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私は…..誰?
唐突にこんなことを思っていた
ぼんやりと過去の記憶が見えてくる
あれは?男の子?
目線の先には両目に包帯が巻かれている男の子がベットで寝転んでいてそこに椅子に座って話しかけている私らしき人がいた……どう言うこと?過去の私は男の子だったの?
あ、そうだ…..思い出した
私は11歳の時母親を無くした
別に悲しくなんて無かった
だって母親を病院に入らせたのは私だから
だって憎かったんだもんうざかったんだもん嫌いだったもん
もともと病院が好きだったから
だから入らせた理由に入るかも知れない
そして帰る途中ある男の子を見つけた
その子は両目に包帯が巻かれている
とてもつまんなそうにしている
そして私はこの時何を思っていたか素顔が見えないのに私はその子に一目惚れしていた
もともと俺は同性にしか恋愛感情を抱いてなかった異性なんて全く興味無かった
でもその事が原因で虐められていた
私は気づくとその子のそばに来ていた
そして私はとっさに話しかけてしまった「なぁ!お前目が見えないのか?」
「………….」
その子は寝ているのか、聞こえてないのか返事はなかった
「寝てんのか?いや、でもさっきため息ついてたし」
その子は目に包帯を巻いているせいか自分が呼ばれていることに気づいてないらしい
その時だった….
「あ、あの」
声がした、しかもベットの方からだやっと自分が呼ばれていることに気づいたらしい
「あ!やっと気づいた!」
俺はその声に気付くと声をあげた。するとその子は質問をした
「あの、何か用ですか?」
そう聞かれた。俺は別にその子に何も用は無かったからこう答えた
「用って言うか」
さっきも言ったけど君がいたからつまんなそうだったから話しかけただけだよと言いたかったけどこう言った
「さっきも言ったけどつまんなそうだったから話しかけただけだよ」
そしておまけにこんなことも伝えた
「まぁもともとお母さんのお見舞いに来ただけだけど」
するとこんな事を言った俺にこう返事をした
「お母さんは良いの?」
そう聞いた君にこう答えた
「うん…….もう、死んじゃったから」
そう答えた。するとその子は
「え?………..」と申し訳なさそうな声で返事をしていた。そして俺はお母さんの事を話した
「さっき死んじゃったんだ」
すると俺は少し呆れたような言い方でこう言った
「ひゃー!もうこことはおさらばしちゃうのか~、病院好きだったんだけどな~」と
「……………..」
その子は少し黙り込んでいた。俺は少しそれが不思議に思えた。そして俺は黙っている彼にこう言った
「ん?どうした?」
すると
「いや、寂しくないの?」
そう聞かれるとこう言った
「いや?全然、むしろ嬉しいよ?」
と