Teller Novel

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「第九話」のメインビジュアル

第九話

35

2022年07月19日

※夢ですが、主人公の名前固定です
※中也夢

護衛の依頼を受ける事務所を営んでいる少女。どんな依頼も受けるその事務所が、唯一断る依頼。それは、マフィアが関わっている依頼。

なのに、どうして私がマフィアに?

昔、別サイトに投稿していた作品です。

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美々架

美々架

マフィアの本部に連れてこられた其の日。私が案内されたのは、もちろん豪華な部屋でもなく、普通の部屋でもなく。地下の謎の場所に投げ入られた。

取り敢えず、明日の朝までは此処で待機だそうだ。あの帽子の人にそう云われた。

「酷い。幾らなんでも、こんな場所で一晩明かせなんて信じられない」

そこそこ歩き回れる位の広さはあるが、其れが逆に怖い。別に、暗い処が怖いとか云う訳ではない。そんな子供ではない。

では何故か。其れは、周りに処狭しと並んでいる、昔よく見た物達の所為だった。まあ、見ていただけで、迚も触れたいとは思ったことは無かったが。

「此処、如何見ても拷問部屋·····」

真坂。

「起きたら、縛られているとか?」

其れだけは勘弁していただきたい。が、此方の要望なんて聞いてくれないだろう。なら。

「うーん。壁って壊せるのかな」

と云う訳で、此処から脱出すべく、ナイフにありったけの力を込めて壁を抉ったり、銃で撃ちまくったりしてみた。

ガンガン、バンバン。流石に遣り過ぎたらしい。

「おいっ!うるせえな!」

ばれてしまった。


「手前、何してんだ?夜中もずっと五月蝿くしやがって!」

夜中も?と云う事は、気付かぬうちに朝になっていたのか。此処は、窓なんて存在しない為、時間の感覚が無くなるようだ。

そんな事よりも、何か云わないと。でも、脱出しようとしたなんて云えば殺されるかもしれない。けれど、云い訳も思いつかない。

「·····脱出、ですね」

「·····おい、」

「ちゅーやっ!何をしているんだい?」

「!」

「げっ、太宰·····」

本当の事を云ってやばいかな、と思った処に、昨日の怪我だらけの人がやって来た。取り敢えず助かった、のかな?

「一寸其の子、貸してくれない?」

そう云って、帽子の人の返事は待たず、私を連れて其の場から立ち去った。

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第十話

2022年07月19日

38

美々架

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