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数週間か経って、日も沈んだ頃。
日中はまだ溢れかえるほど人が来るけども、この時間は最近には少ななってきた。
今日に限れば誰もおらん。
でも建物の中に入れてもらえるんはまだ早い。
……さすがに寒いんで、もうちょい早く入れてもらえると助かるんですけど。
(あ゙ぁ~……寒い…し、眠い………)
昼間は寝れるわけないし、夜も安心して寝れることはない。
だからって寝なタヒぬから寝るんやけど、浅くてすぐに起きてまう。
(今人おらんし 寝れるかな……)
「なぁ」
ちょっとうたた寝しかけたとき、話しかけられた。
あんまり急で油断してたもんやから、
t.n「ぅおあッ ⁉ びっくりした…、」
つい声が出てもうた、
ずっと喋らんでいたのに。
「あぁ、やっぱり話せんだな」
t.n「………、」
(ガキが……、誰かに言うつもりか……?)
言葉が通じるということがわかれば、何か他の情報を求めてくるかもしれん。
別にそれはええけど、あんなキモいのと喋りたないし、拷問なんてされたらたまったもんじゃない。
どうやら不快な気持ちが顔に出とったみたいで、
「はは、そんなに怪訝な顔をするか、w べつに誰にも言わねぇよ。」
ひとのミスを笑いやがる。
……まるで友人とでも話しているように、馴れ馴れしく。
t.n「…………、
ッはん、どうだかなぁ、?」
(コイツ前に見た……)
どうやら俺と喋りたいらしい。
今寝てもうたらワンチャン凍えタヒぬし、暇つぶしにでもなるか。
「お前名前は?」
t.n「ヒトにきく前に自分から名乗るもんやろ」
「うぜぇな、…俺はg.rだ。お前は?」
t.n「俺の名前知ってどうすんねん」
g.r「あぁん?! w 言わせたあとにそれかよ、
名前知らなきゃお前のことなんて呼べばええねん」
t.n「ご勝手に」
g.r「……鳥野郎?」
t.n「初対面にそれは終わっとるやろ! ……t.nです、僕の名前」
g.r「 ! 、t.nか。わかった、覚えておこう」
…自分の名前聞いたのなんて、いつぶりやろ