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『自分の気持ちに、正直に。』

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『自分の気持ちに、正直に。』

1 - 『自分の気持ちに、正直に。』

♥

807

2024年10月06日

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青 × 桃



青 (父)


桃 (息子)


母 (仮)



⚠︎︎ 桃青 ⚠︎︎





『自分の気持ちに、正直に。』




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

桃side.


桃 『お父さん~、?話って何?』


青 『いきなりごめんね、呼び出しちゃって』


桃 『えっ、、』


青 『あぁ、いきなりびっくりしたよね笑』


青 『単刀直入に言うけど、お父さん、再婚しようと思ってるんだ。』


桃 『、、、。』


青 『この人が桃くんの新しいお母さんになる人だよ』


母 『こんにちは桃くん。桃くんのことは青くんからたくさん聞いていて』


母 『仲良くなれたらなって思ってます笑』


桃 『、、ぇ、あ、、。』


青 『ごめんね笑 そんなすぐ受け入れられないよね笑、』


母 『青くん、私大丈夫かしら、、』


青 『大丈夫だよ笑、桃くんはいい子だし』


母 『そうよね笑』


俺の父親はシングルファーザーだ。

小さい頃に母とは死別してしまってそこからは

ずっと1人で俺の事を育ててくれた


そのお父さんが、今再婚をしようといていた。

別にダメなことじゃないけど、

俺はお父さんとずっと2人でいいと思っていたから少しだけ不安もある。


だけど、この人といるお父さんは、いつもより楽しそうに見えた。


桃 『そうなんだねっ、!』


桃 『全然大丈夫だよ笑 心配しないで』


青 『お母さんのこと、受け入れてくれる?』


桃 『、うんっ、もちろん笑』


母 『ありがとう!桃くん』


青 『ほんとにありがとう桃くん。迷惑かけちゃうかもしれないけど、よろしくね笑』


桃 『うん、』






それから僕とお母さんの生活が始まった。





桃 『おはよう』


母 『あら、桃くんおはよう笑』


母 『朝ごはんできてるわよ』


桃 『ありがとうございます』


母 『もう敬語じゃなくていいのよ?笑』


桃 『あ、すいません、笑、』


母 『”家族”なんだからっ』


桃 『、、うんっ、』



“家族”か、、笑




数日後



桃 『おはようお母さん』


母 『、、』


桃 『、お母さん、?』


母 『うるさい』


桃 『えっ、?』


母 『あんたってめんどくさいのね笑』


母 『あの青くんの息子って言うからいい子なのかと思ってたけど、そんなことないみたい笑』


母 『あんたなんか消えちゃえばいいのよ笑』


母 『私は青くんと2人で暮らしたいわ』


桃 『え、お母さん、、?なにいって、』


母 『しゃべらないでくれない?声も聞きたくないわ』


桃 『、、』




お母さんがうちに来て1週間ほど経ったころから

俺は邪魔者扱いされていた。


お父さんは朝は早くから仕事で、夜帰ってくる

夜もあまり早くないから俺は会えることが少なかった



桃 『お父さん、、いつ、帰ってくるの、、』


桃 『きついよ、笑、、苦しいよ、、』


桃 『こんなのだったら、、お父さんと、2人でいたほうが、、よかったのに、ポロ』








そんなある日

朝起きると体があつかった。

俺はもとからあまり体が強くなかったから

よく体調をくずしていた



桃 『お母さん、、俺、熱が、あるみたい、』


母 『で、?』


桃 『えっ、、?』


母 『で、なによ だからなに』


母 『それだけなら私に言ってこないでくれない?』


母 『風邪がうつるから私に近ずかないでー笑』


桃 『ごめんなさぃ、、』






桃 『けほけぼっ、、んん”、、お父さん、、』


桃 『けほけほっ、、ふぅ、はぁ、、』


母 『私買い物に行ってくるから』


母 『1人で留守番よろしくねー笑笑』



そういって母は俺を1人残して買い物に行った



それから少しして、玄関の扉がひらく音がした






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

青side.


