違和感
それを感じ始めたのは1年前の6歳になる年からであった。
母子家庭で育った信太唯愛は父親不在にも関わらず、母の愛を一身に受けてすくすくと成長して行った。
母と離れたくないと泣きながら行った幼稚園。
母に笑顔でお友達出来た!と伝えた春。
一番好きなのはなんとか君で二番目はなんとか君で…と幼児特有の好きな人いっぱい居る話をした夏。
お遊戯会でシンデレラ役になったと母に自慢げに伝えた秋。
母と手を繋いでどちらが白い息をいっぱい出せるか競い合った冬。
全てこの身で体験して来たものだ。
しかし、その中で私は少しずつ存在しないはずの記憶が陽炎の様に脳裏に浮かび始めた。
母と本屋に立ち寄ると絵本の他に週刊少年雑誌を無意識に手に取ってしまったり、服を見に行くと青い服ばかり選んでしまったりだ。
少年雑誌なんて読んだこともないし、好きな色も青ではなく、母の瞳のルビーみたいな赤が大好き。
極め付けは母とふらりと立ち寄ったコンビニでメロンソーダサワーという、幼児は絶対に飲んでは行けない飲み物をレジに持って行こうとした。
その時は母が血相を変えて「唯愛!!これはお酒なの!普通のメロンソーダ買ってあげるからだめ!!」と自分の記憶の中ではその時の母が一番怖かった。
幼いながらもどうしてこんなことをしてしまうのだろうと悩んだ。
もう少ししたら分かる様な、でもわからない方がいい様なと言う気持ちが右往左往し、それで知恵熱を何度も出して母に心配された。
しかし、その問題が解決される日は唐突にやって来た。
その日は母が仕事でおらず、1人で家に居るのも嫌ですっかり暗くなった夜道をとぼとぼと散歩していた。
それがいけなかったのだ。
『ネェアソボオ』
そう言って一つ目の大きな目の中に、無数の小さな瞳孔がグロテスクに蠢いている化け物。
私はその恐怖に恐れおののき、目を見つめることしかできなかった。
しかし、その化け物はいきなり目を見開いたかと思うと、聞いた事もないような声で発狂し、自身の腕で体を掻き切って自害したのだ。
自分でも何が起きているのかわからなかった。
「ひゅー!ナイス美少女!!どんな男がタイプかな?」
腰が抜けて動けない私にいきなり労いの言葉をかける声が聞こえた。
振り返ると金髪の髪をたなびかせ、バイクから降りてきた女性。
“私”はこの人を知らない。
でも“私”が知ってると言っている。
その時私に“存在していた”記憶がなだれ込んできた。
「はあ…五条悟好きぃ…」
「イベントは絶対服の色青で決まりでしょ!」
「あそこのコンビニもうジャンプ売ってた!!」
「芋焼酎のメロンソーダ割意外といける。」
「呪術廻戦の世界に転生して推しと結婚すりゅう…。」
まるで決して噛み合わないはずのパズルのピースが無理やり形を変えてハマっていく様に、脳内に自分の体験していた記憶が蘇る。
そうだ、私はアラサーのOLで、日々の癒しを求めるように呪術廻戦を読み漁り、五条悟という一生抜け出せない沼にハマっていたしがない喪女だった。
平々凡々な日本人顔だったと言うのに、何故こんな幼女の姿で現実では有り得ない白銀の髪と紫の瞳というファンタジーな姿をしているのか。
そして目の前に居る女性は紛れもない、特級呪術師九十九由基のご尊顔だ。
つまり私は本当に呪術廻戦の世界に転生したと言うことなのか。
悶々と今身に起こっている出来事に葛藤していると、九十九さんがおーいと手を目の前でヒラヒラと振る。
「大丈夫かい?もしかして術式使ったの初めてだった?」
私は耳を疑った。
自分ではそのような自覚はなく、そもそも今まで呪術廻戦の世界だと気づいていなかったのだ。
恐らく先程目の前に現れた化け物は呪霊と言われるやつだ。
前世では霊感皆無だった私にはとてもじゃないが刺激が強過ぎる見た目であった。
ここのキャラはみんなあれを前にして平常心で戦っているのかと思うと尊敬の念しかない。
「はい、初めてです…。怖くて目見つめることしか出来なかったから…。」
まだ先程の出来事に心の整理が着いていない私を見て、九十九さんはニカッと笑って私の頭をぐしゃぐしゃと撫で回した。
「初めてであれなら凄いさ!君みたいな術式はなかなかいないからね、ぜひ私に君の力を引き出させて欲しいな。」
そう言って撫でてくれた手を私に差し出した。
「…はい!よろしくお願いします!」
私は咄嗟に手を握った。
もちろん呪霊は怖い。
呪詛師も怖い。
後数年後には百鬼夜行や渋谷事変やら死滅回游やら人外魔境新宿決戦と言った地獄が待っている。
もちろん死にたくはない。
しかし、私が呪術廻戦の世界に転生出来たということは目標は1つ。
そう、五条悟に会う事!!!
