「今皆でUNOやってるんだけど、Chanceもやらない?」
g「ずっとスロットばっかりやっていたら飽きるだろう?ほら、隣あいてるから来いよ」
n「あ、Chanceさんが来るなら何か賭けたりしますかね…」
s「え?じゃあ負けたやつは1×4の顔に落書き」
g「それは罰ゲームだ……ってかあの顔に落書きしても何もわかんねぇだろ」
c「…………」
2「……Chance?」
s「え、ちょおい…Chance!どこに行くんだ?!」
g「……おい」
喋るのも嫌になって、無言のままその場を去ろうとしたら、Guestに腕を掴まれた。
仕方がないので腕を軽く振って、解いた
c「……すまん、っ。ちょっと…行かなきゃ…」
g「行くったって…どこに…?」
c「……トイレ」
g「ああ…そうか。それはすまん。なら、あとで一緒にやろうな?」
c「…、…っ…」コクッ
なんでもないように、そう見えるようにしようとした。
正直、声を出そうとするたび顔が引き攣り、目や喉の奥に力が入る感じがしたが、そんなことを気づくやつなんてどこにもいないだろう…
もし、そんな些細なことをあいつらが…ましてやGuestみたいな奴が気づけていたら、俺はとっくに壊れてる
半ば走るように、壁や地面、草木…様々なものを伝いながら、Survivor拠点とは離れた場所に着いた。
……ここがどこかすら、わからないが…まぁ問題ないだろう
近くにあった公衆便所の中に入る。
トイレなどの個室内であれば、人目につくことは決してない。
しばらく、個室内の床に座り、ぼーっとしていた
最初は自分の感情の正体を考えて、
次第にラウンドや日々の態度のこと
そして、さっきやってしまった行動…その罪悪感。
どうすればいいのか、わからない。
ふと思い浮かぶのはItrapped。
もう、いなくなってしまった元親友。
あいつがもしここに居たら、抱きしめてくれるのだろうか。
胸の中で涙が枯れるまで泣いて、俺の…つたなくてくだらない話を聞いてくれるのだろうか。
そんな妄想をしていたら、目の熱と圧力が一気に高まり、視界がぼやけた
そえして、しばらくは膝を抱えて、袖で涙を拭きながら、また溢れるものを感じていた
…しばらくして、ポケットからぐるぐる巻きにされた白いハチマキを取り出した。
Loveshotが以前くれたものだ。
それを首に巻き、体制を整える。今となっては慣れたもので、5秒もかからないうちにできてしまった。
辛いときは、こうするのが一番なんだ
腕に力を込め、引っ張り、紐を固定する。
ある程度固定したら腕に体重をかけて、より首を締め上げる。
ハチマキ程度で首を絞めたって、当たり前だが呼吸が止まることはない。
だが、外部の血管は止まる。
段々頭全体が引っ張られ、締め付けられるような感覚になり、意識がふわふわしてくる。
視界が歪み、苦しみという名の快楽が包み込む
そうして、首を解放する。
一度に酸素が流れ込み、意識がはっきりしてくる。
嫌な記憶も、気持ちも、このリセットの感覚で全て忘れる……はずだった。
だが、今回はそうでもなかった。
まだ、まだ足りなかった。
もっと、苦しみや痛みを求めた。
ふと、後ろの壁が視界に映った。
形だけの笑顔が浮かび、紐を再度締め直した。
そして…………屈み込み、一気に頭を後ろへめがけて振り上げた。
視点変更
Mafioso視点
全員ラウンドも終わり、Killerの待機場所でくつろいでいた。
部下達がc001kiddとおままごとで遊ぶ微笑ましい光景を眺めながら、後ろの惨状についてどうするべきか頭を悩ませた。
何が起きていたかというと、正直なところ俺もよく分からない。
ただ、先程飲み物を取りに席を外した隙に、ラウンド終わりのNoli(035)が帰ってきており、何故かその035を1×4と1×4(ミク)とSlasher(YiXi)とNoli(Devesto)と…あと色々…
とにかくいくつものKillerが、
あいにく理由はわからない。
035が帰宅した時に俺は飲み物を取りに行っていたし、今の状況で他の奴らに聞けるとも思えない。
c001kiddや部下達も、元々別室にいる上、その時たまたま玩具を取りに席を外していたらしく、原因が分からないそうだ。
何となく、気まずい…というのもあって逃げることにした。
