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皐月『……色々不安にさせてごめん』
俺は桜に頭を下げて謝った
桜「べ!別に謝って欲しい訳じゃ皐月『俺が謝らないといけないから』…ッそ、そうか」
皐月『……俺、すげー自分勝手で、すぐ逃げるし、相手の心なんて分かんねーし、自分優先するし…、でも、やっぱりお前らが好きだ…何言ってんだって話だけど…やっぱり俺、お前らと一緒に居たい…ッ!だからッ』
俺が話を終わる前に桜に抱きしめられて…
桜「嬉しい…俺、離す気無かった…でもお前は野良猫みたいにどっか行くし…、擦り寄ってきたと思ったらどっか行くし……、でも、そっか、好きでいてくれてるんだな」
桜の顔が見れない…、だってこんなにも心臓が破裂しそうになるくらいドキドキしてる…。
俺が何も言わない事を察したのか桜は俺の手を掴んで自分の心臓へ宛てた
皐月『さっ、さくら…』
桜「…、これでも、まだ不安か?」
桜の心臓はドキドキと早く脈打ってて…、嘘じゃないのが分かる…
桜「…俺、すげー今緊張してる…、より戻せるかもって、ずっと、好きだった。初めて会った時は変な奴だなって思ったけど、会う度に会話して…お前のさり気ない優しさに引かれた…、だから…もう、二度と離したくない」
桜は真剣な顔で俺と目線を合わせた
皐月『……うん、お、俺も…』
くっそ恥ずかしいけど言わなきゃわかんねぇし…ッ!
桜「なら、この話は終わりだな」
皐月『…へ?』
桜「?だって恋人なんだろ?」
キョトン顔の桜可愛い……!
皐月『ほ!本当に俺でいいのか!?俺男だし!そ、その…』
桜「…何だよ」
皐月『えっと…その、け、経験…無いし…俺上手く出来るか…分かんない…っていうか…』
しどろもどろ話すと桜から
桜「は?俺下になるつもりないけど?」
皐月『…へ?』
桜「下になるのは、皐月だぞ」
皐月『は?……はぁ!?』
桜「きっと梅宮もそうだと思うぜ?俺らは抱く気しかないし」
皐月『待て待て!?俺の権限は!?』
桜「なら梅宮抱けるのか?」
皐月『そ、それは…でも桜なら!』
桜「却下、俺は皐月を抱きたい」
皐月『…ッ///は!恥ずかしい事言うなッ!バカ!』
桜「それで…泊まるのか?」
あんな発言言われて泊まる訳ねーだろ!!
皐月『帰るッ!』
桜「おーそれは良いけど外大雨だぞ」
窓を見たら打ち付けるような雨で……俺は悟った…。
あ、終わった、と