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#僕のヒーローアカデミア夢小説
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…やっと電話を出来る。
やっとかけられる…!!!
そう思った時には半年もたっていた。
離婚するためにわざわざ飛行機にまで乗ってなんであんなのに会いに行かなきゃならないんだと嫌で嫌で仕方なかった。
だけど両親からも「離婚したんじゃないの?!あっちが出してなかったの?!」等責められしっかりあっちに出向いてカタつけてこいと言われた。
ずっと離婚届出さずにいたんだから電話で済むわけないとも分かっていた。
連休を取り話し合いに向かった。
話し合いでは、そいつのほかにそいつの母親、離婚した父親、そいつの妹がいた。
なぜか妹や母親から俺が責められた。
何ヶ月も何ヶ月も…1年近く放っておいて迎えにも来ないでおかしいと。
離婚届も書いて出すと言っていた。荷物も全てまとめて出ていっている。離婚していたと思ったしそもそもそいつの浮気が原因だと言ったが案の定「相談していただけ」だなんだかんだと始まった。
何時間も同じ話の繰り返し。
影の薄かったそいつの父親が「今日はこのくらいにしよう。あきらくん、ホテルまで送っていくよ」と話をきり上げてくれた。
翌日も変わらない。
離婚する、離婚しないの言い合いだった。
もう気持ちもなにもない、明日には仕事に戻らなきゃいけない、いい加減にしてくれとこちらの声も荒くなる。
そこから何時間もまた同じ話。
ブチギレそうだった。
キチンと確認していなかった自分にも非があるものの、こいつのせいでゆうと離れなきゃならなくなったとの思いが強く、憎くて仕方なかった。
朝から夜中まで同じ話の堂々巡り…。
あれの父親が口をひらいた。
「…離婚届はきちんとこちらで出させるから…。」
離婚していたと思っていた1年近くのそいつの生活費と引っ越し費用を請求された。
婚姻期間にあった以上、そいつの生活費は支払いの義務があるらしくみっともないがまとまった金を親から借りた。
引っ越し費用は払いたくなんてなかったが、また面倒になっても困るから払えと親から言われてしまった。
ほんとは帰り道にすぐにでも電話をしたかった。
連休を取るまでの間にゆうは引っ越しをしていた。
手越さんから聞いた時思わず電話をかけた。
でも出なかった。
…そりゃそうだよな…と思った。なにも片付いていない。でも、いまは…と思ったが…カタをつけてからという約束だった。
すっきり全部片付いているわけではないと思った
親に借りてた金を全部返してからだ。
それでほんとに全部片付いた状態になる…!
そこから、仕事のあとは夜勤の日払いバイト、休みの日はバイト、とにかく働きまくった。
寝る時間もゆっくりするのも時間が惜しかった。
その分働いて早くお金を貯めてゆうに連絡したかった。
親からの「お金勿体ないから実家戻ってくる?」
と言われ…実家に戻ることにした。
それだけでも大分出費を抑えられる。
とにかく1日でも早く返し終えて連絡を取りたかった。会いたかった。
…こんなに経っていて…ゆうは彼氏出来てないだろうか…。言い寄ってくる男はいっぱいいるはず…。
他に男が出来たらと考えるだけで気が狂いそうだった。
でも待っていると言ってくれた。
しかしいつまでとは言われていない…。
どうであれ、終わったら連絡する…!!
毎日毎日そんなことばかり考えていた。
ゆうは大人だった。
歳が上だからとか関係なしに、ほんとに大人だなと思った。
喧嘩は俺のヤキモチから始まる。
それ以外で喧嘩になったことあるか思い出せない。
自分でも余裕ないのがわかる。でも不安だった。
自分に自身がないから。
完璧に見える彼女も、おっちょこちょいなところがありそこがまたすごく可愛かった。
たまに甘えてくれるところがたまらなく愛おしかった。
いつも俺に安心をくれていた。
だからこそ俺は良くない意味で甘えきっていたかもしれない。
もっと大人にならなきゃ。もっと釣り合う男にならなきゃ。
変わりたい。
そう強く思っていた。
そして…
やっと全て返せた。半年かかった。
給料のいい警備の夜勤バイトに入りまくっていたからか肌荒れも凄いし痩せた。
できる!
連絡出来る…!
…彼氏いるから電話出来ないって言われたら…?
嬉しさよりも急に不安が押し寄せた。
ダサい。
何回も何回も脳内会議を繰り返した。
「声が聞きたい!!!!」
その気持ちの勢いに任せて電話をかけた。
…
なかなか出ない…
…
緊張が続く…
『…もしもし…?』
ゆうの声だ…!!!