とりあえず、惨状が収まるまでトイレにでも行っておけばいい。
部下達も別室にいるからあの惨状に巻き込まれることはないだろうし。
そんなことを考えながら、こっそり外にある公衆便所の方へ向かった。
トイレが外にあるのはかなり不便だが、この時ばかりは、喧騒の聴こえない場所にあることに感謝した。
皆使い方は意外とまともなので、トイレの中はそこそこに綺麗だった。
適当な個室にでも入ろうかと足を踏み入れると、突然
「ドン!」
と、鈍い音がした。
あの喧騒がここまで響いてるのかと最初はうんざりしたが、音の大きさ的にも、聞こえる方向からも、トイレの奥の方から聞こえていることが分かった。
奥へ進むと、一つだけ閉じている個室があり、その間も不規則に、鈍い音が続いた。
耳を当てると、微かなうめき声も聞こえる。
誰がこの中で何をしているのか…
疑問は恐怖より好奇心に変わった。
不思議なことに、扉の鍵は中途半端に空いていたので、扉を強く叩き、さらに鍵を緩め、そのまま古びた扉を開けた。
その時、思わず目を見開いた
中にいたのは、SurvivorであるはずのChanceで
中の光景は、そのChanceが首を紐で絞めて、壁に頭を打ち付けているものだった。
m「……Chance…!」
c「!…m…、Mafi!?」
相手はこちらが扉を開けたこと……いや、そもそも人が来ることすら予想外といった表情でこちらを見上げていた
この光景的にこっちのほうが予想外なのだが
c「違…ッ……あの…、こ…っ…これ…は………」
何か必死に弁明しようとしているようだが、息が詰まっているかのようにしゃくりあげた声は、何を言おうとしているのか余計に分からなくさせた
だが彼の顔をよく見ると、目元は赤く腫れて、次第にそのあたりは濡れていった。
時折、啜るような音も聞こえ、
声が震え、つたない喋り方になっているのも、段々理由がわかってきた
c「……ごめッん…な…ッさい…………ッ……」
彼が何を謝罪してるのかはわからない
でもそんなことよりもChanceの状態が正常でないことだけを理解した
m「Chance…」
少しだけ遠慮しながらも、自身の腕はしっかりと、着実にChanceの身体にしがみついた。
Chanceも、こちらに軽く身体を預けたが、すぐにどけようとした。
m「…苦しいのか?」
c「……ッるしい…、ッ…けど…」
c「違ぅ゙ン…ッだ…。」
どれだけ抱擁を軽くしても、Chanceは苦しそうに呻いた。
やがて軽くなった抱擁からChanceは抜け出し、力が抜けたように地面に倒れ込んだ
あわててしゃがみ込み、強く打ったであろう腰や頭を支えようとする。
すると、Chanceが…か細いながらも声を出した
c「…でてって……」
m「……?」
c「で…ッ…、でてって…、くれ……!」
c「……苦…しいッ…から…ッ……」
c「……続き…やんないと……… 」
彼の手には、紐が握られており、それがかなり強くなった。
知らない間に、ここまで彼を追い詰めてしまっていたのか…?と、罪悪感に苛まれたが…ふと、先程のリンチ状態の035を思い出した。
……関係性がどれくらいか知らないが…可能性がある……。
少し苛立ちが湧いたが、目の前のChanceを見て、すぐに落ち着いた。
紐を強く握るChanceの手に、慎重に自身の手を重ね、再び抱きつき、もう片方の手で彼の頭を撫でた
m「……本当にやりたいんだな?」
c「……え?」
m「…手伝ってやろうか?」
c「………何……を?」
m「……それをだ」
巻き付かれた紐の下に指を滑り込ませ、Chanceの首をゆっくりと掴む
c「………ッあ…」
m「Chance。お前のやり方では、命に関わる可能性もある。」
c「…!……俺は別に死ぬつもりなんてなくて…っ!俺なりに…っ…」
m「……わかってる、そう言われてもお前の気はすまないのだろう?」
c「………?」
m「…そこで提案だ。俺が代わりにお前を傷つけてやる。
…俺はKillerとして、人の殺し方を心得てる。同時に、マフィア…犯罪組織の人間として拷問にも長けている。
つまり…、デッドラインギリギリの苦しみを与えつつ、殺さない技術がある。」
