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「何時からだろうか、君が壊れてしまったのは」
ふと、精神を病み姿を消した恋人を思い出していた
彼は小説を書くのを生業にし、心から楽しんでいて、がむしゃらに頑張る彼を応援していたのに、
いつしか、小説を書く為に敢えて傷付くようになって行ったのだ
「もう、辞めろこんな事、」
そう何度呼び掛けようとも、倒れようとも彼は小説を書くのを辞めなかった
「ファンの為にも、もっと、良い作品をかかなきゃ!」
「まだ、頑張れる……もっと遅く迄起きれば間に合う、」
小説を生み出す機械を求めた有象無象は礼儀も弁えず彼を厳しく監視した
厭、一番彼を追い詰めていたのは、彼自身だったのか、
嗚呼、彼は何処に行ってしまったのだろう、