注意*
・私の妄想でしかありません
・オリジナル主様がいます
(まだ見つかっていない設定です)
・苦手な人は閉じて下さい
ーベリアン視点ー
ベ「家族……?」
ル「詳しく聞いてもよろしいですか?」
リラ「うん。これはエルから聞いたんだけど、私は生まれてすぐあの森に捨てられたらしい。」
ミ「それは……どうして?」
リラ「……見た方が早いかな。」
そう言い、彼女は深く被っていたフードを脱いだ。
4人「!!」
ベ「それは、、
リラ「うん。」
そう、彼女の額の右側には私たちのように紋章が刻まれていた。
リラ「私は生まれつきこの紋章があった。それを見た親が不気味がって捨てたんだろう。」
ベ「そんなこと、聞いたことありません。生まれつき悪魔と契約した人なんて、」
リラ「私にもよく分からない。でも、捨てられた私を育ててくれたのは間違いなくエルだよ。」
ル「ふむ、にわかに信じられないことですね。まず、悪魔との契約は絶望を経験していないとできないはず。」
ラト「年齢が0歳で止まってないのも不思議ですね。本来なら契約した年で止まるはずですし」
ルカスさんやラトくんの言う通り、彼女にはおかしなことがいくつもある。そもそも、人間と悪魔の間に絆ができるのか?
エル「はぁ、これはいつまで続くんだ?」
そう発したのは悪魔だ。
リラ「ちょっとエル。別に良いでしょ?」
エル「こいつらと俺は違う。あいつらが契約している悪魔と俺を比べられるのは癪に障る。」
リラ「はいはい、エルの方がすごいよ~。」
適当にあしらう彼女を見ていると、2人の間に信頼関係があるのは確かだろう。
リラ「でも、そうだね。もうそろそろ帰らないと。」
ル「すみませんが何処に住んでいるかもう一度聞いても大丈夫でしょうか?」
リラ「うーん、本当はね私はあの森に住んでいるの。捨てられてからずっとね。」
ル「やはりそうでしたか。」
ミ「ではあそこにいたのは、迷っていたからではなく…」
リラ「本当は見回り。動物たちがさわがしくてね。確認しようと思って。」
ラト「?ですが、あの森には動物はいませんでしたよ?」
ベ「そうですね。一度も見かけていません。」
リラ「あぁ、あそこの動物はエルと同じように姿を隠しているからね。」
ラト「何故?」
リラ「あそこは何処かの軍人がよく侵入してくるんだよね。その度むやみに動物たちを殺していくから困っていたんだ。」
ミ「それで…」
彼女への質問はまだまだ続くのであった。
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