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ちょいと前書き
前回の話なんですけど、見てこれ↓
?!?!??!?!
354?!
みこめっとパワー(っ’ヮ’c)>エグスギイイイイ
ありがとうございます!
正直、自分が書く小説にこの♡数は合わないと思いますけど…(
これからも頑張ります!
ホロ見て無さすぎてすいちゃんのキャラ崩壊が…
あったりなかったり(切り抜き見て勉強したけど、キャラの解釈不一致な場合あり)
それじゃ、前書き終わり!
start!
私は『失敗作』_______
注意
・キャラ崩壊
・地雷(mcmt)
・誤字脱字あるかも
・二次創作
START
みこちから『またね』と言われたあと、
私は屋上で考え事をしていた。
「またね…か…」
彼女は笑顔で言ってくれた。
まるで、何年も友達かのような眩しい笑顔で。
正直、とても嬉しかった。
友達がいない私にとって、また一緒に話してくれる友達が出来たことは本当に嬉しかった。
…でも、明日もこうやって話してくれるのは、みこちの…みこさんの気遣いではないのだろうか。
友達と話したり、遊んだ経験があまりない私と話して、楽しいのだろうか。
結局、気遣ってくれているんだろうな。
今までの友達…クラスメイトもそうだった。
最初は、みんな気遣って私と話してくれていた。
でも、私と付き合っていくにつれて、
「この子は話しても面白くない」
と気づいて、結局、みんな離れていく。
それは、みこさんも例外ではないと思った。
「やっぱり、私は一人の方がいいんだろうな」
キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが鳴った。
このチャイムは…四限目か。
鳴ったチャイムは、 四限目が終わったチャイムだった。
「購買…間に合うかな」
私のご飯は家にある食材(自腹や家族が置いていったもの)で頑張って腹を満たしてる。
最近は自腹で買うことが多くなって、ずっと金欠。
とほほ。
ちなみに、私の家にはお小遣い制度というものはない。
どのように稼いでいるかというと、居酒屋のバイトで少しずつ稼いでいる。
親にバレたら面倒くさそうなので、バラしていない。
まあ、親はあまり帰ってこないけど。
「お金は…」
私は制服のポケットから財布を取りだした。
そして、財布の紐に手をかけ、財布を開ける。
「500円あればなんとかなるか…?」
そんな小さな希望を抱かながら小銭入れを見た。
「…100円…?」
そんな希望はどこかへ行きました…。
私の全財産、100円。
金欠とは言ったけど、ここまでだったとは。
もちろん、お札が入っているところは何も入っていない。
「…何も買えないや」
「…昼ごはん抜きでいっか」
今日は頑張って夜ご飯を沢山作って、お腹を満たさないと…。
「朝ごはん食べてくるべきだったな…」
「暇になってしまった…」
私の暇つぶしになる昼ごはんが無くなってしまったから、また、屋上で雲の流れを見るしか無くなってしまった。
ガチャッ
「すーいちゃーん!」
「うわっ」
空を見ながらぼーっとしていると、いきなり、ドアが開いて、さくらs…みこちが入ってきた。
「ご飯だにぇ〜!」
いつもみこちはここで食べているのかな?
じゃあ、私は空き教室とかで暇つぶしをしよう…。
と、考えた私は、屋上から出ようとする。
すると、
「一緒にご飯たべよーぜー」
「…は?」
今、なんて言った?
一緒にご飯を?食べる?
私と?
なんで?
「すいちゃんのご飯はなーんだ!」
と言って、みこちが私の周りをぐるぐる回る。
私と一緒に食べようとしているのか?
この子は。
何故?
私と一緒に話すと、迷惑なはずなのに。
面白くないのに。
「…ないよ」
「ええ?!もう食べちまったのか?!」
「いや、もとからないよ」
「は?!」
そんなびっくりすることだろうか。
たかが、ご飯を抜いているだけなのに。
「朝ごはんだけで今日を過ごすのか…?!」
「朝ごはんも食べてない」
「はあ?!」
お〜、もっと驚いた。
「購買行け!購買!」
私は興奮しているみこちにさっきの100円玉を見せつけた。
「…?」
「でぃすいずまいぜんざいさーん」
「…は?」
みこちは驚いた表情のまま固まった。
「お〜い」
「おめえ、どうやったら1食で生きれると思ってんだよ!!!」
「ん〜、その1食でめっちゃ食べるからなんとかなるよ?」
「なるわけねえだr… 「ま、とにかく、屋上に用は無いし、お邪魔するのもあれなので、私は空き教室の方に行かせていただきます」
「ええ?!みこ、1人になっちゃう!」
「いいじゃん、別に」
「酷いぞ!ほしまち!」
「だって、何もすることないもん」
「………すいちゃん、お腹、空いてる?」
「…うん、空いてるけど」
何か、嫌な予感がする。
この子と一緒に食べるってことになりs…
「みこのおかず、あげる!」
「あ、え、ええ?」
「みこのおかず、美味しいよ!」
「あ、でも、みこのお箸を すいちゃんが使ったら、間接キッスになるやん…」
「エ〇ゲーになっちまう!」
その考え方はよく分からないが、気を遣わせてしまっている。
私は人に気を遣わせないで生きたい。
そもそも、友達じゃない人におかずをあげるって優しすぎない?
「と、友達じゃないのに…いいの?」
「え」
みこちが固まってしまった。
何か変なこと言った?
「みことすいちゃんは…友達じゃないの?」
「え」
『友達じゃないの?』という言葉を聞いた瞬間、鈍器で頭を殴られたような衝撃が走った。
「友達だと思ってくれてなかった…ってことかよぉ?!」
「友達だと思っていいなんて思っていなかったから…」
「あ〜!わがったよ!もうみこ、怒った!」
「これ食べたら許す!」
と言って、みこちが私に差し出してきたのは卵焼きだった。
「…いいの?」
「これ食べなかったら許さん!食え!」
「あ、それで!これ食べて友達になるまで許さん!」
「…わかった」
ぱくっとみこちが差し出してきた卵焼きを食べると、甘い味が口の中に広がり、すぐに溶けて飲み込んでしまった。
「…美味しい」
「…!」
「…じゃ、友達な!」
太陽のような笑顔を持っている彼女と友達になるなんて許されるのだろうか。
いや、みこちがなりたいって言ってくれてるんだ。
それに、私も友達になりたい。
「…わがった!」
「それ、みこの!!!」
「あはは、ごめん」
「…じゃ、これから”も”よろしくにぇ!」
「…!」
「あい!」
ありがとう。みこち。
こんな、卑屈で引っ込み思案のわたしと友達になってくれて。
「隙あり!」
「な゛っ…!」
「いっただき〜!」
「あ!それみこのたい焼き!」
「なんで弁当の中にたい焼きが入ってるんだよ…」
ああ、友達になれて良かった。
おまけ(後日談)
この時、みこちと一緒に食べたご飯は生まれてからこの日まででいちばん美味しいご飯だったとか。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡35
8月19日
コメント
3件
神だ、、てぇてぇぜぇ