最近は帰りが遅くなって桃くんになかなか会えていなかった。


今日は珍しくお昼に仕事が終わったから

すぐに家に帰った

今日は休日だし、桃くんも家に居るはずだから

帰ったら桃くんと妻をどこかへ連れて行ってあげよう

なんてことを考えていた



がちゃ


青 『ただいま~』



ーーーー


僕の声に誰の反応もない。

買い物にでも行っているのか

家は静かだった



リビングに入って、荷物を置いてゆっくりしようとしていたとき


バタッ


2階からなにかが倒れたような音が聞こえた

音が気になって2階に上がり桃くんの部屋のドアを開けた。


がちゃ


桃 『んはぁ、、はぁ、、お父、さん、ポロ、』


青 『、!!』


青 『桃くん、?!』


ドアを開けると桃くんが倒れていた。

何故かはまったくわからないし、状況がわからなくて混乱していると


桃 『、、ぱぱ、はやく、、かえって、きてよ、ポロ、、けほけほ、』


青 『桃くん、!!お父さんだよ!』


その言葉を聞いた瞬間

桃くんに駆け寄って声をかけた


桃 『ぱぱ、、?、、』


青 『うんっ、ぱぱだよ!』


桃 『、、けほげほ、ぱぱ、、ポロ』


顔は真っ赤で、涙を流しながら僕のことを呼ぶ桃くん

体が弱いことを知っていた僕は、すぐに熱があると理解し、対応する


青 『きついね、、(サスサス』


青 『ベットに移動しよっか、?』


桃くんは意識が朦朧としていて、

まったく動ける状態ではなかった


すぐに抱っこしてベットに移動させ、薬を飲ませた。





青 『なつかしいな、、笑』


昔はよく体調を崩していて、いつもこうやってそばにいた。

ぱぱ なんていつぶりに呼ばれただろうか、

小学生のころからずっとお父さんと呼ばれていたからすごくなつかしく感じた



青 『、、桃くん。ごめんね、こんなときに、1人にして、』


1人、、?

なんで1人なんだ、?

息子が高熱を出して倒れているのになぜ妻はいない?

