私は、キムミンジュ
バンタン高校に通うごく一般的な普通の女子高校生だ。
私には好きな人がいる。でもその人にも好きな人がいる。
そう、叶わない恋
私の恋は絶対叶わない、
でも、見ているだけでいいの、それだけで、、、
テヒョン「あ、ミンジュ」
テヒョン「おはよ」
ミンジュ「おはよ、」
テヒョン「なぁ、またさ相談乗ってくれないかな?」
ミンジュ「、、、うん、いいよ」
テヒョン「ミンジュに相談すると上手くいくことが多いんだよな」
テヒョン「これからも頼りにしてる!」
ミンジュ「、、、うん、!」
ちゃんと笑えてたかな、なんで私なんだろう
何回も考えた、相談に乗る度に辛い思いをする
でも、テヒョンが喜んでると嬉しく思う
それが私じゃなく、他の子のことを考えていようと
テヒョンが幸せなら、なんだってできる
でも、、辛い、、、
私の方が好きなのに、いっそその子が消えてしまえばいいのに、
あぁ、ほんとに醜いなぁ、、、
素直に応援できない自分が嫌だ
早く諦めたいのに、、諦められない、
テヒョン「グガ!」
ググ「ヒョン!」
まただ、また一緒にいる
そう、私の好きな人は同性が好き
だから、私は恋愛対象にならない、、、
多分、あの子もテヒョンのことが好きなんだろう
見ればわかる、両片思いだ
見たくないのに、視界に入ってしまう、、、
テヒョン「ミンジュ!」
テヒョン「あのさ、、グガをデートに誘いたいんだけどどうすればいいかな?」
ミンジュ「うーん」
ミンジュ「グク君は、テヒョンに誘われただけでも嬉しいと思うけど」
テヒョン「そうかな?」
ミンジュ「絶対そうだよ!」
テヒョン「ほんと?、、」
ミンジュ「グク君は断らないと思うよ!」
ミンジュ「勇気出しな、!」
テヒョン「うん、!ありがとう!」
あぁ、また手助けしてしまった、
あの二人がいい感じになればなるほど私が付き合えることは絶対にないのに、
いっそ何も言わず、ダメな方向に導けばいいのに、
でも、テヒョンが、傷つく顔を見たくない
ハハッ、本当にバカだなぁ
テヒョン「ミンジュ!」
テヒョン「グガを誘えたよ!」
ミンジュ「ほんと、!良かった」
テヒョン「うん、でさその日にさ、、、」
まさか、嫌だ、
そんなの聞きたくない、やめて
お願いッ、言わないでッ
テヒョン「ジョングガに、告白しようと思う、!」
ミンジュ「、、、」
ヤバい、涙が、
我慢しないと、応援しないと、
でも、声が出ない、、
テヒョン「ミンジュ?」
言葉が詰まっていると、テヒョンが心配して顔を覗き込んできた
それに気づいては私は急いで言葉を出す
ミンジュ「そっか、!」
ミンジュ「絶対成功するよ!」
ミンジュ「応援、する、、よ、」
テヒョン「うん!ありがとう!」
テヒョン「絶対成功させるね!」
ミンジュ「、、、うん!頑張れ!」
思ったように声が出なかった
嫌だ、
応援なんかしたくない、付き合って欲しくない
でも、そんなの言えるわけないじゃん
絶対変な顔してた、引きつってた
素直に応援してあげたいのに出来ない
でも、成功することは知っている、
2人は両思いだ、
失敗するはずがない、
おめでたいことなのに、嬉しくない
あぁ、泣きそうだ
その日は寝たくても寝れなかった、
嫌なほど泣いた、
でも、また泣くだろう、
付き合ったと報告が来たら、今度こそ我慢できるかな?
2人の前で泣いちゃわないかな、、、笑
嫌だな
朝になっても、私の心は晴れなかった
今日、言われるだろう
付き合ったと、、、
既に泣きそうだ
行きたくない、、、
テヒョン「、、、!」
テヒョン「ミンジュ!いた」
テヒョンがすごく嬉しそうにこっちに来た
グクを連れて
そっか、、、
付き合えたんだね
テヒョン「グガと付き合えたよ!」
テヒョン「全部ミンジュのおかげ!」
テヒョン「ほんとにありがとう!」
泣いちゃダメ、変に思われる
一言だけ言って立ち去ろう、、、
ミンジュ「、、、おめでとう!」
ミンジュ「良かったよ、」
ヤバイヤバイ、涙が溜まってきた顔が見れない
グク「ミンジュさん」
グク「ありがとうございます、僕たちを応援してくれて」
やめてよ、そんな事言わないで
応援なんてしてないんだから
ミンジュ「うん、これからも2人のこと応援してるからね、!」
あぁ、今私は凄く醜い顔をしてるだろう
テヒョン「ミンジュ?大丈夫?」
ミンジュ「、、、大丈夫だよ!」
ミンジュ「せっかく付き合えたんだからね」
ミンジュ「私はもう行くね、」
テヒョン「あ、わかった」
テヒョン「ほんとにありがとう!」
グク「ありがとうございます!」
ミンジュ「、、、うん」
私は逃げるように走った、泣きながら
もう、ムリだ、
でも、テヒョンが幸せで良かった
ほんと、に、
よか、った
ミンジュ「っ、、、」
あぁ、ダメだ我慢するほど涙があふれる
ミンジュ「う、グスうぅ」
ミンジュ「うぅ、ヒックぅぅグス」
声を出さないようにすると、余計に出る
息を殺そうとすればするほど無理だった
私の恋はとっくに終わってる
でも、今日この日、完全に私は失恋をした
、、、
テヒョン
幸せに、ね、
END
どうでしょうか?
私の実話を元にして作りました
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他の作品も作っていこうと思うのでそちらも見てくれると嬉しいです!
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