歳は20近く離れているがもしかしたらご都合主義みたいなのが働いて結婚できるかもしれない!
いや、リアルでそこまで歳の離れた女を好きになる男がいたらめちゃくちゃキモイが、五条悟は別枠だ。
こちらは原作はもちろん、腐や夢と言った二次創作も貪りつく様に嗜んでいる。
ありとあらゆる戦友達の知識をフル活用して五条悟の女になってやる!!
その後、九十九さんから連絡先を聞き、家まで送って貰った。
九十九さんに手を大きく振り、お礼を言ってオートロックを解除した。
九十九さん曰く、私は幻影術式というものを持っているみたいだ。
対象の目を欺き、幻覚を見せたり、自分を透明人間の様に認識出来なくしたりと言った精神操作系のものみたいで、術式の解釈を広げれられれば自分自身を欺くことも出来るらしい。
発動条件はニュートラルな使い方の場合、対象と目を合わせること。
何それめっちゃチートじゃんラッキーと思ったが、相手が格上の場合自分に大きな反動が来るそうなので使う時は要注意らしい。
ちょっとがっかりした。
さすがにご都合主義があっても最強という立ち位置は難しいようだ。
エレベーターを降りて鍵を開けると部屋は案の定真っ暗だった。
記憶を取り戻す前は夜に働く母が友達の親と違うなと不思議に思っていたが、今なら理解できる。
母は仕事に行く時は必ず華美な服や装飾を纏い、携帯で男の人と連絡を取っている。
まだ推測に過ぎないが、水商売で働いているのだろう。
女手一つで私を養っていくには一筋縄では行かないようだ。
帰宅するのも早くても2時過ぎ頃で、アフターが長引けば私が登校する時間に帰ってくる。
土日は家にいる事が多いが、お客さんとの付き合いがあれば早朝からゴルフなどの接待にも行っていた。
母には休みという休みは無いようだった。
もちろん幼いなりに寂しさはあった。
何度も夜間保育に預けられる時行かないでと母に縋り着いたか。
母は泣きそうになりながら何度も謝っていた。
母は私に寂しい思いをさせているからと一緒にいる時は愛情をたっぷりと私に注いでくれていた。
私の要望にはなるべく答えてくれて、不審者に攫われそうになった時も身を呈して守ってくれた。
母が出勤前に作ってくれている手料理も大好きだ。
疲れているだろうに、いい物を食べて欲しいからと凝った料理をたくさん作ってくれる。
そんな母が大好きだ。
多分母を捨てた男はとんでもないクズである。
見つけたらそんな汚い遺伝子ばら撒くなと金玉を潰してやるつもりだ。
ふとソファで考え事をしているとスマホが鳴った。
確認すると母からだった。
「もしもしママ?」
「唯愛、ごめんねいつも夜遅く1人にして。今日は早めにお仕事終わったから今から帰るね。」
「え!ほんと?明日も何も無い?」
「明日は土曜日だからお店休みだし、お客さんとの予定も何もないよ。2人でどこかお出かけしよっか!」
「行く行く!ママとお出かけ楽しみ!」
「ママも唯愛とお出かけするの楽しみ!タクシー拾えたからすぐ帰るね。」
「分かった!お仕事お疲れ様!」
そう言って通話終了ボタンを押した。
記憶が戻っても尚、母とのお出かけは大好きだ。
自分の前世が母と同世代だったこともあると思うが、母は私を楽しませるために休みの日は近場の娯楽施設に遊びに連れていってくれる。
旅行はまだ一度も行ったことがないので、推しの聖地である東京や京都などにはもちろん行ったことがない。
超強化版五条悟の女の私としては東京、京都と懐玉玉折の聖地沖縄には是非足を運びたいところだ。
