コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「吸収…?」
「はい、吸収…というより正確には
『取り込む』…でしょうか」
「…どうやって、?」
「…亡くなった術師たちを『食べる』…」
「…ん、?」
「その人の術式で大事なところ…
五条先生でいう六眼が最強を成り立たせる」
「…つまり」
「…五条先生の眼球を食べる…
ということです」
「…え、っと、」
「…ごめんなさい」
「…謝らなくていいんだよ」
「…もうするつもりはありません」
「『もう』、?」
「…ええ、」
とある研究所で
……私は何人かの術師が統合されてできたもの
その土台…『器』になったのが私
今の私が作られたときだけ統合ができた
今は無理
その時に色んな術師の使っていた術師が何個か使える
…とりあえず私についてはおわり
…急に飛んだ感じになるけど
やよいは気づいたら
呪詛師となっていた
そして私の敵になってしまった
私は戦った
そして勝利した
ただ、ずっと仲良くしていたから
闘い、失うのはくるしかった
だから、『食べた』
彼は反転術式を使う
反転術式はどこが大切なのか
あまり分からなかった
だから
全てをたべた
それも、くるしかった
大切な人だったから
全てを食べ
私はやよいを取り込んだ
しかし
吸収まではされず
他の人格となった
「…これが反転術式が
私の身体でできる訳かと思います」
「…はちゃめちゃだね」
「…それ以来
もう絶対にしないと心にきめてます」
「それが1番だよね」
「大切な人を食べるのは気持ちが悪い」
「…」
「反転術式については私の術式ではない
が正しいですね」
「なるほど…」
「私の術式は本当に『おまもり』のみです」