‥‥‥祐希さんは、シャワーを浴びている。 一度入ったけど、酔いを冷ますからと‥。
どんな顔してればいいんやろ‥//さっきから落ち 着かなくて、もう何度部屋をウロウロした事か‥‥。
いつの間にか、シャワーの音が止み 、祐希さんが部屋に戻る。
「!!祐希さん!?」
「ん?」
「‥何で服着とらんの?//」
何も身につけていない姿に、目のやり場に困る//
「なに?恥ずかしいの?見たことあるじゃん」
「そ‥それはそうやけど//」
「ねぇ、藍も見せてよ」
耳元で甘い声でささやかれる。真っ赤にな る俺に、お願い♡なんてそんな顔されたら 従うしかない。
普段自分から脱ぐなんてないから、とりあえずT
シャツを脱いでみる。 ズボンを脱いだ時にチラッと祐希さんを見ると
“下着もでしょ”と目で促される。
俺も男だ!勢いで下着も脱いでみ るが、やっぱり
恥ずかしいものは恥ずかしい// そろりと布団を被って隠そうとするも‥‥‥
バサっ!!
祐希さんに布団を捲られて、全身を見られ てしまう。
視線が熱い。
「見んといて‥//」
「やだ♡藍の身体、隅々まで見たい」
綺麗だよ‥そう呟いて熱い口づけを交わしてくる。 祐希さんの舌が俺の舌と絡み合うたびに甘い疼きが腰に 響く。 深い深い口づけは、唇の端から、 だ液が伝い落ちる。それでも、もっと‥と求められる 。 息ぐるしさから、身をよじろうとするが、祐希さ んがそれを拒むようにさらに俺の頭をつかんで離 そう としない。俺の口内を存分に丹念に味わい‥‥そして、 やっと離れる。
「プハッ‥ゆ‥きさん‥しつこい!!」
そんな俺を見て笑う。
「そんな事言って、らぁーん、これなぁに?」
祐希さんはおもむろに俺の下を触る。
「あっ‥‥//」
キスで興奮した俺のモノは屹立していて、その
存在を主張している。
「ゔーー!//だって久しぶりやし、仕方ないやん//」
「俺もだよ。藍とキスしただけでこんなになった」
俺の手を引っ張り自身のソレを 押し当ててくる。
祐希さんの雄の部分も熱をもって固くなっている。
‥俺のより大きい‥比べても仕方ないことなのだが‥
そんな事を考えていると、
ちゅっ。胸に優しくキスをされる。
「ひゃっ、!んっ、」
熱い舌がネットリと撫でるように胸の突起物を舐めあげる。
ゾクッとするようなくすぐったいような、緩い刺激に、もっと激しく して欲しいと腰が揺れる。
なのに、祐希さんはゆっくりと舐めるだけで、
それ以上の刺激をくれない‥。
「‥‥ん、もっ、と‥‥」
思わず欲求が漏れ出てしまう。その声に 祐希さんはにっこり笑いながら
「ん?なあに?」
と聞いてくるから、たちが悪い。
‥絶対わざとだ。
「さ‥触っ‥て‥‥」
「どこ?」
「し‥下‥も// 」
「くすっ、よく言えたね♡」
まるでご褒美だと言わんばかりに、大きな手で
包まれ、早くも先走りの出ている部分を指で
くるくると撫でられ、ゆっくりと前後に しごかれる。 と、同時に胸も指で触られながら、ぢゅるっと 激しく吸われる。
「やっ“、同時は“‥むっ“‥り”‥はっ‥ん””!!」
たまらない快感に声が掠れる。
「藍の胸、おいしーね♡」
「やっ、恥ず‥‥い”‥言わ‥‥ん”と‥‥いて」
「藍はどこも全部、おいしーよ」
祐希さんはそう言うと、俺の足を左右に開き、中心に顔を うずめる。
「うあっ““、あっ“、んっ”、」
俺のモノを祐希さんは口の中に咥え込む。
