シェアする
はっぴーはろうぃん!!
「お菓子くれんとイタズラするぞぉ!!」
息子が私にお菓子をねだる。
「どういうイタズラなんだい?」
息子は、ぱぁーっと明るくなった。
「とーちゃんのスマホを風呂に沈める!じゃばじゃばって!!」
あ、やめて欲しいな。
「あー、はいはい。今年はチョコケーキだからね。おかーちゃんに感謝しときなさい。」
「かーちゃんが!ボクのためにけーき!?」
まぁ、お前の誕生日だからな。そう伝えるとハロウィンと誕生日が重なっててさいあくー!と可愛い愚痴を零した。
息子はどちらにせよ
「よぉーし!みきくんままにとりっくおわとりーとぉ♪って言いにいこっと~」
ワクワクしている様子だ。ここで私の悪いところ
「”Trick or Treat”だろなんだよ。”おわ”って(笑)」
無意識に煽ってしまった。いつまで経っても私は子供心を忘れない。まぁ、これでも専大卒なんだけどなぁ。
「とーちゃん!はっぴーはろうぃん!!いつもありがとぉー!!」
…かわいいなこの野郎。
「あぁ、もう!早く美樹くんの親御さんに菓子、貰いに行くぞ!まったく……」
「はぁーい⤵」
油断しては行けない。息子は強く、優しい人間になってもらわなければならない。
甘やかしていてはそのようにならない。
「優斗~行くぞ~」
「はーい!!とーちゃん!」
ハロウィン楽しかったなぁ☆
美味しいかぼちゃスープ!!
幸せな時間でした(*ФωФ)フフフ…
この作品はいかがでしたか?
48