m「…どうだ?これなら、命の心配もないし、お前が望むだけ苦しみを与えられる。……それとも、この場で命を絶って…拠点にいる他のSurvivorに慰めてもらうか?」
c「………、…な…か? 」
m「…なんだ?もう一度、言ってみろ」
c「…本当に…、やってくれるのか…?」
Chanceの表情は、いつものニヤニヤとしたものでなく、本当に心から笑っていたように見えた。きっと…壊れたものではあるだろうが。
紐は彼の手から離れ、掴んでいる手を握り返した。
彼は空いた手を首に置かれた手に添え、
c「……Mafioso……」
c「ありがとう」
その言葉と同時に力を込めた
c「ッ…!?…ゥ…ぁ゙あ゙…ッ…!!」
突然の事に対応できなかったのか、一気に筋肉がこわばっていた。
最初は強く、壊すギリギリまで力を入れる。
そしたらふっ……と、力を抜いて…次第に、ゆっくりと力を込める。
c「……ッ…、あ…っ……お゙ッ…、ッ…グ…ぁ……」
筋肉が痙攣し、血流が不規則になるのを感じながら、相手の反応を見て力を強めたり、緩めたり。
そうして気絶するかしないかの状態を続ける。
こんな状態になれば、大抵の人間はこちらに恐怖するだろう。……だが、望んでいた人間は違った。
Chanceは、首を絞められたことで、涙や唾液が少しずつ溢れていったが、それをむしろ良いものとして捉え、さらに笑顔を見せた。
サングラスの奥の瞳が、美しく歪み、揺らぐ様に夢中になってしまう。
彼は声がかすれながらも、さらに上を望んだ。
c「…あた…、ま…ッ……、…ぅ、…って…!」
首を掴みながらやろうかとも迷ったが、どうせなら…と、一度首から手を離す。
愛しいものを失ったように、名残惜しそうに離れた手を見つめるChanceの前髪をおもむろに掴み、そのまま、こっちの顔の前までひっぱる。
m「少し、痛むから気をつけろよ?」
Chanceが反応するよりも先に、前髪を手で掴んだまま、Chanceの後頭部を壁に強く打ち付けた。
c「…………ッッッッツ!!?」
あまりの衝撃に声も出ない彼をよそに、髪を掴んだまま、何度も壁に頭を打ちつける。
脳が揺れる感覚はどんなものなのか…。だが、少なくとも彼はこれを先程自分でやっていた。なら、悪いものではないんだろう。
続けて打ち続けると、当たりどころが悪かったのか、Chanceの腕の力が抜けた。
その様子を見て一度手を離し、彼の頬を掴んで反応を見た。
Chanceは脱力したまま荒い息を吐き、しばらく整えようとしながら、意味不明な言葉をつぶやき続けた。
彼の様子が落ち着くまで待とう…
そう思い、打ち付けた所を撫でていると、Chanceが自身の腹を見つめ、そこを撫でながら…はっきりと呟いた。
c「…なぁ……できるなら…」
c「腹…、殴ってくれないか?」
頭を、撫でる手を止め、Chanceの腹の上の手に重ねる。
それなりに鍛えられているのであろうが、骨が無く、内臓が直にある腹の肉は、ふわふわと柔らかく、簡単に潰れてしまいそうに思えた。
c「顔は…骨が多いから…Mafiも痛いだろうし……腕とか…、足は……見つかりやすい…。 」
m「…加減はできても、相当な苦痛を伴うかもしれないぞ?」
c「……それがいいんだ」
彼の首元に今度は利き手でない方の手を添え、支えるために力を込める。
恐る恐る右手で腹を撫で、拳を作り、触れる。
m「……本当に、いいんだな?」
c「………ああ……頼む」
軽く腕を引き、そのまま彼の腹めがけて拳を振るった
c「ぅ゙ガ…ッ…!!!」
荒く息を整えるChanceを見ながら、次の構えを準備する。
その様子を見たChanceは、いつものようなニヤニヤとした表情で笑った
c「…いいんだ…一々こっちを気にしなくて」
c「…もっと…、もっと何度も…何度も…!俺を殴ってくれ…!」
m「……きつくなったら声かけろよ?」
合図をかけながら、連続で拳を打ち込む。軽いものを素早く…何度も。時折、本気に近いものを数発。それなのに、彼の短い悲鳴は、まるで喘ぎ声のようだった
c「…ッ、…ゥあ゙…ッ、…ん゙ゥ…、♡……カ…、ッ…!」
m「…痛みは大丈夫か?次は脇腹行くぞ?」
c「も…ッ…、ぅ゙ぅ…ッ…ハーッ…、……わ…、あ゙っ…だ…」
同じ箇所に何度もダメージを与えて蓄積させると、内臓への後遺症の心配もあるので、時々場所を変えて再度殴る。
