さゆり

床に落ちていくおしっこ。

足元には水たまりができていておもらしをしてしまったことを再確認させられる。

（どうしよ…どうすればいいの？……）

保健室の外から園児たちの声が聞こえ見つかってしまうのではないかとドキドキがとまらない。

いてもたってもいられないさゆりは園児に見られる前に片付けようと近くにあったタオルで床を拭いて証拠を消しはじめた。

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濡れたあとはあるものの、水たまりは消すことができた。

あとはオムツだ。

まだ外からは園児の声がするのでオムツを外すわけにもいかない。

かといっておもらしオムツのままでいるわけのいかない。

床に尻もちをついた体制で座り込むさゆり。

目の前には子供用のタンスがあり、中には子供服や下着などがあるのはわかっている。

しかしさゆりが着れるものはないだろう。

ゆっくりと身体を動かしていく。

オムツのぐっしょりとした感覚が気持ち悪い。

（大人用のショーツなんてないよね…）

目先のタンスの上から順番に開けていき着替えを探していく。

男児の服や女児の服はもちろんあったがさゆりが着ることが出来そうなものはなく、

（ないよね…）

と、ガラガラ

保健室のドアが開き、その方を見ると先輩保育士が立っていた。

（あ！）

園児がドアを開けたと思い、驚いて声を出してしまった。

（おもらししちゃってるの？子供たちに気づかれないうちに早く交換しましょ！）

先輩は怒りも焦りもせずさゆりのオムツを用意し始め…

保健室の床に紙おむつを広げた。

大きな大きなソレは

超SSビッグ

のサイズで大人のさゆりも充分に使えるほどのサイズだった。

大きさこそ違えどオムツに変わりないものであった。

（さ、早く！）

（おむつカバーから漏れるほど漏らしちゃうなんてほんとに子供ね）

平然と言う保育士。

ぐっしょりとしたおむつカバーと紙おむつを外されて股間があらわになる。

（おむつカバーも濡れちゃってるから今は紙おむつだけよ。赤ちゃんと同じなんだから漏らさないように気をつけなさい）

言っている間にも手は動いていてさゆりの身体にオムツが当てられていく。

この保育園で働くようになってから何度も当てられたオムツだが恥ずかしさはいっこうに小さくならない。

小さくなるどころか大きくなっていくばかりだった。

赤ちゃんのオムツ替えと同じように当てられていったオムツは背中からオヘソ辺りまですっぽりと守られていて超SSビッグとゆうサイズ感だった。

（ジャージ履ける？）

（これでしょ…）

と言いながら持ったそのジャージのズボンにはさゆりのおもらしかシミをつくっていた。