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暫くの沈黙……
桜「…それで、何で部屋の前に居たんだよ…」
桜からそう話された時、やっぱりそう思うよな、と知ってた癖に話す自分が怖くなる…。
梅みたいに受け止めてくれるか分からない…、桜は曲げた事が嫌いだ、真っ直ぐ、己の道を通すカッコイイやつだ…、俺みたいに優柔不断じゃない、でも…話さなきゃ伝わらない、思ってても、相手には伝わらない……。
桜「?皐月?体調悪いのか…?やっぱり風邪引いたのか!?」
皐月『……違うよ、俺自身が情けなくて…ごめん』
俺がそう伝えると桜は
桜「ッ何で謝ってばっかなんだよ、俺に話したい事があるから待っててくれたんだろ!?俺は…ッ、俺は別れ…告げられて悲しかったし……、寂しかった……。」
俺から顔を逸らした桜は少しずつ本心を明かしてくれた
そっか、桜も梅も俺と一緒で不安だったのか…、自分が幸せに出来るか、ちゃんと一緒に歩めるか…、同性同士周りの目線とか……。
あぁ、それは俺だけか……、その1歩が進めてないのは…俺なんだ…。