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iw→ヤクザの若頭・無愛想・26歳・fkの用心棒・過保護
fk→組長の孫・愛され者・高校一年生・モテモテ・可愛い
とある漫画を参考にさせていただきました。
fk side
fk「やったぁ、合格!!」
俺、深澤辰哉はこの度、
第一志望校に合格しました!
fk「これで、楽しい青春が送れる!」
今まで中学校では、近所の人も行ってたから俺ん家がヤクザだっていう理由で、友達が1人もできず、青春も送れないまま卒業してしまった。
だから、俺の知り合いがいない遠い高校を選んだ。家から1時間ぐらいかかる所。
そして、高校では自分の身分を隠して、青春をする!
友達と放課後部活したり、休みの日には遊んだり!
もしかしたら…恋人ができるかも!
fk「ふふっ、楽しみだなぁ 笑」
これから始まる新生活にウキウキしながら、軽い足取りで家へと帰った。
fk「お爺ちゃん、辰哉です!」
「今、帰りました!」
爺「おぉ、辰哉入っておいで」
fk「はい、失礼します!」
爺「飴ちゃんあげる」
fk「やった!ありがとう」
お爺ちゃんはいつも優しい。
飴くれるし、なんでも買ってくれるし、俺の親の代わりもしてくれる。
両親が事故死した後、俺を唯一引き取ってくれたのは、肉親である、このお爺ちゃん。
爺「辰哉、合格したか?」
fk「うん、無事合格!」
爺「おめでとう、よくやったなぁ 笑」
俺は爺ちゃんの笑顔が好きだ
いつも優しく笑いかけてくれて、安心する笑顔だ。
ほっこりした気持ちでお爺ちゃんを見ていたら、後ろの襖が開き、ガタイのいい奴が入ってきた
iw「辰哉さん、どうでしたか?」
こいつは岩本照。
俺が爺ちゃんに引き取られる前からここに居て、この組の若頭であり、俺の世話係。
背が高くて筋肉ムキムキ。おまけに過保護
強面で無愛想なのに可愛い物好きで甘いものも好き。特にチョコ
まぁ、とにかく変わってる奴
俺はこいつが少し苦手だ
fk「合格、したよ…」
iw「おめでとうございます!」
合格したと告げた瞬間、俺の脇に手を入れ、抱き上げた。
世の中で言う、高い高いみたいなもん
それを爺ちゃんは止めもしないで、当たり前のように朗らかな笑みで見守っている。
fk「ちょっと、おろして!」
iw「ついに辰哉さんも高校生か…」
「心配ですねぇ」
fk「おい、照、聞いてる?」
降ろせと言ったのに、そのまま抱っこしてきた
fk「ねぇ、俺座りたいんだけど…」
iw「了解です」
やっと離してくれると思ったが、照は俺のことを離さず、照が胡座をかいた上に座らされ、おまけにバックハグまでしてきた。
fk「全然了解してないじゃん」
iw「じゃあ自力で逃げ出してみてください」
fk「やってやるよ!」
そう意気込んだが、どう足掻いてもこの筋肉バカには敵わなかった
fk「はぁ、はぁ、っ…」
「もう無理…」
iw「それでもヤクザの孫ですか?」
fk「別に俺はヤクザになりたいわけじゃないもん」
iw「俺、辰哉さんが心配ですよ」
fk「は、なにが?」
iw「高校で知らない奴に襲われたりしないか」
fk「別に、襲われねぇし!」
「男の暴力なんて怖くねぇし!」
iw「…そういうことじゃないんですよね、笑」
fk「なんなの、お前」
爺「はいはい、辰哉は明日入学式なんだから、ちゃんと準備しておいで」
「照は話があるから、ちょっと残って」
fk「はーい…」
iw「分かりました」
スクロールお疲れ様でした!
今回からの話は、「お嬢と番犬くん」を参考にしたお話です!
最近「お嬢と番犬くん」の映画がU-NEXTで配信なってて!今日見ました!本当に面白かったです!😄
前回書いたお話、『クラゲになりたい君』はめちゃくちゃボツ作品だったので、削除させていただきました。続きを楽しみに待っていてくれた方、本当に申し訳ありません。
自分、めちゃくちゃ飽き性なので、これからの更新は、まばらになるかもです。
(長期休みに入ったら、連日投稿とかするかも)
これからもよろしくお願いします🙇