今年は2013年なので、まだ推しは生きている。
5年後までに会えず、後悔する前には必ず成し遂げなければ。
「ただいま。」
「ママ!おかえりなさい!」
帰宅した母に抱きついて労った。
艶めかしい漆黒の髪をアップヘアにして、綺麗に身を整えている母からはタバコとお酒の臭いが染み付いていた。
前まではこの臭いが苦手であったが、今ではこの匂いすらも愛おしい。
脳内年齢アラサーにしてマザコンである。
傍から見たら地獄絵図だが今の私は7歳の超美幼女だ。
だからセーフ。
「はー、唯愛をぎゅってするとお仕事頑張って良かったって思えるよ。」
「ほんと?私もママにぎゅってされると、ママの子に生まれてよかったって思う!」
「もーこの子ったら。それで、明日はどうしよっか?」
そうだった!明日の予定…五条悟のせいで頭からすっぽーんしてた。
うむむむ…いざ言われてみると簡単には出てこない。
なぜならここは未開の地グンマーの砦を超えた先の幻想郷とも名高き新潟県である。
前世ではおじいちゃんの家が新潟だったが、遊びに行った際狸にどつかれたのがトラウマで正直あまりいいイメージはない。
今住んでいる所は比較的栄えている所なので不安材料はいないが、せめて狸にどつかれ無い所がいい。
「じゃあ、あそこの遊園地に行きたい!」
「遊園地って、4歳の頃に行ったユートピアランドのこと?」
「そう!もう私7歳になるからジェットコースター乗ってみたいなって思って!」
「あの時唯愛、身長制限で乗れなかったもんね。いいよ!じゃあ明日はユートピアランドに決まり!」
わーい!と母に抱きつく少女(アラサー)。
アラサーにして田舎のちんけな遊園地如きで喜ぶのも如何な物かと思うが、決してジェットコースターに乗りたいだけでは無い。
いや、久々に乗りたいけども。そうじゃない。
何を隠そう、その遊園地ではある奇っ怪な噂があるのだ。
呪術廻戦での呪霊の発生条件がこの世界でも適用されるのであれば、恐らくそこにも仮想怨霊的な呪霊が湧いているはずだ。
今日初めて自分の呪力と術式を理解した。
前世で持ち得ない力を試してみたいと思うのは当たり前だろう。
原作だと地方には強い呪霊は滅多に現れないと言っていたから多分大丈夫だ。
うん、多分、きっと、絶対。
そんな訳で明日に備えて寝るとしよう。
おやすみ世界。おやすみ五条悟。
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いや、こんなはずではなかった。
昨日みたいにサラッと倒して、どうだ見たかー!!と誰にも見られているわけが無いのにドヤ顔でフンスフンスと鼻息高らかに仰け反り返る予定だったのに。
「カァアクレンボシマショォオ」
術式を展開して当てたはずなのにピンピンしている呪霊。
それに反して、頭を抑え鼻血をぽたぽたと垂らす私。
時は遡ること数時間前____
母と手を繋いで寂れたゲートを潜る私。
まずはジェットコースターでしょといい、一番乗りたかった一回転する奴にならんだが、身長制限に余裕で引っかかり、ちっちゃい子向けのジェットコースターで妥協してむくれていた。
ちなみに母は隣で絶叫してた。
子ども用ジェットコースターが怖い母かわいい。
そんで迷宮迷路であちこち寄り道をしまくり、コーヒーカップでマックスまで回しまくった結果、母がバテてしまった。
ちょっとお休みしたいと母が言うので、チャンスだと思い、トイレに行くふりをしてその噂の場所に向かったのだ。
その場所というのが、なんと一座の山である。
