第1話ー鏡の中の異世界ー
ー登場人物ー
・Alice Bennet アリス ベネット
ーATTENTIONー
フィクション
低クオリティ
ホラー要素有り
↳ダークメルヘン的な感じのものを目指して書いてます
◇◇◇
朝起きて顔を洗うために洗面台へと向かう。
顔を洗い終わり、タオルで拭く。ふと鏡を見るといつもは気にならない汚れに意識が向いた。朝ご飯食べ終わったら磨こう。そう思った瞬間何処かから声が聞こえた。
『ス………テ…』
…気のせいだよね。うん、きっとそうだよ!気にせず私は朝ごはんを食べることにした。
朝ご飯を食べ終わり、歯を磨く。そして私は鏡を磨き始める。ところが、また何処かから声が聞こえた。しかも今回は鏡の中の自分も変に動いていたような…。
疲れてるのかな…鏡を磨いたらもう一眠りしよう。そう、考えていた時だった。鏡から手が伸びてきて…
◆◆◆
目が覚めたら私は知らない場所に居た。
まぁ原因は何となく分かっているけど…確か鏡から手が伸びてきて…その後の記憶がない……
「あ、目が覚めた?」
声をかけられて振り向くとそこには私が居た。私…?私なのか?
「…貴方は…誰…?」
「私?私は貴方。貴方も私。」
「それってどういう…」
「まぁ…そんなことは些細な問題でしょ?!私今困ってて…ついてきてくれないかな……」
些細な問題ではない気もするがそんなことより彼女の行動から焦り、そして声が震えていることに気づいた。
私は聞きたいことを心の奥に閉じ込めて頷く。
「!有難う!詳しくは後で説明するね…!取り敢えず私がここに居るってことがバレちゃうから少し離れたところに行かないと…」
そう言うと彼女は気味の悪い森の中へと入っていった。木は今にも動き出しそうだし、何よりも10メートル先も見えないほど暗い。
付いて行かないと迷子になる…私は走って彼女について行った
つづく
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