テラーノベル
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司「__うん」
司「そーだよ?雛宝」
つかさ………
輝「………!」
源の祓い屋は、驚いた様子で刀をかまえる
まぁいきなり出てきたらそりゃそーなるよね
突如現れた司は、
にぃっと不気味な笑みを浮かべる
司「雛宝、忘れないでね?」
司は真っ黒な瞳を私に近づけ、囁いた
※あくまでもイメージです
司「俺は雛宝が」
司「__大っ嫌い」
はぁ………
そっとため息をつく
雛宝「そんなのずっと前から知ってるってば」
私のその言葉を聞くと、
司は満足そうに「じゃあね」と姿を消した
なんだって急に来なくても……
一体何がしたかったのかわからない
輝「アイツは、誰?」
司がいなくなったが、警戒を解く様子もなく
未だ刀をかまえたままの祓い屋
雛宝「あれは、まぁ……」
雛宝「一応兄かな……」
輝「一応……?」
私の一応という言葉に、理解が追いつかないよう
どう見たって、顔は全く同じだもんね
輝「でもあれは……」
雛宝「あれは司、私の兄」
雛宝「顔似てたでしょ?三つ子なんだよー?」
輝「………?」
三つ子………?と
またもや不思議そう
仕方がないから説明する
雛宝「私は三つ子の中の1番下。1番上はキミも知ってるだろーけど」
雛宝「七不思議が七番様『トイレの花子さん』である柚木普だね」
輝「……じゃあキミは、七番の兄妹」
そーなるねー
言葉の代わりにニッコリ微笑む
雛宝「でもー噂じゃ私達のコトは分からないよ」
雛宝「今回流れている噂(モノ)は、司が私も含めて普を引っ張りだしてきただけ」
雛宝「基本的に私は、」
雛宝「__人の記憶の”留まる”ことができないから」
謎展開ごめんね!
いつかちゃーんと全部明かすのでー!
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