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新連載

『こんな”僕”を愛してくれる君が大好き』

中太注意

太宰病んでる

共依存?

色々注意



とある少年が教室に入った瞬間、誰かが大声を出して言った

「うわっ!みんなァァ!《バケモノ》が来たぞぉぉ!」

《バケモノ》を強調して言ったその声に周りは

「キャァァ!」

叫んだり

「なんできたんだよ!」

意味もなく怒り

「そうそよッ!」

その怒りに何故か賛成をし

「あんたみたいな《バケモノ》」

「いなくなっちゃえばいいのよ!」

と暴言を吐いている


暴言を履かれている子は何も言わずにいた


誰かの声だぁ…

1度聞いた事のある声

「いなくなっちゃえばいいのよ!」

そっか

僕だっていなくなれるならいなくなりたい

でもね、なんかシュッパイしちゃうの、

嫌だね

僕だって、いなくなれるなら、

「だざーーー!!!」

誰だろう

出来損ないを呼んでいる

「ーーいさん!!」

五月蝿いなぁ…

このまま寝かせて、

「太宰さん!起きてください!」

パチ

「んもぅ、五月蝿いなぁ、」

私の名前は『太宰治』

武装探偵社員

気持ちよく(?)寝ていた私を起こしたのは彼、『中島敦』くんだ

私は今、探偵社のソファでゆったりと寝ていた

「五月蝿いなぁじゃないです!」

「いつまで寝ているつもりなんですか!」

「私が満足するまで?」

「はぁ…国木田さんが怒ってますよ…」

「別にほっておけばいいじゃないか」

「んもぅ」

「じゃ、おやすみ〜」



彼がさっき言った「国木田さん」というのは武装探偵社員の『国木田独歩』の事だ

国木田は社長代理でもあるベテラン的存在

私の「現相棒」だ

でも私は相棒とはあまり思っていない、

理由は1つ、「元相棒」の方が好きだから

国木田とは確かに組んでいる

でも組んでいるだけ

組んでいるだけなら別に相棒だと思わなくてもいいだろう?

それに、私にとって相棒は彼しか居ないのだから

ちなみに私の「元相棒」というのは

ポートマフィアの『中原中也』というこの事だ

中也も《バケモノ》と言われた過去がある

“僕”と一緒

だから僕は彼を人間と見る訳じゃない

ただただ僕は中也を人間だと思ったから、だから僕は『中原中也』という生物を人間として見ている

そして中也も僕を人間としてみてくれる、接してくれる

僕を人間として見るのは中也だけ

彼を人間として見るのは僕だけ

なんとも言えない関係だけど、僕は中也が大好き

好きで、好きで、たまらない

なんでそんな僕が中也といれるポートマフィアをやめたか、

それは友人に言われてしまったから

僕には中也以外に”2人”僕を人間としてみてくれる友人がいる

その友人に言われてしまった

「光の世界で生きろ」

「そっちの方が幾分か素敵だ」

「分かるさ、俺はお前の友達だからな」

言われてしまったから、

だから大好きな彼の、中也の傍を離れて探偵社に入った

これが僕

ただの単純な莫迦野郎

そんな僕を愛してくれた中也がだいすき

もちろん、僕を光の世界へ導いた彼も、もう1人の友人も大好き

でも僕が1番愛しているのは中也なの

ごめんね


暗い部屋でテレビの画面だけが光を反射している

そして部屋にいた誰かが囁く

「あぁ太宰♡愛してるぜ♡」




なんこれ


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