もし、茜を選ぶと。
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「わ、私は、茜くんがすき!/////」
かった。かった。勝った。
七番様にも、クソ上司にも。
すごい優越感。
「八尋さん…!いや、寧々さん!結婚しよう!(指輪をだす)」
「は、はははい!よろしくお願いします!?」
「茜くん、結婚は18にならないとだめだから♡」
「まだ結婚じゃないよね。一番?」
「つまり…蒼井。八尋さんは」
「まだまだ私達といれるわ。」
「スウウウウウウウ、八尋さん。逃げるよ」
「え!?」
僕は八尋さんの手を取り駆け出した。
僕の愛情は健全だ。ただただ守りたい。それだけ。
ついでに僕だけ見て僕に堕ちて僕のものであってほしいけどっっ!
「茜くん、どこに行くの…?」
学校は出た。僕の家はアオちゃんが来れてしまうからだめだ。
八尋さんの家…も無理か。会長やアオちゃんなら八尋さんの家を知ってる。
あと僕が親御さんの信用をすぐもらえるとは考えにくい。
「茜くん!」
引っ張られる感覚。
、え?何が起きた?
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私は、茜くんにキスをした。
今まで、私からしたことなんて、ない。
茜くんは葵が好きだから、あきらめようって。
心の奥で恋から逃げていた。
うう、自分が恐ろしいと感じる…
いくらなんでも、路地裏に引っ張ってキスなんて絶対引かれた!
ロマンチックにしたかったのに!たとえば観覧車、一番上に来た時…
「八尋さん。夜逃げでも、する?」
彼が問いかける。頷くしかない。
「夜逃げじゃなくて、ロマンチックな言い方をしてほしいな」
「じゃあ、八尋さん。…僕の手を取って?遠い何処かに逃げよう?二人で。」
「はい!」
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私は赤根葵。なんかモテクイーンらしい。
あれから寧々ちゃんと茜くんは学校に来てない。
さいっっっあく。
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ごめんなさい。
茜くんがただのイケメンになってしまった
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