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【アラスターside】
いきなりの事に驚く皆の視線の先で、〇〇はゆっくりと顔を上げる。
〇〇「・・・・・・・・・」
その手に握られた刃は、不気味に金色の輝きを放っている。
察するに、天国の武器に違いない。
虚ろな表情を浮かべ、〇〇はもう一度我々にその刃先を向ける。
ハスク「おい〇〇!何してる・・・!?」
ハスク「俺たちだ!分かるだろ?」
ヴァギー「チャーリー平気?なんともない?・・・・・・〇〇!なんてことするの!?」
エンジェル「な、なあ・・・これ結構ヤバいんじゃ・・・・・・」
ニフティ「悪い子!〇〇悪い子になっちゃったの!?ハハハハ!!」
チャーリー「ニフティ待って、ダメ!・・・〇〇!どうしちゃったの・・・!?」
皆が口々に声を掛けても、その表情は一切変わらない。
そのただならぬ様子に、全員が少しずつ後ずさる。
アラスター(やれやれ・・・・・・厄介な催眠ですね、まったく)
忌々しいあの眼を思い出し、小さく溜息を吐く。
そうこうしているうちに、〇〇は間合いを詰めるようにこちらへ駆け出してきた。
とっさに前へ一歩踏み出すと、触手を重ねてその刃を真正面から受け止める。
アラスター「ッッ・・・・・・ここは、私がお相手をしましょうかねぇ・・・!」
〇〇「・・・・・・・・・」
受け太刀の隙にその身体に触手を巻き付け、離れたところへと放り投げる。
手加減こそしたつもりだが、甘い事を言っていては犠牲者が出かねない。
―――目の前の彼女は、本気なのだ。
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