注意*
・私の妄想でしかありません
・オリジナル主様がいます
(まだ見つかっていない設定です)
・苦手な人は閉じて下さい
ーベリアン視点ー
彼女には不思議なことが多い。本当に多すぎる。きっと質問を続けたら3日は最低でもかかるでしょう。そこで、
ベ「皆さん、聞きたいことが沢山あるのは分かりますが一度落ち着きましょう。彼女には私たちのことも教えるという条件で来ていただきましたし。彼女ばかり教えるのは公平ではありません。」
ル「確かにそうだね。」
リラ「うん、落ち着いてくれたのは良いんだけど、一回帰らしてくれないかな?動物たちには少し出てくるとしか言ってないんだ。」
気付けば太陽はかなり落ち、少しずつ夜が近づいていた。
ミ「では、馬の用意をしてこよう。それと、また今度君の元を訪れてもいいかな?まだ聞きたいことがあってね。」
リラ「それは構わないよ。ただ来るときは伝書鳩を飛ばしてね。さっきも言った通り私たちの家は隠されているからね。森に着いたら迎えに行こう。」
ミ「あぁ、ありがとう。」
ラト「ミヤジ先生、私も馬の準備を手伝いましょう。」
ミ「ありがとう、ラトくん。それでは失礼します。」
そう言い、ミヤジさんとラトくんは部屋を出ていった。
リラ「あ、ベリアンさんとルカスさん?」
ベ・ル「はい。」
リラ「1つお願いがあって……」
ベ「お願い?」
リラ「その……私たちのことは誰にも言わないでほしいんだよね。特に貴族。」
ル「理由を伺ってもよろしいですか?」
リラ「単純に私は平和に暮らしたいんだ。エルとあそこにいる動物とね。それが幸せなんだ。どうせ知られたら臆病な貴族たちは私を探しだして殺そうとするでしょう?」
ベ「それは…否定できませんね。」
リラ「私が殺されるのは別に良いんだけど、動物たちも私を探す時に殺されてしまう。森自体を燃やそうとする貴族も出てくるだろうしね。約束してくれるかい?」
彼女の言葉からあそこの動物を大切にしているのは間違いない。
ル「はい、約束しましょう。」
ベ「ですがリラさん、私たち悪魔執事があと12人いるのはご存知でしょうか。」
リラ「うん。」
ベ「悪魔執事の中で情報は共有しておきたいのです。それはよろしいでしょうか。」
リラ「まぁ、貴族たちにバレないなら。」
ル「それはご安心を。私たちは口が固いですから。」
リラ「そう。」
コンコン ガチャ
ラト「失礼します。馬の準備ができました。」
リラ「ありがとう。では、失礼するね。」
そう言い、彼女はあの森へと帰っていった。
ベ「ふむ、やはり謎が多いですね。」
ル「うん。こればかりは私たちではどうにもならないね。」
ベ「とりあえず他の執事の皆さんと話しましょう。」
すっかり夜になってしまった外を眺め、ルカスさんとそんな話をした。 今日の夜は皆さんを集めて会議になるでしょう。その間に今日の出来事を上手くまとめておかなければ。さすがに情報量が多すぎて説明が難しそうです。
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