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※ これは「第4話 夜明け」で「7.巻物を読む」を選んだ人用の物語です。「8.巻物を読まない」を選んだ人や、まだ「第1話 呪いの始まり」を読んでいない人は、これを読まないでください。

罠かも知れない、けれど、ゆっくりしている時間もないはずだ。お母さんは何も言っていなかったけれど、夜の間あのお堂に隠れていたということは、夜になるとまずいということだ。たぶん、今日の日が暮れるまでに石を探さなければいけないはず。だったら、少しでもヒントが欲しい。

私は思い切ってその巻物を読んでみることにした。

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そこには昔話のようなものが書かれていた。昔、この村の川は何度も氾濫していたらしい。村人もいろいろと手を打ったけれど、どうにもならなかった。そこで、人柱を建てることにしたという。人柱というのは、要するに人間を生き埋めにして神様の生贄にし、川を鎮めるということだろう。

すると、無事川の氾濫はおさまったという。そして人々は、人柱となった人への供養の意味で、川から石を拾ってきて、それをまつったという。その石は拳ほどの大きさで、まるで人の手で磨いたように真ん丸だった、そして不思議なことに、人柱をしないときにはそのような石が川で見つかることはなかったという。村人は、また川が氾濫するたびに人柱を建て、石を備えた。そのうち、石をまつる神社を作ったという。

それがきっとあの森の中の古い神社なのだろう。巻物に書いてあったのはそこまでだった。それが何で古びてしまったのか、どうして新しい神社が作られたのか、まではわからなかった。

でも、私が生まれてから村の川が氾濫したことはない。きっと、自然環境の変化なんかがあって、もう川が氾濫しなくなったのだろう。もしかしたらそのせいであの神社はさびれたのかもしれない。

手に入った情報はこれだけだった。これは、果たして役に立つのだろうか? 巻物を読むのに時間を取られてしまった。早く石を探しに行かないと。どこを探しに行こうか?

※ 選択肢

9.自宅へ服を取りに行く → 「読者参加型物語 選択肢編」の「9.自宅へ」へ。

10.村の中を探す → 「読者参加型物語 選択肢編」の「10.村を探す」へ。

11.森を探す → 「読者参加型物語 選択肢編」の「11.森を探す」へ。

12.川を探す → 「読者参加型物語 選択肢編」の「12.川を探す」へ。

読者参加型物語 選択肢編

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