性癖の盛り合わせ
原材料名
・教師×生徒
・激重感情的監禁
・薬漬け
・食虫&嘔吐
・なんで僕が何でもありなBLゲームの世界に!?
この連載での書きたいものリストです。
(書くとは言ってない)
というか全然別のを書く可能性がある。
今回は一つ目のやつ(教師×生徒)になります。
文才なんかありません。
案の定駄文。駄文。
cpはどこかに記載してます。
主はにわかです。解釈違いがあると思います。
※ご本人様には関係ありません。
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kgmmc
「…..加賀美先生」
放課後の教室、正面に座っていた彼に名を呼ばれる。
『はい、どうされました?』
どうした、と問えば俯いてしまった。
『…剣持さん?』
名前を呼びかけても反応が無い。
…ガタンッ
『…..?…剣持さ、』
いきなり立ち上がったせいで倒れた椅子をそのままに、彼が距離を詰めてきた。
いきなりのことに理由もなく後ずさる。
とんっ、というような軽い衝撃を背に感じて後悔する。教室という狭いスペース、逃げ場が無くなるのは当然で、端まで追い詰められてしまった。
背には窓、当然ながら教室のドアは反対側。
正面に佇む彼の藤色の髪が、夕日に照らされ、いつもの生意気さには似つかわしくないような儚さを纏う。
「加賀美さん」
『…..はい、』
軽い力でその場に座らされる。
「…..ハヤト、さん」
彼の顔がすぐそばに迫った。
彼の瞳に自分の顔が写るほどに。
あ、これはだめだ
全て暴かれてしまいそうな翡翠に、思わず見惚れてしまった。
そして気づいてしまった。その翡翠に良くない熱が宿っていることに。
彼の恍惚とした表情に。
「…..ハヤトさんは僕のこと、どう思ってる?」
妙に甘ったるい声が、吐息がかかる。じわじわと身体に熱が籠っていく。
「ねえ、ハヤトさん」
するりと首に手を回される。
きっと、ここで彼を押し返せば、だめなことだと諭せば、すぐに離れてしまうのだろう。
私が少しでも拒絶するのなら、距離を置くんだろう。
彼ならきっとそうする。
だって彼は聡い子だから。
それなら、私はそれに気づかないふりをしよう。
まだ、彼の好意に、体温に縋っていたかった。
触れ合えるまで、後少し、早く、もっと。
どうにも待ちきれなくて、彼の後頭部に手を回して引き寄せる。
小さなはずの音が、静かな教室にやけに響く。
触れるだけのそれを交わし、頭から手を離すと、白い頬を紅色に染めながら、驚いたように目を見開く彼と目が合った。
徐々にその表情は恥じらいを持つような、満足そうな表情に変わった。
未だ瞳に熱を宿す彼から、耐えきれなくなり目をそらすと、今度は彼が不満気に呟いた。
「…..良いとこだったのにずるい…僕頑張ったのに…」
『…大人は貴方が思ってるよりずるいんですよ』
「…….悪い大人の言い訳だぁ…..」
『先に誘ってきた悪い子は誰でしょうねぇ…』
なんて、互いに皮肉って、見つめあって、先に吹き出したのはどちらだろうか。
もう日が暮れるというのに、柑子色に照らされた教室には、楽しげな笑い声が響いていた。
コメント
1件
文を書かなすぎて下手になってるんですよ!許して!満足いってない!! てかしれっと別界隈に手出してる!!