自分の下手さに幻滅です…
でもこんなのしか書けないもので…
これから上手くなっていけばいいですよね、
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黄「あ、起きたんですね」
………………誰?
赤「誰」睨
黄「初めまして、僕は黄です」
黄「あと何もしないのでそんなに睨まないでください」
赤「ここどこ」
黄「ここは僕の家です」
恐らく目的は犬耳と尻尾だろうけど、一応聞いとくか
赤「何が目的、」
黄「子供が一人夜遅くにあんな段ボール箱の中で寝てるのをほっとく大人がどこにいるんですか」
赤「そこら辺のやつら全員ほっといてたけど」
黄「……本当、世も末ですね」
黄「大人が子供守らなくてどうするんだか」
赤「俺をどうするの」
黄「だから別にどうもしませんよ、」
黄「ただ、見た感じ捨てられてたので行き場がないなら一緒に住まないかなと思っただけです」
赤「…嘘つき」
黄「本当ですよ」
赤「本当なわけない」
赤「どうせ犬耳とか尻尾が目的なんでしょ」
赤「研究施設とかに渡して賞金とか貰いたいんだ」
みんな金目当て
施設のやつらもそうだった
喋る動物を開発して売ったら、大金が稼げるに違いないって
黄「だから違いますって」
赤「本当は違くない癖に」
黄「違います」
黄「僕も一人で寂しいとか思うときありますし、一緒に住めたらなって思っただけです」
赤「………ほんとに?」
黄「何度も言ってるでしょ、本当です」
これがもし本当だとしたら…
俺も、幸せになれるかな、なんて
こんなの、賭けのようなものだ
いつもなら絶対信じない
この黄って人が騙してる可能性なんて俺の中では100に近いんだから
…けど、
少しでも希望があるなら、この人を、黄さんを、信じてみたい
……たまには、いつもと違う選択も、してみていいかな
赤「信じる…」
黄「ありがとうございます」
黄「じゃあ、一緒に住みますか?」
黄「それともあのボロボロの段ボール箱に帰りますか?」
覚悟が決まった以上、選択肢はただ一つ
赤「一緒に住む」
黄「まぁそうですよね」
黄「じゃあ、これからよろしくお願いします」
赤「うん」
黄「そういえば、君の名前は?」
赤「……名前…」
そういえば俺名前無いな
強いて言えば…
赤「失敗作…とか?」
黄「はい、?」
黄「すみません、もう一度いいですか?」
赤「失敗作」
黄「どうやら僕の耳は正常だったみたいですね」
黄「それが君の名前ですか?」
赤「名前っていうか…あだ名…的な、?」
赤「名前は無い」
黄「そうなんですか」
黄「じゃあ僕が決めていいですか?」
赤「うん」
黄「………」
黄「あっ、」
なんか思い付いたのかな
黄「赤とかどうですか?」
赤「、!」
赤「いい、!」
黄「じゃあ、赤で決定ですね!」
黄「改めて、これからよろしくお願いします、赤」
赤「よろしく、黄さん」
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続き楽しみにしてます