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#プロジェクトセカイ
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四人は、セカイに来た。三人がえむと顔を合わせた時、全員が泣きそうになった。
「えむちゃん、。酷い顔、してるよ。そこまで、無理を、」
それは、酷く疲れ切っていて、その目には光がなかった。その顔が”もう疲れた”と言っていた。
「えむ、ごめん、ごめんね。」
そう言いながら絵名はえむを抱きしめた。
「え、絵名ちゃん。ちょっと痛いよ?」
「ーこんな痛み!えむの心の痛みに比べたらなんでもないじゃない!」
「え?」
「何が私たちのため、よ!私たちはずっと、えむに頼って欲しかったのに!辛いなら辛いって言って欲しいのに!私たちに迷惑をかけたくないからってショーと曲を両立しようとして、無理をして!それで無理をして笑い続けて!さっきなんか倒れたのに、それなのに笑顔を装って!本当は、全然大丈夫じゃないくせに!耐えられないほど苦しいはずなのに!」
「絵名ちゃん、」
「えむ!」
そして絵名の顔をまっすぐ見て、言った。
「ここで偽物の笑顔を作ったら絶対にダメだから!笑ったらジュース奢ってもらうからね!」
「ちょっと、絵名。ジュースは、ちょっと、。ふふ、でも、えむちゃん。わたしは、話して欲しい。えむちゃんの本当の声をね」
「愛莉ちゃん、絵名ちゃん、咲希ちゃん、。」
そこに、ミクが来た。
「えむ、話してみたら?楽に、なれるかもよ」
「ミクちゃん、」
ー本当に、話してもいいのかな。
だけど、今のえむに考える余裕なんかなかった。だからえむは、涙を流しながら声を限り叫んだ。
「本当は、本当は!ずっと苦しかったの!ずっと休みたくて!あの日、考えても考えても見つからなくて、それなら私が我慢して二つを掛け持ちしたら迷惑をかけないって思って!でもわかってたの。そんなことをしたら体が壊れるって。だけど、それでも良かった。それでどちらも上手く行くなら、それが最善だって思ったから!だけど、段々体が重くなってって、頭も痛くなって!それでも、みんなのためって言い続けて痛みを無視し続けて!だけど本当は、助けてって言いたかったの。でも、それで迷惑なんじゃないかって思って言えなかったの、。本当は、本当は!」
たくさんの人を笑顔にしたいって想いを持って、みんなと一緒にいたかっただけなの、!
「一緒に曲を作って、一緒にショーを作って!その度に”今回も笑顔にできたね”って笑って!”次も頑張ろう”ってみんなで励まし合って!それが、私にとっての大切なものだったのに、私が!自分の手で壊した!自分の想いをグッと押し殺して、結局倒れて!本当はただ!」
みんなと一緒に笑顔を届けたかっただけなのに!
コメント
5件
うわっ…この話、すごく重かった🥀 えむちゃんの「助けてって言いたかったのに言えなかった」ってとこ、胸がぎゅーってなったよ。無理して笑顔を作り続けて、自分の手で大事なものを壊しちゃったって思うの、本当に辛いよね。 でも、それでも「みんなと一緒に笑顔を届けたかった」って叫ぶところ、えむちゃんの根っこの優しさが溢れてて…泣けた。 shizukuさん、えむの心の声をこんなにリアルに描いてくれてありがとう。私も誰かの“本当の声”を大事にしたいなって思えたよ🤍