軍艦ヒュ・駆逐艦ヒュ
昔話
・基本情報・
・駆逐艦は軍艦では無い。正面に、菊の紋章がないから。
・軍艦ヒュ・艦ヒュになる為には、身体的、精神的に適合しなくてはいけない。
・軍艦・駆逐艦は宿主の人間を守る。
・軍艦・駆逐艦は沈んでも、宿主の人間は転生し、名前も引き継がれる。ただし、性別は、引き継がれない。
時子・昔の時雨。日本人とは思えぬ、青灰色の髪色の14歳。女の子
赤城・本名、赤城架純。空母、赤城と融合しいる。 生まれてまもなく捨てられた時子を拾い、自身の持つ魔法で、身体、知能を14歳まで上げた。普通に強い。女の子。
白露・本名、琥珀坂梅雨。白露型駆逐艦のネームシップ。突然、軍需工場に居た。
その昔、まだ日本が大正だった頃。
とある名家に日本人とは思えぬ、髪色の赤子が産まれた。
両親が黒髪だったことで、父は不義の子かと疑ったが、婿養子だった為か、それを口に出すことは無かった。
そして、何をとち狂ったか、父は生まれて間も無い時子を土砂降りの雨の中捨てたのだ。
ちょうどそこに、赤城が通りかかった。
赤城は、白露の弐番艦・時雨の適合者を探すことだった。
(1番良いのは、生後幾許も無い子だ。
ほぼ、両親の記憶が無いから。
体や脳は私が創ろう。)
赤城はそう思いながら、子を探していた。
そして、赤城は見つけた。
時子を……
時子は拾われた。
赤城に連れられて来たのは軍需工場だった。
やってきて最初にしたのは、適合検査。
それに合格した時子は、体と脳を14歳程にしてもらった。初めての贈り物だ。
時子の意思などまるで無視の手術に取り掛かった。
そして時子は…時雨となった。
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