TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

BIGBANG

一覧ページ

「BIGBANG」のメインビジュアル

BIGBANG

4 - 息抜き

♥

117

2025年03月27日

シェアするシェアする
報告する

bigbang

“注意喚起”

↳この作品では、実際に起きたこと(薬物の使用)を自分なりの考え(妄想)混じりで創作したものです。苦手な方は他の作品を見ることを推奨します。



















スンリは僕の方を見てこう言った。


🐼「ヒョン、僕の家に来ませんか?」


🐲「え?」


僕は予想外の言葉に思わず声が出た。


海でも公園でもなく、スンリの家?


僕はスンリのことをあまり好いてない上に、

今日は用が終わったらすぐ帰るつもりだった。でも家ならばすぐ帰るにはいかない。


僕はできるだけ関係は崩したくなかった。


🐲「わかった。」


🐼「本当に?じゃあ案内するよ、 ヒョン!」


彼は練習終わりだというのに陽気で、テンションが高かった。


眩しく感じる。嫌いなのに。



——スンリの家——


結局は来てしまった。


人の家に来ること自体久々だったため、僕は緊張した。そして気まずかった。


🐼「ヒョン、ワイン飲みますか?」


🐲「うん。お言葉に甘えて。…?」


僕は一度困惑した。

あぁ、そうか、スンリはもう20歳を迎えていたんだった。僕は時間の早さに驚きながらもスンリからワインを受け取った。




乾杯!


🐼「美味しいっす!」


🐲(大人になったなぁ。)


🐼「….?ジヨンヒョン…?どうしました?」


🐲「あ、ぁ。何もない。」


🐼「?」


僕はスンリの困惑したような、理解が出来ていないような表情を見て、僕の心は揺れたように感じた。


🐼「ヒョン…?もしかして、もう酔ったんですか?笑」


と笑うスンリに頭に来たが、僕はずっとスンリの顔を見つめた。


🐼「ヒョン、お疲れのようですね笑家に泊まっていきますか?」


スンリの声は僕の耳には届かなかった。


🐲「スンリ…。」


🐼「?」


泊まれるようにと寝袋と服を用意していたスンリはこちらをふり返った。


僕はスンリの方へ一直線にゆっくり歩いた。

僕は勝手に動く体を止めることができなかった。


🐼「ヒョン?」


ぷにっ


🐼「…へ?」


🐲「…….かわいい。」


僕はスンリのほっぺを摘んだ。

それと同時に僕はスンリに対して心を許した。


パタッ


🐼「ヒョン!?」


——???——


🐼「ヒョン〜…飲み過ぎですよ〜…。」


僕は目を開けるとスンリがこちらを心配そうに見つめていた。


既に朝になっており、僕は慌てて体を起こした。


🐼「おっと、大丈夫ですか?ヒョン。」


🐲「頭が痛い…全部記憶にない…。」


あれ?僕は何故スンリの家に…?


🐼「ヒョン…。お酒控えめに…。」


照れくさそうなスンリをみて昨日のことを少し思い出したように感じた。


🐲「あぁ、ごめん…。急に」


🐼「いいや!大丈夫です!ヒョン!!」


とスンリは遮るように言った。


恥ずかしいのか?…かわいい。


🐲「その前にお礼言わないと…。スンリ、今日は泊まらせてくれてありがとう。僕はもう帰るよ。」


🐼「えっ、もう帰るんですか、。…いえ、何もありません!またいつでも家に来てくださいよ!」


🐲「うん。また楽屋でね。」


🐼「はい!」


ガチャ…


僕はスンリの家から出た。後ろを見るとスンリはこちらに向かって一生懸命手を振っていた。


少し恥ずかしかったが、僕も手を振り返した。



——帰宅——


僕は自分の部屋で、パソコンに向かって座った。


🐲「作曲しなきゃ。」


ライブも控えている訳だし、新しい曲を作るしかないと思った。


ただ、今日は上手く行かなかった。


おかしい。何かがおかしい。


でもグダグダしていたくなかった。無理矢理でも作曲すると、上手くまとまらない物ばかり。


🐲「…….。もう僕、無理なのかな。」


そう自分を責めているとき、僕はこの前ヒョンがメールで送ってきた内容を思いだした。


[大変なら、俺達に言ってほしい。]


でもいいのか?これは僕自身の問題なのに。


僕は迷った上で、相談することにした。


📞…..


🔝「もしもし、ジヨン。どうしたの?」


🐲「その…ヒョン…。」


🐲「相談したくて…。」


僕はこのとき初めて人に相談したように感じ

た。


🔝「わかった。今向かうから待ってて。」


そして電話は切れた。僕は良かったのかと不安で、ヒョンが来るまでの間、ずっと部屋をグルグルと回っていた。


——30分後——


ピンポーン


玄関から聞こえる音に気付いて、目が回りながらも僕は玄関の方へ小走りで向かった。


ガチャ


🐲「ヒョン!こんな夜遅くなのにごめんね。」


🔝「大丈夫。謝らないで。」


そう言って僕はヒョンを家へ上がらせた。


🔝「それで、相談ってなに?」


🐲「少し僕の曲を聞いてみてほしい。」


僕はそう言って、先程作った曲を再生し、ヒョンに聞かせた。


ポチッ


僕は一度音楽を止め、ヒョンに問いかけた。


🐲「どう、かな?」


ダメ出しの覚悟でヒョンを見つめた。


ヒョンは少し苦い顔をして、唇を触った。


あ、これはダメだ。そう思った僕は、すぐにこう言った。


🐲「ごめん、ヒョン。ダメ…」


🔝「いや、この曲は売れる。」


ヒョンは僕の言葉を遮って「いや、この曲は売れる。」と言ったことに驚いた。


何一つまとまらずにいる曲なのに?….


🐲「で、でもこれ…。」


🔝「あとの工程は俺に任せて。」


そう言って、ヒョンは僕のパソコンで色々と操作しだした。


しばらくすると、ヒョンはパソコンをこちらに見せてきた。


🔝「曲、できた。」


🐲「…。」


カチッ


僕は曲を再生してみた。


🐲「…。凄い、なにこれ…。」


僕は感動して、言葉が出なかった。


🔝「ジヨン。」


僕はヒョンの方に振り向いた。


🐲「?」


🔝「この曲を二人で歌うのはどう?」


僕は驚いた。ヒョンと二人でなんて嬉しかった。


🐲「いいね、もちろんだよタッピョン!」


僕はすぐに賛成した。


早速その曲を二人で練習し、ライブに備えた。


——ライブ当日——


僕はヒョンと作曲した曲を歌った。


もちろんそれは大ブレイク。ものすごい勢いで売れたし、歓声も凄かった。


——トークにて——


☀️「ジヨン、あの曲はジヨンが作ったの?」


🐲「いいや、タッピョンと僕の二人で作った曲だよ。」


僕は自慢気に答えた。


そうすると話を聞いていたマンネが口を揃えて


🐼👼「ままま、マジすか!?す、すげー!」


と言った。それと同時に歓声も上がった。


僕はヒョンと目を合わせて、微笑んだ。


——終了——


ライブが終わったあと、僕はメンバーとわちゃわちゃと話して帰った。


今日は僕の部屋で、飲んで呑んでみんなで寝落ちをした。


なんて幸せなんだろう。と僕は思った。



続くって、信じてた。








お疲れ様でした。

ここまでの文字数はなんと3091文字!

内容が薄くなってしまってごめんなさい!



次回は、「約束」




この作品はいかがでしたか?

117

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