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…!
また、、夢は見れない…。
兄さんもそうなのかな…そうだといいなぁ。
今日も私は起こしに行く。
兄を。
ガチャ
「おはよう、兄さん。朝だよ」
「…嗚呼、おはよう。茉莉」
兄さんはいつも絶望したような
無力感のある顔で挨拶をする。
「早く行こ」
「おう」
私たちはいつもの場所に行った。
すると_
カチャッ
みんながこちらに銃や鉈を向けている。
何故?
「〜〜〜〜?〜!」
「〜〜〜〜〜笑」
「〜〜〜」
「〜〜〜〜〜」
「〜〜〜〜…」
「〜〜」
みんな喋ってる。何を?
別にいいや。
「サプラーイズ!」
阿呆鳥が一際目立つ大きな声で云った。
「ポートマフィアI年目おめでとう!!
中也、茉莉!」
「莫迦じゃねぇの…」
兄さんはいつもとは違う顔で驚いてる。
きっと今の私も_
「ありがとう」
「…」
兄さんは恥ずかしいのかわからないけど
何も云わない
「1年目までは皆何かと色々で居なくなる人が多い時期だ。それを乗り切った2人には
祝福をね!」
「はぁ…」
兄さんはため息をつくと、誰にも挨拶せずにあの顔のまま店の奥へと歩いて行った。
「なんだ中也。嬉しくないのか?」
ピアノマンが云った。
「お前と茉莉の為にみんなが
集まったんだぞ」
「1周年なんか祝うな。
嬉しくも何ともねぇ」
「私は嬉しいよ」
私は兄さんに被せるように言った。
「茉莉はいい子だな。中也もそんなこと言うなよ。お前も絶対気に入るはずだ」
ピアノマンが急かすように言う。
「後で記念品プレゼントの時間もある。
学生みたいで楽しいだろ?」
すると兄さんは振り向いて。ピアノマンを
睨んだ。
「つまりあんたが首謀者か、ピアノマン。
全くあんたの冗句のセンスは腐ってやがる」
「そうとも。この腐った冗句でみんなを困らせる為に私は今日も呼吸を続けている」
気にもしない様にピアノマンは
歌う様に言う。
しかし、兄さんはまた前を向いて奥へ進む。
「ははは!中也の顔最高だったよ!
少なくとも僕は今回の出し物に大賛成だね!若手の星にしてマフィアの敵、《羊の王》
中原中也!君のあんな困った顔を見られるだけで、この若手会に入った甲斐があるってもんだよ!」
…うるさい。このデカい声で長々と話しているのは“アルバトロス”。
「はっ、言ってろ。今のが出し物だって分かってなかったら1番初めに死んでたのはお前だ。阿呆鳥」
兄さんはまた物騒なことを。
「ワオ。悪いけど僕は中也に殺されるほどヤワじゃないよ。中也のその自慢の拳に殴られる前にこの鉈が拳を切り落とすさ」
アルバトロスがそう言うと、音も無く上着の奥から幅広の鉈刀が出てきた。
いつもあれ何処から出してるんだろ。
でもアルバトロスを怒らせたらマフィアでは生きていけない。何故ならアルバトロスはポートマフィアにおける「歩くより速いもの」全てを掌握していると言われてるから。
つまり、乗り物。
犯罪用車輌も沿岸警備隊のレーダーに引っかからない輸送艇は全て用意できる。
元は組織の「逃がし屋」で操縦桿のついたものならなんでも操縦できる。
本当にすごい。
私は何にもできないのに。
他のみんなは何処だろう。
あ、兄さんと話してる。
わたしも、いきたい。
まぜて。
一旦ここで切りまーす。
人気がなかったら削除するのでコメントで
教えてくださーい。お願い致します。
じゃ、コメント宜しくです!
ばいちゃ☆
コメント
1件
お疲れさまです、読んだよ〜! 2話、めっちゃ良かった…! 1話の重くて静かな雰囲気から一転して、マフィアのみんながサプライズで集まってるの、ギャップにやられた。 中也の照れ隠しみたいな反応と、茉莉が「私も混ざりたい」って思ってるのが切なくて可愛かった。 アルバトロスのキャラも立ってて好き。 続きが気になるし、絶対♡♡♡ほしい…!応援してます🥀
あかりん
67
ユイ
380
ユイ
32
くろぬか
1,959