星羅said
あの後
私達は轟くんとヤオモモちゃん、二人と合流した
その頃には既に夜が明けていて、空が明るくなっていた
私は警察署に行き、事情聴取を受ける
事情聴取がすべて終わった頃には、既に日は沈みかけていて、夕方になっていた
いったい何時間事情聴取を受けたのだろう
私は警察署を出た後、駅に向かって歩いていると
相「星羅っ!!」
こちらに向かって走っている消太さんがいた
『消太さん!!』
なぜ、ここに?
私は、驚いた
消太さんは勢いよく私を抱きしめた
『グエッ』
よく見ると、消太さんは震えていた
相「助けてやれずすまなかった。怖かったよな、よく頑張った」
消太さんに会えたことで、安心したせいか涙が溢れてきた
『消太さん、、、、泣かないで』
消太さんは、泣いていた
私の服に、ぽとりぽとりと涙を零して
相「俺は夫として失格だな。嫁を守ることができないなんて」
消太さんは、涙声でそう呟いた
『そんな事ないですよ。私は、消太さんが隣にいるだけで幸せですから』
私は、そう言いながら頭を撫でた
相「ありがとう」
私は、消太さんと手を繋いで家まで帰った
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