支える為に握っていた左手にも力が入り、腹へのダメージと同時にChanceの首がさらに締まり、様子が変わっていった
恐らく酸欠やら痛みやらで、意識が朦朧としているのだろう。
彼の顔は涙と鼻水とよだれでぐちゃぐちゃになっていた
赤く染まった頬も相まって…不思議とこちらも興奮してくる。
ただの暴力に近いはずなのに、まるでSMプレイをしている気分だ
c「……ッ、!!ゥご…ッ…、!…Ma……fiぃ…っ」
c「…ん゙…、あ゙…ッ…と…止まッ…ァて…!!」
Chanceの方から止まるよう懇願された。
だが、少しだけ気分が高揚していたのもあり、無視してさらに数発だけ殴った。
予想外だったのか、濁った高い声を上げていて、聞き心地がよかった。
首から手を離してChanceを抱きしめると、顔は見えないが恐らく膨れっ面のChanceが愚痴りだした
c「…止まってっていったじゃん……」
m「…悪いな。わざと」
c「お前次のラウンドで覚悟しろよ…?」
c「……でも、…ありがとな」
少しだけ身を引いて、Chanceの顔を拭った。
彼の顔はまだ赤いままだったが、もう涙が出てくる気配はなかった。
そうしてしばらく、静かなトイレの個室内で…地べたに座ったまま2人で抱き合った。
オマケ
Killer拠点(035の帰宅、Mafiosoが席を外していた頃)
035「ただいまー★」
1×「おう。おかえり。だいぶ上機嫌だな」
035「おや?わかるかい?実は新しい技を研究していたんだが、思ったよりうまくいってね〜」
john「新しい技?幻覚か?」
035「そうそう!相手のトラウマをえぐる系のね!」
1×「へー…お前らしいエグいものを…」
035「んで色んな人に試して見たんだよ。その反応が面白くてね…(ΦωΦ)フフフ…」
ミク「気味の悪い笑顔浮かべるほどなのね…」
De「お前がいうか?」
035「まずテトに「メズマライザーの世界に閉じ込められる」幻覚を見せて…」
ミク「」ガタッ
035「Shedletskyに「全ての仲間に裏切られて、挙句親友に殺される」幻覚を…あ!Guestに「戦時中に空腹で死にかける」幻覚とか…」
1×「」ガタッ
Y「」ガタッ
035「それから…」
De「おーっと、それ以上はやばいんじゃないか?035」
035「あと、ついでにArtfulに「尊厳破壊されるほどにアンチに虐められる」幻覚と、Janeに「johnの代わりにKillerにされる」幻覚を…」
De「」ガタッ
j「」ガタッ
035「もう皆面白くってwArtfulなんかは泣き崩れていたしテトh(殴 ゴフェッ!?」
ミク「……おい…お前……!何テトちゃんにとんでもない幻覚見せてんの!?あの子の最大級のトラウマを!!」
1×「Shedは確かに許せないが…その幻覚については少し…思うものがある…」
De「てめぇよくもArtfulに手を出しやがったな!?明日の朝日を拝めると思うなよ!?」
j「Janeに手を出したんだな?オーケー●ね★」
数分後
〜Mafioso帰宅〜
m「おいお前ら、飲み物カルピスでよかったか?………え…は?……え?」
ミク「みっくみくにしてあげる★」←とか言いながら松明で殴りつけている奴
1×「……!」←無言で剣を振り回してるやつ
De「●ねやごらぁ!!!!!」←一番荒ぶってるやつ
j「というかJaneに会ったってどういう事だお前ぇ!!」←壁やらバグやらで一番拠点破壊してる奴
y「お前よくもお気に入りの肉を不味くする真似しやがったなぁ!?」←おそらく一番キャラ崩壊中の奴
m「……」別室移動
m「なぁ、capo…おままごと中すまないが…」
ca「…?どうされました?」
m「…なんであいつら035をリンチしてるんだ?」
ca「…申し訳ないのですが……私も分からないです…」
m「……そうか…」
c001「ねぇねー!次は僕パパがいい!」
cont「お?じゃあ俺は息子やろうかな?」
s「じゃあ俺パパ!」
cons「話聞け」
ca「あー、もうまてまて。俺も参加するから!」
m「……こっちは平和そうだな」
さて…、この部屋の穏やかさとは正反対なほどに殺伐とした後ろのあの様子…
一体どうするべきか………
コメント
2件
すきです。こういうの大好きです