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救われない展開から行きます。
~もとき視点
ぴっぴっぴっ
目が覚めた僕は身体中に紐のようなものが張り巡らされていた。
頭の先から足まで全て痛い。
そして体が動かない。ふわふわするんだ。
扉がすごい勢いで開いた。
その先には若井がいた。
涙と汗でびちゃびちゃな若井が。
「、、ぁ、、」
名前を呼ぼうとしても声が出なかった。
呼吸をちゃんとできなくて、
若井の顔がぼやけて見える。
悲しいなんて言葉も出てこなくなった
『きゃははっ、笑』
天使の笑い声がした。
病室の窓から光が流れ着く。
眩しくてただの白い壁でさえも天国のようにみえる
「わか、ぃ、、」
「あぃ、してる、、」
最後の力と言っても過言ではないものを振り絞り
出た言葉はそれだけだった。
目の下が濡れている気がする。
僕の顎下を涙が伝う。
『ぉれもあいしてる、、、っ』
『しなないで、っ、、”』
わかいがてをにぎってくれた。
あたたかくて、ひさびさのぬくもりだった。
はねのはえたこどもが2人まいおりてきた
手をとられてからだがかるくなった。
最期までわかいは手をにぎってくれた。
『もぅ、すぐそちらに、ゆくからね、、』
自分でつくった歌が心の中で繰り返される
わかいとやりなおして、つきあいたいな、、
りょうちゃんにとられるまえに、つきあえればな
でもこれはだれもわるくないとおもうんだ。
神様が下した運命ってやつ。
若井のおかげであいをしれた。あいしかたがわかった。
わかい、ありがと、りょうちゃんも、ありがと
『もうすぐ此方に来る頃ね』
天使が囁くと同時に目の前が白くなった。
~わかいしてん
ぴー
10/4、午前7時08分。
もときは、らくになれたらしい。
ただ泣くことしかできなかった。
あの日のすこしの冗談で、
もときを✖︎✖︎してしまった
そんな自分がきらいになった。
バンドは休止。
もときのことはだれにもいわない、りょうちゃんとだけのひみつ。
もときはさいごまでかわいい、かっこいい、美しい顔だった。
あの頃のまま君にまた出会えたら、
今度はちゃんと手を握るからね。
~
なんか没
次救われるやつするからりべんじ