優しく先端にキスをしてくれたかと思えば、急に
激しく吸われ、その刺激に一気に脳天まで痺れる
感覚に襲われる。
「やっ“、激し“‥んっ、あっ”、」
「で“‥‥‥出ちゃ‥う”、ゆ‥き‥さん”、離して”」
そう懇願するが、祐希さんは口から離してくれない。 更に深く咥えてくる。
「ま“‥‥まっ‥‥て“、出‥出ちゃう“、や“‥だ“」
祐希さんの口に出したくなかった。涙声になる
俺を無視して、刺激を与え続ける。
「‥も”‥‥‥む‥‥‥り“、‥‥あっ!イ“‥‥ク“!!」
我慢していたが、限界だった。
放たれた熱を、祐希さんは、ゴクン‥と飲み込む。
「らーん、ご馳走様♡」
「離してって言ったのに‥祐希さんのイジワル!」
拗ねる俺に、ごめんねと耳たぶにキスをして祐希さんはいたずらっ子のように笑っている。
どうも、夜の祐希さんは俺を困らせるのが好きなようだ。そんな所は最初から変わっていない。
「ねー藍?うつ伏せになって?」
「えっ?うつ伏せ?」
よくわからないままうつ伏せの状態になると、
急に腰を強く引き寄せられる。
「わっ!」
その衝撃で上半身がベッドに沈み、お尻が浮いた体勢になってしまう。慌てて後ろを振り向くと、
他人にはほとんど見られないであろう部分の近くに祐希さんの顔があり、息を吹きかけられる。
「やっ///いやっ、」
もう男らしくとか言ってる場合やない。恥ずかしさのあまり、身をよじるが祐希さんはその
動きすらも封じながら‥
「今日、潤滑油がないんだもん。仕方ないでしょ、藍を傷つけるわけにはいかないし‥」
「へ?何?」
「もっと気持ちよくさせてあげるから♡」
そう言うと祐希さんは、俺の最も最奥の部分に
口づける。
「ひゃっ///」
強い刺激に俺の身体は一瞬にして固まる。逃げようと腰を引くが、祐希さんの力には敵わない。
熱い祐希さんの舌が入口を解すように舐め回す。
敏感な内部にも、舌が入ってきて、生き物のように動き回る。
俺を傷付けないように、祐希さんはそのためなのか‥いつも以上に長く解きほぐす。
どれくらい経ったのか‥舌がスッと離れて、ホッとした瞬間、今度はしなやかで長い祐希さんの指がまるで体温を測るかのように深く侵入してきた。
「ゔっ”、あっ”、んっ”」
最初はゆっくりとした動きで、そして俺の反応を確かめるように指が内部で徐々に荒々しく動き回る。
3本指が入る頃には、俺の方が限界だった。
「もっ“‥ムリ”‥ひっ、ゆ‥きさん”、は‥早く”」
「まだダメだよ。しっかり解さないと」
こんな所まで、いつもの几帳面さを見せてくれなくていいのに。
「お‥願‥‥‥い”‥‥‥はぁ”、も”‥入れてってば”!ゆーき!”」
我慢の限界で、先輩であることにも気にせず叫ぶ。
その言葉を聞いてやっと指を引き抜き、俺をひっくり返し、祐希さんは見下ろしながらニコッと笑う。
ほんと、意地悪だ。
「藍からおねだりしてくれるの待ってた♡」
オデコにチュッとキスをして、敏感な入口の部分に‥ 熱くそそり勃つソレをピトッとくっつける。
そして、ゆっくりと侵入を試みてきた。
身体を気遣うようなゆっくりとした侵入だったが、やはり最初に感じる異物感、痛みは拭えない。
「らん?いたくない?大丈夫?」
「ん‥‥だい‥‥じょぶ」
強烈な異物感と痛みが襲ってくるが、これも
祐希さんが俺を欲している、愛している証なのだと思えば、耐えられた。
「らん?」
「んあっ?」
「全部はいったよ♡」
