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#8 【エピソードタイトル未設定】
ども。エピソードタイトルが思いつきませんでした。
ウパラテです、なんかアサシン(暗殺者)パロ的な?
変だ、変すぎるよ…
一部だけ「神作思いついた!」ってなったんだがその他の部分が変なのでこちらで投稿。
それではどうぞ。
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~Latte side~
私の仕事、それは国王陛下や皇太子陛下をお守りすること。
―――要するにボディーガードだ。
今日は特に――いや、いつもそうだけど今日は一段と現場の緊迫感が溢れる。
何せ――今日は、皇太子陛下の誕生日パーティー。
他の貴族を大勢招待して開かれるパーティーなので、そこに紛れ込んで王族を狙おうとする輩が出るかもしれない。
そんなこんなで、今日は毒見役まで用意して、総勢50名で護衛する。
私の担当は、壁際付近。あまり目立たないところだ。
壁際にずらっと警備員たちが並ぶ様子を見て、いくらあの暗殺者”アサシン”でもこれだけの警備なら無理でしょ、とフラグを一本建設。
その瞬間、電気が落ちた。会場は突然真っ暗闇になり、騒がしくなった。
それを引き裂くように、悲鳴が響く。これは、王女様の声だ!
「王女様!?」
王女様は、背中をナイフで切り裂かれていた。
悲しみと、任務を完遂できなかったという悔しさと、こんなことをした奴に対する恨みに押しつぶされている暇もなく、女王陛下の悲鳴と皇太子陛下の悲鳴が耳に飛び込んでくる。
ふわっと、”淡い青色の髪が見えた”。
…?招待客の中に、そんな髪色の人はいなかったはずだ。
つまりは…
「ご名答☆俺が”アサシン”…警備がへなちょこだったから簡単に暗殺できたよ」
後ろから、暗殺者とは思えぬ細い指で首筋を撫でられる。
鳥肌が立つ。
「っ!」
ナイフを背後で振る。
「せめて国王様だけでも…っ!」
私は、拳銃を取り出し引き金を引いた。
「もう遅いよ?」
「っ!?」
体が宙に浮いていた。そのまま床へ叩きつけられる。
「ごほっ、げほっ…」
照明がつく。ぱぁっと照らされた会場には…
私以外の全員の死体が転がっていた。
淡い青色の髪のそいつは、煽るような目つきでこちらを見つめる。
「あははっ、いいね、その顔。可愛いじゃん」
「だ、まれ…っ」
首筋やあごの下などを撫でられる。まるで猫にするように。
「素直じゃないなぁ…ねぇ、Latteさん?」
「なん、で…名前をっ!」
そいつは、私の頭に拳銃を突きつける。
このまま殺された方が恥じゃない。目をそっと伏せる。
…しかし、いつになっても衝撃が来ない。
何かと思って目を見開くと、そいつの顔がガチの至近距離に…
それどころじゃなくて!なんか唇に生暖かいものが当たっている。もしや…
「馬鹿っ!」
「バレたかぁ…ま、Latteさんはお持ち帰りさせてもらうけど☆」
「なっ…」
そいつにお姫様抱っこ?ってやつをされて、窓から外へと飛び出す。
何故か、だんだんと眠気が襲ってくる。意識がある最後に聞いた言葉は、これだった。
「拠点に帰ったらいっぱいいただきますね……あ、俺の名前はウパパロン。これからよろしくね、”Latte”」
~後日談~
その後、ウパさんに思いっきりいただかれましたとさ。ちゃんちゃん(?)。
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【裏話】
この話、「拳銃を頭に突きつけて脅してキス」が書きたいがために作られました☆
いやぁ…最高!満足!おつです!ではでは~
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