テラーノベル
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ssk「お前、そういう関係なら言えよ」
『だから違うって!あたし知らんもん!』
今はお昼。
みんな購買に行ったり、食堂に行ったり、友達を誘ったりしている時間。
そんな中私は同級生のゲーム友達に冷やかされているとこだった。
ssk「嘘やん嘘やん。ぷぷぷww」
とてもうざい。そしてとても恥ずかしい。
もう無理なのかもしれない。
早くこいつを何処かに連れて行くか、私をここから助け出してくれ。
MOB「笹木呼ばれてんでー」
ssk「何やねん、今おもろいところやのに。」
と、扉を向いた笹木の顔がちょっとニヤついた。
うわー。これ嫌なこと考えてる。
そうすると笹木はこっちを満面の笑みで向いてきた。
ssk「一緒に行こうな?」
『面倒臭い。行きたくない。』
どうせ行っても嫌な事しか無いだろう。
だってこんなに顔が嫌らしいんだから。
ssk「はい行くでー、」
そう言うと笹木は腕を強引に引っ張って行った。
kzh「ぁ、来た」
笹木の後ろに隠れながら扉に向かうと、
どこか聞き覚えのある様な声が聞こえた。
ssk「何や、葛葉」
葛葉も聞き覚えあるような。
あの人気な先輩かな。
そう言えばさっきから廊下がうるせぇや。
kzh「このゲーム返しに来た」
この声。やっぱ聞き覚えあるよね。
MOB「今日の葛葉君の放送まじなのかな?♡」
今日の放送。今日の放送?
そう言ったのはクラス公認のぶりっ子だった。
聞き覚えのある声で葛葉で今日の放送って。
それはもう、今日の俺のもん放送しか無くないですか。
ssk「返すん遅いわ。」
笹木さてはこれを企んでたんだな。
ssk「紹介したいゲーム友達おんねん。」
kzh「まじ?ゲーム上手い?」
ssk「上手いもう本当に。コイツなんやけど」
そう言って引っ張り出そうとする笹木。
それに必死で抵抗する私。
が、笹木は戦闘力53万なので流石に負けた。
『ぁー。初めまして。葛葉さん?』
私は少しの抵抗で、
今日の放送の人だなんて事は知らないフリをした。
私を見ると葛葉さんはちょっと青ざめたような、緊張しているような、よく分からない顔をした。
kzh「ァ、ハジメマシテ」
それを笹木が笑ってた。
ssk「、、、www」
私はどうする事も出来ず、ニコニコしといた。
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kzh side
笹木に借りてた、ゲームを返しに教室に向かった。
そしたら紹介したい友達がいるとかなんとか。
まぁ、友達増えるなら良いかと思って紹介を待った。
ところが出てきたのはあの後輩。
笹木は絶対企んでた。まじ最悪。
ある意味関わりが増えていいのかもしれないが。
そうすると後輩は普通に挨拶してきた。
もしかしたら俺が放送の人だって知らないのかも、と少し気が緩んだ。
だけど、緊張は収まる訳もなく、カッチコチの挨拶をかます俺。
それを見て笑う笹木。ただニコニコしてる後輩。
まさに地獄絵図。
ssk「今日この3人でゲームせん?」
そう提案したのは笹木だった。
『了解。何時からにする?』
以外に普通そうな後輩、
まじで放送のこと知らないのかもしれない。
kzh「俺いつでもいい、デスヨ」
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葛葉さんの前では平然なフリで誤魔化すことにした。
放送の人ですかなんて聞いたら貴重なゲーム友達と気まづくなるなんてことになってしまうから。
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投稿頻度が高いのは最初だけなのかもね。
みんながコメントせんと、やる気起きないので
コメント
38件
えええええ元気満様 転生してたんですか.ᐟ.ᐣ知らなかった……😇😇😇 てかてか、ストーリー神すぎます! 普通に生活してて どうしたらこんな神作品を思い付くんですか、🙃 がち尊敬すぎて口が分裂します(?
初コメ失礼します!! ストーリーがめちゃめちゃ大好きな展開で口角天井まで突き刺さってるんですけど??? それに加えて🎲、🎋の口調がめちゃめちゃ、もう、本人??って具合に想像できるといいますか… 天才としか表す言葉が出てこない✨これから追いかけさせて頂きます!! フォロー失礼します!!
見るの遅くなった😿😿しゃしゃ可愛いからかってるとこも全てかわいい