そんなことを考えていると

玄関のドアが開く音が聞こえた

妻が帰ってきたのだ

僕はすぐに動き出していた。



青 『おい、どうゆうことだよ』


母 『え、?あ、青くん、?!』


母 『なんで、お仕事は、?どうしたの、?』


青 『そんなことはどうでもいいんだよ』


青 『桃くんはどうしたんだよ』


母 『え、?桃くん、?桃くんは、まだ寝ているんじゃないかしらー、笑』


青 『下手な嘘はつかないほうがいいんじゃない?』


青 『高熱をだしている息子を1人残して家を出るなんて、母親失格だろ。』


母 『い、いや、!違うのよ!今、薬とかを買ってきていて、!』


青 『言い訳は求めてないお前はもういい』


桃 『、お父さん、?』


青 『、!』


母 『あ!桃くん!元気になったのね!よかったわー!お母さん心配したのよ?』


そういって桃くんに駆け寄っていく女


桃 『お母さん、、あまり近ずかないほうがいいんじゃない、?けほけほ、』


桃 『おれの風邪が、うつっちゃうよ、』


桃 『いやなんだよね、?おれがちかくにいるの、』


桃 『おれがしゃべるのも、いやだよね、うるさいもんね、じゃまだもんね、』


桃 『ごめんね、』


母 『え、え、?な、なんの、話、?笑』


母 『お母さんずーっと心配してたのよ?』


青 『どうゆうことだよ』


青 『お前は桃くんと一緒にいたらダメだ』


青 『お前なら任せられると思った僕がいけなかった。』


青 『ほんとうにごめんね。桃くん。』


桃 『っ、。』


青 『早くでていけ。今すぐ離婚だ』


母 『ねぇ、!まってよ!私はちゃんとお母さんよ!そうよね!桃くん、!』


青 『桃くんの名前を呼ぶんじゃない早く僕たちの前から消えろ』


母 『なによ、お前なんかしんでしまえ!!』


母 『あんたの妻なんかこっちから願い下げよ!!』



そういって家から出ていった


桃 『お父さん、、おれ、、』


青 『ごめんね、ほんとに、ごめんね、ポロ』


桃 『お父さん、泣かないでよ、笑』


桃 『おれは、大丈夫だし笑』


青 『あぁ、、なんでだろう、、なんで、』


青 『なんでちゃんと桃くんのこと考えられなかったんだろう、』


桃 『えっ、』


青 『ちゃんと桃くんの話を聞いていれば、ちゃんと考えていれば、』


青 『全部僕が悪い、僕のせいで桃くんがこんな、、こんな酷い目にあって、』


青 『こんなんじゃ僕、、お父さん失格だよね、、笑』


桃 『お父さん、、そんなことないよ、っ、』


桃 『おれのお父さんは、お父さんしかいないし、おれのお母さんはお母さんしかいない、。』


青 『っ、』


桃 『おれ、いやだったんだ、』


桃 『ほんとは新しいお母さんができるの、いやだった。』


桃 『お父さんとこのままずっと2人でいいと思ってた、。』


桃 『でも、あの人といるとき、お父さん、すっごく楽しそうだったから、』


桃 『お母さん、、ままが死んじゃってからお父さん、少しだけ暗かった、』


青 『、!』


桃 『だけど、あの人といるときは違った、』


桃 『おれのこと、ずっと1人で育ててくれてて、ずっとおれのこと考えてくれてたの知ってたから』


桃 『お父さんが幸せなら、うれしいなら、おれが入る隙間なんてなくていいって、』


桃 『お父さんが喜ぶならいいって、思ったんだ、、』


青 『桃くん、、、』


桃 『あの人がお母さんになって、酷いことたくさん言われたし、辛かった、』


桃 『それになにより、』


桃 『おれたちの中の、ほんとのままの記憶がなくなっちゃうような気がした、。』


桃 『それが1番いやだった、』


桃 『でも、お父さんが幸せならいいって思った。』


桃 『おれはやっぱり、お父さんのこと大好きなんだなってことも、わかった。』


青 『!!』


桃 『お父さん、おれは、ずっと、これからもずっと』


桃 『お父さんと、おれと、まま、3人だけが、”家族”がいい、!』


青 『桃くん、、話してくれてありがとう。』


青 『僕も桃くんのこと大好きだから、ちゃんと桃くんの気持ち、尊重したい』


青 『それに僕も同じ考えだよ。笑』


青 『これからも2人で、いや、3人でいよう。』


桃 『、!』


桃 『うんっ!』






桃 『お、お父さんっ、、おれさぁ、あのさぁ、』


青 『うん、?どうしたの、??笑』


桃 『お父さんのこと、、やっぱり』


桃 『ぱぱって呼びたいっ、、』


青 『、、』


青 『ええ!!呼んでくれるの!?ぱぱって!?』


青 『ええええうれしすぎるよ泣』


青 『もう呼んでもらえないかと思ったよ~っ!!』


桃 『ん、へへっ、笑』


桃 『ずっと呼びたかったんだけど、ぱぱって呼んだら、ままのこと思い出しちゃうかなって思って』


桃 『呼んでなかったんだけど、、』


桃 『おれはちゃんと自分の気持ちを大切にしようと思って、』


桃 『だから、ちゃんと自分の気持ちに正直になって、』


桃 『ぱぱって呼びたいって思った、笑』


青 『そっか笑』


青 『よくできましたっ、笑笑』


桃 『笑笑』






いつもありがとね。ぱぱ。

お互い自分の気持ちに、正直に。



❦ℯꫛᎴ❧








ほんとに久しぶりの投稿ですいません😢😢

またテスト期間入っちゃっててあまり投稿できないんですけど、

投稿したときはぜひ見てください🥲💗


よければ🤍おねがいします🙌🏻💭

この作品はいかがでしたか?

807

コメント

4

ユーザー

時差コメ失礼します いろんな作品見させて頂きました! ふぉろしつです!

ユーザー

ねえまって最高すぎる😭‪‪‪‪❤︎‬こーいうのだいすき🤙🏻🌟 お互いテストがんばろ〰️👊🏻

ユーザー
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