「ゆずは、1年だよな?文化祭の説明、この俺が!!やってあげるよ」
「あ、いいです。そういうの友達に聞くので」
「今回、いや、中学部とは文化祭のやり方が違うんだ」
「やり方?」
「あぁ、俺たち生徒会は何で決まってると思う?」
「普通は選挙とかじゃないですか??」
「残念だが、不正解。不正解だったら、不正解の数だけ俺の言うことを聞け」
「いや!嫌ですよ!さすがに!」
「いや、ここは譲れない」と何度も何度も交渉してくるから、諦めて許可した
「さてと、生徒会がどういうふうに決められているかは、学園に支払った金額で決まっている。中学部の時ももちろん、俺が生徒会長だったが、中学部とそこが違う」
うん、僕には関係の無いことだな
「そこで、上位4名がトップ4つまり、生徒会となるわけだ。生徒会に入れなかった上位20名は実行委員として、生徒会の言うことを聞いてもらう」
生徒会の言うこと聞くなんて、絶対ヤダ。死んでもやりたくない
「2つ目は、ご褒美…ゆず、なんだと思う?」
「ご褒美……わかった!!プリン!!」
「残念だが、これも不正解。今回からゆずだけプリンにするってことも可能ではあるが…とりあえず、話を聞いてくれ」
「模擬店で、売上が高かったクラスは、1ヶ月食堂の飯、無料を差し上げる。だが、相当厳しいと思うぞ。なんたって、20年連続生徒会が取っているからな」
「え、、そんなに生徒会ってすごいんですか!!」
「まぁ、ただ座ってるだけだが大量に金がくる。キスとか以外だったら、セリフとかもなんでも言ってやるし」
おぉ、考えただけでも鳥肌モノ…
じゃあ、恥ずかしい笑えるセリフとかも言って貰えるってことだよね。何か考えとこ…
「そして、3目は、なんだと思う?」
「ヒント欲しいです!!」
「ヒントはなし」
「ぶー!ケチ~」
「なんでもいいから、当ててみろ」と言いまたコーヒーをすする
「ん~わかんないや」
「正解は、俺たちトップ4がバンドをやろうと思ってな」
「え、ギターとかってことですか?」
「あぁ、それぐらいかな…今決まっているのは…だから、忙しかったんだよ。ごめんね」と言い急に後頭部に手が当たり一条様の方へ引き寄せられ、おでこにキスされた
「っーーー!!何してるんですか!!」
「いいだろ?別に、キスの1つや2つ挨拶みたいな国もあるし」
「ここ日本!I…I…there…?」
「それを言うなら、Japan hereだな」
「そう!それ!!ジャパン…ヒヤー!!英語できる自慢しないでください!」
「今だったら小学生でも言えると思うぞ」
グサッ…僕の心に大きな小学生という刃が来た
Ωだし、田舎だったから、英語なんて多分?習わなかったはず!!!うん!うん!
コメント
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言うことを3つか…一条様はなにさせるのかな? ゆずちゃん習ったやつ忘れてる…でも英語分かんないゆずちゃん 可愛い!(*^-^) 続き待ってます!