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【 必読 】※nmmnのルールを理解している方のみ先へお進みください

※ご本人様関係周辺含む関係各所様、一般のファンの皆様に配慮してモラルを守り、お楽しみください

※スクショやコピペ、リンク共有などを含む転載行為は禁止しています




※解釈違い注意

※語彙力がチリ以下のため、誤った言葉の使い方をしている箇所があると思います

※都合のいいように実際とは異なったものに改変している箇所があります

※自分が九州育ちのため関西弁と九州弁が混ざっているかもしれません。エセ関西弁注意です

※誤字、脱字あるかも💧

※主の妄想です。他所に持ち出さないでください💪🏻




lrfw - 🗝️💸 × 🥂✨


・kgmさん出てきます






START






「不破さん、本当に一人で帰れます?フラッフラですけど」


「余裕っす!」


「これは駄目ですねぇ。不破さん、それ私ではなく電柱です」


「あぁ!?なんかやけに背高いなぁって思ってたんすよ!」


「はぁ……普段はセーブなさるでしょう?やけ酒なんて珍しいですね。とりあえず、ローレンさんに連絡しますからね」


「ロレぇ?んふふ、やっちゃー!最近会えとらんかったんよねぇ」


「?…不破さんのお宅で同棲しているのでは?」


「あぇ?そうやったかもぉ…にゃはは」


「これはローレンさん、お気の毒に」






lrnside

え、ごめん。なんで俺、元カレの介護してんの?


と、まぁそんな疑問を抱きながら、加賀美さんから湊を引き取る。


「すみません、普段はしっかりペース考えて飲まれてるんですけど…」


「やけ酒ねぇ……」


「心当たりが?」


「んー、まぁちゃんと引きずってて可愛いなって」


「なんですかそれ。まぁ、おたくの恋人なんですから、おたくが責任もって癒してあげてくださいね」


タクシーにほぼ寝ている湊を乗せて、俺も隣に乗れば、加賀美さんがスムーズに一万円札を運転手さんに渡していた。


「お釣りは、後ろの方に渡してください」


あぁ、これがROF-MAOで鍛えられたカッコいい大人かぁ。


「では、ローレンさん、お気をつけて」


「あざす!あー、それと加賀美さん、俺らもう別れてるんで」


俺が言い終えるのと同時に車が動き出す。加賀美さんは、鳩が豆鉄砲を食らったような表情でフリーズしていた。


「ふはっ、あの人のあんな顔初めて見たな」






「ねぇ、湊。俺にそんな無防備なとこ晒していいの?」


車の揺れが心地良いのか、それとも、俺の肩が心地良いのか、赤ん坊のような寝顔で俺に寄りかかって眠る湊。


「すんません、やっぱ___に向かってください」


一時期は俺の家でもあった湊の家の住所を加賀美さんが運転手さんに伝えてくれていたが、湊の寝顔を見てたら気が変わったので俺の家の住所で上書きした。


湊が悪いんだよ?元カレの前でこんな無防備にさぁ……。お持ち帰りしてくださいって言ってるのと変わんない。






俺の家に着くやいなや、タイミング良いのか悪いのか、パッと目を覚ました湊。


「水飲んで」


「まだ酒飲む!」


「ほら上着脱いで?シワになるから」


「やだ」


「これお気に入りのスーツって言ってなかった?朝目覚めて後悔すんの湊だからね?」


「やだぁ」


「はぁ……そんなやだやだ言ってると襲うぞ!てか、元カレの家にノコノコ着いてくるとか、もうアンタ人前で酒飲まないほうが身のためだぞ!」


「ふへへ、襲えばええのに」


「……ちなみに褒めてないからね?」


この人俺と別れたこと忘れてんじゃね?と思うくらいには、付き合ってたときと何ら変わらない酔い方に、無防備な姿。こっちの気も知らないで、ホントこの天然ホストはさぁ。


「なぁ、ローレン、抱いてやぁ」


「……付き合った日も、そんな感じで誘われたっけか」


「なんの話ぃ?」


「もぉ、まじで勘弁してくれぇ!」


結局そのまま寝落ちた湊に呆れ笑いをして、着替えさせ、ベッドに寝かせる。


脱がせた服の下には、リスカの跡とどこの誰がつけたのかもわからないキスマや歯型達があった。


やっぱりしてたかぁ、リスカ。最後までコレだけは教えてくんなかったなぁ…


てか、もう他の男に触らせてんのかよ。今日は、酒だけで寝れたくせに。ねぇ湊、それってさ、俺がいたからじゃないの?


「なぁ、まだ、俺のこと好きなんじゃないの?」


その声に返事はない。それでも確信できる。このホストはまだ自分が好きだと。だってあの湊がやけ酒なんて。何より、今もこんなに自分の目の前で無防備に寝ている。その事実が、あの日駄目だと言った湊の言葉よりも信憑性があったから。


「両思いなのにね、うわ、なにこれ…なんか心臓痛いわ」


湊の髪をクシャッと撫でて寝室を出た。


「今の俺じゃ隣には寝れねぇわ」

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