土地柄なのか、ここの遊園地は私有地として山を一座保有していた。
そこに子どもが足を踏み入れると神隠しにあい、二度と元の世界に帰って来れないという噂話だ。
そんなもの呪術廻戦厨の私からしたら矢も盾もたまらずである。
そんなわけで禍々しい立ち入り禁止の柵の隙間を潜り抜け、呪霊とご対面したのだ。
しかし、ご都合主義に頼りすぎていた私は後悔した。
術式は当たるが中和される。
そして反動で頭に激痛が走り、鼻血がぽたぽたと流れ出る。
これは昨日九十九が言っていた格上には強い反動が起こるという話が頭をよぎった。
そうだ、自分という存在を過信し過ぎていた。
五条悟の六眼と無下限呪術の様な無敵な物ではないし、体術だって平均的な7歳児のそれだ。
これはもう死ぬ。
やばいいやだ、まだ五条悟に会えてないどころかこの世界を認知してまだ1日しか経っていないのに。
どうしよう…もう呪霊の腹に取り込まれる…。
死にたくない…死にたくない!!!
「大丈夫かい?」
聞き馴染みのある声に思わず顔を上げた。
艶のある黒髪をお団子にし、切れ長の一重が優しく弧を描く様に、もう大丈夫だと言うように優しく笑いかけ、そのおぞましい存在をしゅるしゅると黒い玉に変えていく。
額に縫い目のない彼はまごうことなき夏油傑本人である。
しかし、彼の服装には違和感しかない。
なぜなら、原作では僧侶の様な袈裟姿のはずだが、目の前にいる夏油傑は私の推し五条悟と同じ教員服を着ているのである。
ということは、彼は呪術高専の教師という事になる。
ひょっとしたらこの世界は完全な原作軸とは違い、平行世界の一つなのかもしれない。
ということは、私の推しは親友を殺さなくても済むという事だ。
夏油not離反だ!!良かったな推しよ!!
「た、助けてくれてありがとうございます。お兄さん。」
「どういたしまして。それにしてもびっくりしたよ。君、持っている側なんだね。」
しゃがんで目線を合わせてくれている凄くイケメンな前髪(概念)のその角張った精悍な手で鼻血を吹いてもらい、もう片方の手で凄いじゃないか、と私は頭をよしよしと撫でられる。
ファアアア!!手ェごっつ!!これぞポケモンマスター系ゴリラや!!!
「でも、1人でこんな所に来たら危ないよ。君に何かあったら大切な人達を悲しませることになる。」
「…ごめんなさい。」
うぅ…愛のある叱責だ…私のママよりママだ…。お袋さん…あったけえっす…。
「私には謝罪なんていらないよ。さあ、親御さんの所に帰ろう。」
「はい!」
どさくさに紛れて夏油傑のお手て握ったった!!
手ェデカすぎて小指しか掴めてないけど!!
この前髪全振りイケメンにおにぎり握らせたら一つあたり何合ぐらいになるんだろう…。
いや今はそんな事考えなくていい!!
そうだ、仲良くなろう!!
「お兄さんお名前なんて言うの?」
「私は夏油傑っていう名前だよ。君のお名前も教えてくれるかい?」
「うん!信太唯愛!今年7歳!唯一の愛って書いてゆあって読むの!」
どうだ、小一ではまだ習っていない漢字の意味を知っている7歳児だぞ!!
フッ…こいつ、おもしれぇ奴…。をしてくれてもいいんだぞ!
ま、私は五条悟一筋だから断っちゃうもんな!
お!案の定なんかびっくりしてる!!
前世で3日で飽きた進研ゼミのお陰かな!!
「…そっか、素敵な名前だね。」
はい!!確定演出!!
パチンカスならここで脳汁ドバドバだろうが、初めてのパチンコでやり方分からず2万スった私でさえも脳汁ギュインギュインだぜ!!
