TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「……紫凪れいです。宜しく御願いします。」


紫凪さんは深々と頭を下げた。頭を上げると少しだけ口角をあげた


それでやられたのか後ろの方からグハァと声が聞こえた。


「……じゃ〜紫凪さんはあそこの席に座ってね。」


紫凪さんは言われた通り後ろの席に座った。


​「……さてと、じゃー授業始めるぞーあっ、吐血してる女子起こしといて」


黒板に板書を始めていく先生、しかし


「……君たちさ、紫凪さんのこと気になるのは分かるよ!俺も気になるもん!でも今は先生の授業聞いて!」


「嫌です!!」


全員満場一致で答えた

───────​───────

そして1時間の授業が終わり10分の休み時間


「ねーねー、紫凪くんってどんな子がタイプ?」


「好きな人居る?」


「LINE交換しよー」


転校生を囲む女子と男子、質問攻めにあっている転校生


「……群がってるねー、まるでバーゲンセールみたいだなー」


声をかけてきたのは隣の席の八木一(やぎいち)くん


容姿端麗、運動神経抜群、誰に対しても気さく明るい性格の持ち主でクラスの気になる人ランキングでは1位2位を争っている


「賑やかになるねー」


「本当になー、……あのさ、お願いがあるんだけど……ノート写させて?」


「またー?授業中は寝ちゃダメだよー……はい、どーぞ」


「サンキュ!……!」


突然後ろを向く八木一くん


「どーしたの?」


「…いや、なんか今誰かの視線を感じたような…気のせいか((」


キーンーコーンーカーンーコーンキーンーコーンーカーンーコーン


「やべぇ、次の授業の支度してねぇー!ノート本当ありがとう、昼休みに返せたら返すから!」


「はーい」


ガ,……ガラガラ


「はーい席ついてー、授業するよー」


​───────​───────

───────​───────​───────​───


そーして、なんやかんや平和に時が過ぎ、お昼休みの時間になった


「朱里ー、一緒に食べよー!」


「いいよー、どこで食べる?」


「……屋上とかどう?」


「屋上って空いてたっけ」


「分からんから行ってみよー」


琴ちゃんに手を引かれ私たちは屋上に行った。


……ギィー……


「空いてたね屋上」


「なんでだろー」


どの辺でお昼を食べようかと適当に歩いていると声が聞こえた


「あれ?…琴原さん?」


声のした方に目を向けると、紫凪れいさんがいた


「れいくんじゃ〜ん!……ねぇそこで食べても良い?」


「ふふ…良いですよ……どうぞ…」


紫凪さんは鞄からレジャーシートとクッションを取り出し、レジャーシートは地べたへと置き、上にクッション置いた。


そして ソコに座るように促した。


「…し、失礼しま〜す。」


「おっ弁当!お弁当〜♪」


ニコニコでお弁当を開ける琴ちゃん


「朱里〜、玉子焼き食べる〜?」


「わぁーい食べる〜……美味し〜い!!」


..ハッ!思わず食べてしまった。琴ちゃんが笑顔で玉子焼きコッチに向けてくるからつい…でも美味しかったな〜


「れいくんも食べる〜?」


「いえ、……俺は大丈夫です。」


「そっか〜」


ピンポンパンポ〜ン〜


(1年2組、黒鳩朱里さん職員室に至急来てください。)


……え?私?


「……私まだお弁当食べてない蓋すら開けてない」


「…ぴゃぴゃっと行ってきたら?……ついて行こうか?」


「そうする……いや、一人で行くよ。琴ちゃんはお弁当食べて待ってて」


「はーい……階段とかで転ばないようにね」


「さすがに階段で転ばないよ!……じゃ、行ってきます」


何かしでかしたのかという不安を抱え私は屋上の扉を開く。


そして階段を小走で1歩1歩下ってゆく。


…ズルッ!


「…へっ?」

この世で最も大嫌いな人

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