汗ばむ俺の額を優しく撫でながら祐希さんは、
顔中にキスの雨を降らす。そして、ゆっくりと俺の反応を見ながら、腰を揺らす。
少しの動きでも、敏感に感じ取り、身体に力が入る。
「らん?キツかったら俺にしがみついていいからね」
緩く揺さぶれる間、堪らずギュッと瞑っていた瞼にキスをされ、そろりと目を開け祐希さんを見上げた。
これ以上にないくらい俺を想う優しい瞳に、キスに、こんなにも愛されてるのかと身体中が喜ぶのを感じる。
夢中で祐希さんにしがみつくようになった時には、痛みと異物感の他にまた別の感覚が襲ってくる。自分が自分でなくなるような、繋がっている部分から広がってくる快感に怖さすら感じるて枕を握りしめる。
「あっ“、やっ“、ゆ‥きさん“、変“!‥ゔあ、何かクル“、こ‥わい」
「らん、大丈夫、こわくないよ、身を任せて‥俺がいるから」
その瞬間を待ってたのか、祐希さんは俺の腰を掴み、出し入れの強弱を激しくする。ギリギリまで引き抜いたかと思えば、今度は奥まで深く挿入する。そして、ある一点を探し出し、ピストンを繰り返す。
「んっ”、やっ”、あっ”、そこ”‥‥‥ら”‥め”!!」
強烈な快感が全身を襲う。喘ぎ声がひっきりなしに漏れる俺の口からは透明な唾液が伝い落ちる。
「ら‥‥ん?気持ちいい?」
「やっ“、もう“、ム“‥‥リ“‥」
「ムリじゃないでしょ、どうなの?いって?」
俺が答えないからなのか、祐希さんは動きを遅くする。さっきまで当たっていた部分に触れそうで触れない、そのもどかしさに腰を自ら動かすが、届かない。後少しなのに‥‥。そう目線で訴えるが祐希さんは動いてくれる様子がない。
もう、恥じらいも何も無い、足を限界まで自ら開き、求めるがままに言葉を発する。
「やっ”、ゆーき、やめ‥‥な‥‥で”、もっと”‥し‥て”?キモチ”‥はっ、イイ‥‥。すき”、あっ、おくまで”‥きて‥‥」
それと同時に激しいキスをあたえられる。祐希さんは、俺の言葉に満足したのか、今度は的確に突いて欲しい部分に刺激を与えてくれる。二人の繋がっている部分からは、「グチュッ」と恥ずかしい程の音が響き渡る。
呼吸音と淫らな音と腰を打ち付ける音。
それらすべてが俺を更に快感の波に飲み込んでいく。もっと深く繋がりたくて腰を揺らす。
「ら、ん‥‥ハッ、いきそ‥‥」
祐希さんの息遣いが荒くなる。俺も身体の熱が最高潮になるのを感じた。
「ゆーき“‥あ“、愛“し“て“る“」
「ん!俺もだよ、愛してる」
自身のお腹に白濁が飛び散る。その後すぐに、
身体の奥で祐希さんの熱が放たれるのも感じた。
ドクン、ドクン‥。
祐希さんの鼓動を奥深くで感じ、自然と涙が溢れる。その涙を優しい手が拭ってくれる。
「ら‥ん?ないてるの?痛かった?」
ふるふると頭を振る。
「ち、がう。ゆーき‥さんがいるのが嬉しくて‥」
ホッとした表情の祐希さんは、優しく俺の髪を両手で撫でながら‥
「藍‥誓うよ。もう絶対離さない。一生かけて大事にするよ‥」
祐希さんは、俺の目を見てこう言った。
「愛してる‥この先もずっと‥‥‥」
ああ‥この言葉さえあれば
俺達の未来はきっと、幸せで溢れたエンドロールになるに違いない。
俺は返事の代わりにこの世で1番大切な、愛してやまない貴方にキスを送る‥‥‥。
ずっと一緒にいることを誓って‥‥‥。
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