「傑くんは全然訛ってないね。東京の人?」
「そうだよ。今日はお仕事で新潟に来ているんだ。唯愛ちゃんは新潟に住んでいるの?」
「新潟だよ!お母さんと2人暮らし!」
はっひゃあー傑くんって呼んじゃった!!
もう普通に夏油傑と話しちゃってる!!!
ごめんねママ!!具合悪いのに一人にしちゃって!!
娘は今めっちゃ幸せです!!
「そっか…唯愛ちゃんは将来呪術師になるのかい?」
「うん!!なりたい!!私ね、九十九さんって人に弟子入りする事になったの!傑くんは九十九さんのこと知ってる?」
「もちろん、あの人は呪術師の中でもトップクラスに強いからね。」
いやあなたも強いでしょうが!!
九十九さんもそうだったけど、なんで特級の人たちってみんな筋肉ゴリゴリなの…。
推しも人外魔境編でどこぞの魔境に隠してたんだいって位のムッキムキマッスル披露してたし。
もしかして乙骨パイセンも脱いだらゴリラなのかな。
なんかちょっとやだから永遠に純愛砲撃っててほしい。
「…と、君のお母さんがお迎えに来てくれたようだね。」
「あ、ほんとだ!ママー!!」
うおおごめんよ愛しの母上。
隣の前髪ポケモンマスターにお袋み感じ過ぎて戻るに戻れなかったぜ。
なかなか戻らない私を心配していた様で、息を荒らげながら私のところに走ってきてくれた。
そんでもって少し強引に夏油傑から離れた私の手を強めに握り、控え目な声で夏油傑にお礼を言って私を引っ張って行った。
あー!!ママまって!!まだ夏油傑のLINE聞いてない!!
もうしゃあない!!次また会えますように!!
とりあえず、めっちゃ手を振ることにした。
その間も、母はかつてないほどの歩幅でスタスタと歩いてゆき、夏油傑が見えなくなった所でストンとその場にしゃがみ込んだ。
「ママ…?大丈夫?」
「うん、大丈夫。さっきの男の人には何もされなかった?」
「何もされてないよ!私迷子になっちゃって、ママのこと一緒に探して貰ってたの。」
「そっか…ならよかった。唯愛、ごめん、ママちょっとだけ体調が悪いみたいなの。まだお昼前だけど、お家帰ろっか。」
「ママ大丈夫?無理させちゃってごめんね…。」
流石にコーヒーカップでトドメさした感が否めない…儚い系美人のしんどそうな顔は己の倫理ィが抉られるぜ…。
まあでも、夏油傑にも逢えたしモーマンタイ!
帰って九十九さんにいつ稽古つけて貰えるか聞いとくかあ。
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「もしもし?ああ、巻き込まれていた子どもは無事送り届けたよ。それで、後で話がある、悟。」
夢主と夢母の紹介
【夢主】
信太唯愛
2006年12月31日生まれ
白髪に紫の瞳を宿した少女
7歳になる年に九十九に出会い、あれ、なんか違う人生送ってね?って気づいて呪術廻戦の世界だと理解する
前世は五条悟の女で都内から地方までイベントには必ず通うほどの強火担だった。
現在は超絶ママっ子。
自分と母の年の差的に父親絶対やってんなって思ったので見つけ次第、領域展開“精巣捻転”を決め込んでやると息巻いている。
幻影術式
能力は欺罔であり、相手に幻覚を見せて自滅させたり、自分を見えないものとして認識させなくしたりできる。
7歳現在ではニュートラルな使い方しか出来ず、発動条件は相手の目をみることだが、九十九曰く術式の解釈次第に寄っては己自身を欺いたり、領域内の必中効果を無効化させることもできるらしい。
ただし対象の強さに応じて自身にも呪いが帰ってくる場合があるため、くれぐれも注意が必要である。
【夢主母】
信太紫苑
18歳で唯愛を産んだ若ママ。
一時期は東京で暮らしていたが、唯愛を身篭り新潟で暮らし始めた。
黒髪で赤い瞳のボンキュッボンお姉さん。
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