テラーノベル
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コメント
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初っ端から神やないのぉー (_ - -)_ バタッ
こんにちは。つうんです。表紙をリア友がつけてくれることになりました!!祝いましょう。本当に神絵師ですよ。テラーノベルとプリ小説やってはるそうです。「アセロラもどき(夜行性)」という方です。最高ですからご覧ください。でもこの小説を書くのはパソコンでやっているのですが送っていただいた表紙はスマホにあるんですよ。だからデータを移さないといけなくて...表紙つけるの時間かかるかもですがよろしくお願いします。
ということで、良ければ読んでいってくださいな。
しばらく歩いていると、奥の方に洋館が見えた。青い屋根だ。やはり戦後改革での民主化の影響だろう。アメリカさん、細部まで拘っていてすごいなぁ、などと現実逃避ぎみに考え、洋館に近づく。黒い、鉄格子のような門が日本を出迎えた。一人で住むにはあまりにも大きすぎる洋館だが、この門のせいで狭く、牢屋のように見えてしまっている。
山の奥深くの寂しげな館で、父は一体何を思っているのだろうか。何を感じているのだろうか。
孤独?後悔?憤怒?恐怖?...嫉妬?それともアメリカ達に対する怨念だろうか。失った仲間に会いたいという渇望か。何にせよ、いい感情ではないだろう。そう父の心情を予測する。であれば、もしフランスが言っていた通りだとして、父にどう伝えれば良いだろうか。ぐるぐる考え、ふと日本はそんな考えを捨てた。父の本当の感情などわからないのだから、今悩んでも仕方がない、と。
どうやって入ればよいのかは、受付に許可を取ったときに説明をされた。門が開くところにパスコードを打ち込むところがあるから、そこに今指定するパスコードを打ち込めばよい、だったか。打ち込むところを発見した。そして日本はパスコードを思い出しながら打ち込む。「08150211」
ガチャリ、と錠が開く音がして門が開く。錆びた鉄格子がギィィィと不快な音を立てる。ここでまた大きく深呼吸をして敷地内に足を踏み入れた。
やはり大きな、だが美しく整えられた庭を通り抜け、重厚な扉の前に立つ。一応ノックをし、ぐっと力を入れ押し開けた。
開けたそこに、父はいた。細い体に軍服。深めにかぶった軍帽。ゆっくりとこちらを見た。すっと通った鼻筋に薄めの唇、切れ長でまつ毛の長い目。相も変わらず美しい。だが、明らかに違う。全く違うのだ。瞬間、日本は違和感に気付いた。
どこか虚ろに霞んだ瞳、全く感情が伝わってこない表情、力のない動き。
日本が幼いころ接してきた日帝は、もっと瞳に鋭いような優しいようなとにかく温かい光が宿り、無表情ではあるが生き生きとした表情をし、所作の一つ一つに神経がいきわたっていた。
日本は記憶と全く違う父の姿に何か恐怖を覚えた。玄関で挨拶も忘れ突っ立っていると「何の用だ」と掠れた、何年も出していなかったようなか細い声が問うた。そして、声の主である日帝は、顔を引きつらせ無理矢理微笑んだのだった。
はい、切ります。長いですかね...ではまた。