テラーノベル
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夏
何でもありな人はどうぞ。
俺は、ごく普通な高校1年生。
だが今、運命の分かれ道にいる。
その理由は、俺の前で1人の少年が自害しようとしているからだ。
よく分からないが、止めたら
[かわいそうな人]
と言われるし。
とりあえず俺が今思ったことを口にだした。
[なんで、かわいそうな人?]
彼は少し目をそらして、なんでもないと小さく呟いた。
少し彼に話を聞いてみると、親に家を追い出されたらしい。
なんとなく自分に重ねてしまった。
俺は気持ち悪い同情で、彼を家に泊めることにした。
名前は赫で、中学3年生。
ちかくの学校の生徒らしい。
他愛もない話をしてると、赫が顔を覗き込んで
[自害しようとしてた理由聞かないの?]
赫から言ってくるとは、予想できなかった。
特に聞くつもりはなかったけれど…
今回はここで終了です。
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