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兄弟がまだ小学生、園児の頃
有妻一家が住んでいたのは今、兄弟の家がある場所ではなく住宅街の中心付近に住んでいた
父はその頃、建設会社で働いていて家族4人穏やかに暮らしていた
しかしある夜それは一変する
母が夜食を作っていた時、どこからともなく台所の壁から火が見え一瞬で一家の家の床に広がったのだ
父がすぐに消防機関に連絡し、対応は早かったが母が逃げ遅れてしまい右足に火傷をおってしまった
母は病院に運ばれ、父が付き添って行ってしまい
兄弟はしばらく叔母の和子の家に世話になることになった
その間、父はその会社の給料で兄弟の現在宅の土地を買いここを一家の次の居場所とし、探偵業をはじめた
ーーー
龍「とまぁ、これが俺らの子供の頃に見た最初の事件ってとこかな」
龍季の言葉に洸はうん、と頷いた
小「ちょ、ちょっと待ってください!」
小春の反応に二人はん?と不思議そうな顔をする
小「あの。して火事の原因はわからなかったのでしょうか?」
龍「あーそれね。ガスのとこにあった外の線が切れてそっから点いたみたい」
答えを聞いた小春は目を丸くして一瞬停止し
小「なんだ、拍子抜けしましたぁ」
という安堵の声とともに大胆に椅子を背中につけた
兄弟が小春の格好に少し笑うと洸が話を続けた
洸「でも、そのショックで母さんの声がでなくなっちゃって」
小「えっ、そうなんですか」
洸「うん。でも母さん俺たちを困らしたくないからって病院いってトレーニングしてるって前に父さんから聞いた」
小春はほおと小さく反応すると、そこで兄弟の話は終わった
四人は翌日、兄弟の父に何を言われるのか期待と緊張の中それぞれ別れた
翌日の夕方
兄弟は依頼で外へ出ていて父があったのは小春だけだった
父は小春を龍季か洸、豪の恋人と誤認し三人が戻るまで応接に使うソファに腰掛けていた
少しして依頼を終えた三人が戻ってきた 、その後ろに和子も入れて
龍「おう。時間どおりに来たな」
父「お前らが遅すぎんだよ。てかなんで和子まで」
和「久しぶりね、お義兄さん。私も何をいうか気になってきちゃったの。頑張ってるバイトの様子も見たいしね」
和子の発言に、兄弟の父・隆一(たかいち)は、もう一度小春の顔を見て驚いた
隆「バイトっておま・・・。お前がここに呼んだのか?この子を?」
和「ええ、だって洸一人にパソコンいじらせてても寂しいし、大変でしょ?」
和子の言葉に洸が思わず吹き笑いする
洸「おばさん、理由が前後反対です笑」
和子「あら、ごめんなさいね」
誤認が解けたところで兄弟は小春に父を紹介し、父の話がでるのを全員で待った
龍季が帰ってきた理由を問うと隆一は息を一つ吐いてから言った
父「俺な、大工辞めて母さんのそばにいようと思う」
その言葉に一番驚いたのは龍季だった
理由を問い詰めると隆一から来た答えは゛もう一度家族で一緒にいたいから゛だった
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